「スキー板の規定違反=高梨沙羅への嫌がらせ」は真実なのか…「なぜ試合前にチェックできない?」広がる疑問への“明確な答え”(Number Web)
下記のような複雑な判断って大丈夫なんだろうか?
まず、今回、違反とされたスキー板の規定だが、選手が使用できるスキー板の長さには決まりがあり、それは選手のBMIによる。BMIは(スーツを含めた)体重÷身長÷身長によって算出される数値で、BMIが21.0以上なら身長の最大145%の長さのスキー板を使用でき、20.5なら143%、20.0なら141%……という具合に定められている。
北京五輪で高梨が失格となったのは1回目に対してであった。ジャンプでは飛んだあとに抜き打ちで検査が行われ、スーツのサイズであったり、さらに体重などもチェックされることがある。そしてスーツに関して、1回目のあとの検査で違反とされたことによる。違反にならないよう対応して飛んだことで2回目は失格とならなかった。
今回、高梨は1回目は失格とされず、2回目が失格とされた。2回目のあとの検査で違反とされたことを意味している。体重が減少したことで、規定にそぐわなくなったのだろう。
だから、「試合前にスキー板がその選手に適しているかどうかチェックできるはず」「ルールに適合した長さのスキー板を用意しているはずなのになぜ?」という疑問は当てはまらない。使用するスキー板の長さが試合前に適していても、また試合を通して同じ長さを使用していても、規定違反になるかどうかには体重の変動がかかわってくるからだ。
こんな事をやっている国際スキー連盟(FIS)が問題なようにしか見えない。
普通ボクシングでも柔道でも計量って試合前にするものです。
試合後にやる事自体試合の意味がないだけでなく、危険に晒しますよね。
根本的に問題を起こし易いような状況があるのかと思います。
ただ、オリンピック委員会でもそうですがその程度としか言えないで改善させられないのが歯痒いです。
Yahoo!コメント欄のAI要約は以下の通りです。
「スポーツ競技の公平性問題」に注目
主なコメントは?
・試合後の抜き打ち検査は公平性に欠け、全選手の検査が必要だと感じています
・競技の魅力を損なう細かすぎる規定に疑問を感じるという意見もあります