映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『パコと魔法の絵本』

2009年08月31日 | Weblog
パコと魔法の絵本 - goo 映画

よい

中島哲也 監督
役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、山内圭哉、國村隼、上川隆也、木村カエラ 出演

一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。



ビジュアルにかなり力をいれたコメディ・ミュージカル。
この監督はひょっとしたらゲイなのかと思わせるくらい(ゲイの人は独特の色彩感覚があるらしいから)、特異で金ピカで極彩色な作品であった。
しかし、おはなしは単純明快で、よごれた大人たちが純粋なおこさまのために全力をつくすというとてもわかりやすいもので、トータルするとバランスがとれていた。

本人の顔がわかりにくいほどのメイクとコスチュームは許せる。

阿部サダヲが一番頑張っていた。


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