12月31日「Casval」牛肉の赤ワイン煮込み1ポンド(両国)
1年、最期の日にしてまたしても、というか、やっぱり「こんなハズじゃなかった…」展開になった。
まず、20時終わりが1時間延長の21時終わり。まあ、かろうじて想定内。けどね、両国に行って、お目当ての店が大晦日でやってない、というのは少し想定しつつもやっぱりがっかりだ。
どうするよ?
大晦日の肉納めにペッパーではさみしいだろ?
そんな諦めムードの中で、チェックしていた店があることを猛烈に思い出した。それが今回入った「Casval」。
メインは日本のワインの店。あとシーフード。けど、肉料理で「牛肉の赤ワイン煮込み」が1ポンド1380円であるのだ! 煮込み…だけど、Beefstewって書いてあるし、ギリギリでステーキ枠でOKじゃない? てか、1ポンド1380円だよ?おかしくない?
でも、文末に?が何個つこうが、こいつに賭けてみることにした。他の海産系のフードメニューは美味そうだし、アベノミクスのインフレな流れに逆らって、この店はデフレのノリなんだよ。……とね、オサレな若者やナイスミドルが盛り上がる店内で頼みましたよ。
20分は待ったね。で、来たのが写真のステーキ、というか牛肉煮込み。とりあえず、何牛か訊く。
オーストラリアのテンダー。
うーん、大晦日にオーストラリア牛かよ。しかも煮込みで。
なんとなく、ステーキっぽくも見えなくもないが、赤ワインでじっくり煮込みまくったのか、無茶苦茶柔らかい。けど、脂身以外は赤ワインで煮込もうが何しようが素っ気なさは変わらない。それよりも、煮込みすぎてふわふわし過ぎて、1ポンドを約3分で平らげてしまった。てか、1ポンドも食べたのに物足りない!
けどね、こうしてレビューを書きながら、ステーキ(?)の残り香はかなり良い。そんなに美味くはなかったが、とりあえず、肉を納めた気分にはなった。
★★★