映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『勝手にしやがれ』

2007年08月25日 | Weblog
よい

ジャン=リュック・ゴダール 監督
ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル、ジャン=リュック・ゴダール

自動車泥棒のチンピラと恋人の話。仕事の途中で警官を殺した主人公は警察から追われる立場になるが、恋人のいるパリから逃げ出せずにいた。

美しい。登場人物、街並み、光、信じられない美しさだ。

ストーリーはありきたりなのかもしれないが、50年前の発表当時にどう思われたのかはわからない。

ずいぶんひどいことをやってきているようだが、恋人の前ではおとなしくなってしまう主人公の男性像は今でも通用するものだ。

後半、主人公の仲間たちが出てくるところから一気にテンポアップしてエンディングにいたるまでのリズムが、前半と対照的である。

マルシャル・ソラルの音楽もすばらしい。



ストーリーや出演者を確認するために、よくgoo映画、yahoo映画、オールシネマオンラインを利用するが、goo映画ではヒットせず、yahooとオールシネマオンラインでは、解説がほぼ同じもので、ふたつとも「自転車泥棒」になっていた。


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