映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』

2016年03月24日 | Weblog
ふつう

押井守 監督・脚本
筧利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、田尻茂一、堀本能礼、しおつかこうへい、藤木義勝、千葉繁、森カンナ、吉田鋼太郎、高島礼子 出演

20世紀末に設立された特科車両二課パトロール中隊、通称“パトレイバー”。しかし、レイバーの衰退とともに活躍の場を失い、いまや解隊の危機。そんなある日、最新鋭の戦闘ヘリ“グレイゴースト”がテロリスト集団に強奪され、首都1,000万人を人質にした大規模テロが勃発する。“見えない戦闘ヘリ”の神出鬼没の攻撃に苦戦を強いられる警察と自衛隊。そこで、お荷物とまで呼ばれた“特車二課”が、警察最後の砦として、テロリストの野望阻止に立ち上がるのだった。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350970





まず、「機動警察パトレイバー」シリーズの完全新作だと思ったら間違う。不完全新作だと思え。『機動警察パトレイバー2 the Movie』の時間をずらしただけにしか見えない。

この監督がウソ歴史シリーズに凝っているというのは知っているが、クーデターや革命が好きなのかもしれない。

本作でやりたかったのはおそらく中盤の敵の倉庫襲撃で、それ以外は力がはいっていない。そのシーンにしても、悪いことをやっていると意識している敵側が襲撃を受けるまで武器を持っていない(武器庫に保管している)のはおかしい。



そのほかにも、水面を這うように進むミサイルを見せた直後に、もっと上から橋に降りていくような構図のミサイルを見せられてもイメージがうまくつながらない。

最新鋭戦闘ヘリと旧型警察用ロボとの戦いで、ロボットを勝たせたい、または引き分けにしたいのであれば、それなりの知恵や偶然やビジュアルや演技などが必要になってくるのだがなかった。




そんな魅力の少ない作品の中でひとり輝いていたのが、太田莉菜であった。

ちなみに『モスクワは涙を信じない』は映画のタイトルであり、「泣いたところで誰も助けてはくれないものだ」という意味を持つロシア語の格言だそうである。(ウィキペディアより)


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