映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『サボタージュ』

2015年08月02日 | Weblog
よい

アルフレッド・ヒッチコック 監督
シルヴィア・シドニー、オスカー・ホモルカ、ジョン・ローダー、デズモンド・テスター、ジョイス・バーバー 出演

善良な映画館主を装って破壊活動をする男と、彼の家庭に八百屋の御用聞きを装って近付く若い刑事の対立。危機を察して男は、義弟に時限爆弾の入った包みを、もちろん、それとは知らせず託して運ばせようとする。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9031





セーラー服は海外でも女子が着ている時代もあったのだな、とわかる作品。

前半の完全なサスペンス作品から、後半の恋愛物への切り替えがうまくできていない。アレ? そんな終わり方でいいのか? とおさまりがよくない。

かわいそうなのが弟で、前半人懐っこくてかわいい性格なのが、お使いを頼まれて出かけるところから急にモタモタしだしてどんどん馬鹿になり、ハミガキのデモンストレーションに捕まるは、わかっていた行進行列で道を横断できないは、バスの中で犬と遊ぶはで、あぁそりゃしかたないかもしれないな……、と思ってしまう(笑)。

さらにその騒ぎのあとが問題で、ここからどんどん恋愛物の要素が強くなる。職務より個人的な感情を優先させて大丈夫なのか? そこをテーマにするドラマも多いというのに、この刑事には迷いがない(笑)。


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