岸田政権を愚痴っていたら、次世代を育てる力の無さに壁にぶち当たった

岸田政権が悪いと言うのではなく、平穏時ならとても優秀なのでしょう。

けれどもが原油高、円安(米金利高)、ロシアのウクライナ侵攻での小麦等の値上げなどの緊急事態には物足りなさを感じてしまいます。

例えば、ネット界隈では原発再稼働の急場凌ぎが囁かれています。

また、円安による物価インフレでかつ給与が上がらないような状況にウンザリでしょうね。

年金生活の高齢者にとって姥捨山を彷彿とさせるようなインフレなのに年金が下がる時間的な遅れの解消も見込めない状況です。

ロシアや中国、北朝鮮に対する自衛費用の倍増もどちらかと言えばアメリカから武器を買う前提ですよね。

何故、昔は田中角栄さんや中曽根康弘さんのような政治家がいたのに今は回答が国際的に正解でも日本人の為にならないのでしょうか？

所詮愚痴ですが、日本の為に政治をする政治家を育てられるような環境にならないのが問題なのです。

大国や逆らう国に物を申さないのでは話になりません。

信念を持った政治家を作れないような教育やマスコミ批判で本当に必要な政治家よりも選挙に強い憲法的に理想論な政治家が

増えている感じがします。

米中露がそれぞれ我儘に経済なり、軍事なりで行っている中で日本だけが教科書通りに国が衰退しているのにも関わらず馬鹿をやっているのか疑問です。

特に円安が破滅的なのに日銀総裁が自国の通貨を守らないのは通貨危機クラスの自滅でしかありません。

そうならないと言う証明が出来ないなら詐欺罪でも問われるべきです。

こうなるのは原油高とかの悪条件なら想定しても良かったような話ですから。

結局、金融緩和で日銀が頑張っても企業経営者は給与を上げないような、または上げられないような状況なんですよね。

内部留保は経営を乗っ取られない為で、上げられない方は経営環境が厳しいからです。

かれこれ30年もの間、日本が弱り続けてきたのを思うと自己主張をするだけでなく、説得力を上げなければならなかったのかと思っています。

野党が与党に対してこれまでの国民の状況から改善するべき点を訴えてきたのですけど、それが通ったのも僅かです。

既得権益や制度的に旧態依然としたものが通ってきた事で遅れも生じていました。

本当に守らなければ衰退する点を守れずにこうなるような雰囲気を醸し出してきた政治、マスコミ等でそれでも改革の本筋は見えてきませんよね。

他国レベルにまでデジタル化などしても弊害は少ないと分かっていても進まないような国になっています。

勿論、老害と呼ばれるような過去の成功者と現在の苦労人と言う図式は存在します。

そして中には既に諦めている中年層もいるのかと思っています。

まして怖いのはシングルマザーのような存在でどうやっても生活苦と言うのを自で行くような人達です。

政権批判をして視聴率稼ぎをするのはテレビとして仕方ないのでしょうけど、そうやっている間に国際的な経済悪影響で衰退が加速しています。

それで特に相対的貧困層に取り返しのつかないような状況が生まれているのが政治としての一番の悲壮な問題でしょう。

他国レベルに最低賃金などを上げられるような施策を検討しなかったのが敗因で個人消費が膨らまず結果としてGDPなどに影響しています。

誤解のないように書きますが、自民党－経営者団体のラインだけが悪い訳でなく野党－労働者組合も最低賃金の件よりは自己の給与アップなのかと思っています。

一番良くないのは最低賃金などを上げて欲しいはずの人達の意見を吸い上げるような政治にはなり難い点です。

本質的には既成の社会構造に問題が有るけど既得権益に関わるから騒がない状態なのかと思っています。

結局、他国との比較や冷静に経済の構図を考えられるだけの評価システムやそう言う第三者組織を持たないのが日本の政治を遅らせてかつ経済的な影響まで出ているのに何も実質的に前へ進めない慣習になってしまっています。

せめてもが参議院で他国との比較なり、既得権益や利権から離れた状況での考察なりをしないとダメです。

単純なので言えば外国人実習生などの問題もそうですが、問題点を無くさない限り後々また問題が噴出するのは歴史が語るところですよね。