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映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『プロヴァンスの贈りもの』

2008年05月21日 | Weblog
ふつう

リドリー・スコット 監督
ラッセル・クロウ、アルバート・フィニー、フレディ・ハイモア、マリオン・コティヤール、アビー・コーニッシュ、ディディエ・ブルドン、トム・ホランダー、イザベル・カンディエ、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ケネス・クラナム、アーチー・パンジャビ、レイフ・スポール、リチャード・コイル 出演

ロンドンで剛腕トレーダーとして名を馳せ、リッチなシングル・ライフを送るマックスのもとに南仏プロヴァンスに住むヘンリーおじさんの訃報が届く。子どもの頃、夏休みを共に過ごしたヘンリーが教えてくれた生きる知恵があればこそ、今の成功があるのだったが、ここ10年はすっかり疎遠になっていた。それでも一番近い親戚であるマックスがシャトーとブドウ園を相続することになり、20数年ぶりに懐かしい土地を訪れるのだった…。

デート映画もしくは、雰囲気を楽しむムード映画としては合格だが、わたしはこんなものをリドリー・スコットに求めていない。

『ブレードランナー』、『エイリアン』、『ザ・ハンガー』シリーズから進化したリドリー・スコットを求めているのだ。それはSFでなくてもかまわないし、リドリー・スコット本人でなくてもかまわない。しかし、だからといってこんな作品を彼が撮ったのかと思うと、失意の念は隠せない。

色男役のラッセル・クロウが恋に落ちる理由が弱い。気の強い女性に惹かれたというのならば、株トレードの助手役の女性のキャラクターはアレンジすべきだ。
アビー・コーニッシュの突然の背中の日焼けはなんだ。唐突過ぎる。

ラッセル・クロウはともかく、ほかのキャストのスケジューリングがキツキツだったような印象を受けた。


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