宗教団体票という麻薬～公明党との四半世紀の連立が自民党をここまで堕落させた（現代ビジネス）
選挙に金が掛かるとして、その選挙の支援に公明党との選挙協力や支援組織としての家庭連合などがあってもそれは一部でしかないのでしょう。
ただ、当落線上にあって、その組織票によるところが大きいと堕落と言うよりも説明責任が果たせない例がありました。
宗教団体による選挙応援は悪いとも言い切れません。
確実に政教分離なら、同じ平和思想である程度の福祉に関しての現実路線で一致点があるならそれを否定してもしょうがないのかと思います。
むしろ、投票率の低下にみる無関心の方が政治的や社会・経済的にもそれで良いのかと問わないと結果に文句を言うだけになります。
それだと政治家もそう言うのを見て真剣さが足りないのに自覚出来ないような雰囲気で慣例だとかと平気になってしまう恐れがあります。
公明党の下野で何かが変わるのか分かりませんが、おそらくその当落線上の議員にとっては死活問題です。
東京都で揉めても全国に波及しなかったのはその効果が大きいのを知っての事なのですから。
おそらくは今回の政治資金の件で更に透明化を進めていけば資金面も厳しいから、更に協力して貰える相手に飛びつくのかと思えてしまいます。
本当はダメなんでしょうけど、これまで見えなかったものを晒してその結果として不安定になるだけで必要な状況とは遠いのかと思います。
酷い言い方でしょうけど、若手の政治資金になるならそれは良しとして、買収や私腹になっていないのを確認するのが優先かと思います。
これにも文句が出ていますが、政党交付金とかで少しでも配って変なところの協力や変な金を掴まされる事を避けないといけないのに。
マスコミがあまりに騒ぐから鵜呑みする連中とキックバックは問題ないとまで言い出す世間知らずが溢れています。
騒ぐなら、その先に何があるのか、ないのかを考える事が必要です。
不記載や虚偽記載も問題ですが、裏金で何をしたのかを明確に法律違反で立証しないと大山鳴動して鼠一匹になります。
それは元秘書がこう言っているとかの報道レベルでなく、この5年間での問題にclose-upしないとこの手法もさほど評価されません。
マスコミが騒いでも中身を吟味しないでいてはマスコミ不信も広がります。
必要な情報を得て確実にその方向性を見極めないとこれまでのような報道したけどその後は蓄積しない、フォローしないではなかなかリピーター的な視聴者は増えません。
時間に余裕がある人ならまだ付き合ってくれますが、時間のない人に振り向いて貰えるだけの価値を見い出させるのは至難です。
公務員のように仕事が確実にあるのなら良いのでしょうけど、そう言うものでないマスコミにとってきちんとした報道の在り方こそが政治の正常化に寄与するのかと思います。
(追記)
宗教団体による支援はそれなりに必要な面もあるのですが、政党を選ぶ権利はその団体に有るのでしょう。
そして共有するテーマの解決に協力するのは見返りのないものであればいいのでしょう。
政教分離を見直すなら見直してもいい時期です。
対してマスコミが権力監視でする論法が良い方向に動かすなら良いのですが、放送しぱなしでフォローしないとネットの時代では信頼が劣ります。
悪く言えば、政府批判の洗脳はするけど、どうすれば良くなると言うストリーがないのは自分達の将来まで失うような破滅的な雰囲気しかないのでしょうね。
特に政治は真剣に考えないといけないのにそれに適したコメンテーターが選定すら出来ないのですから。
橋下徹氏ではありませんが、言う事は言っても彼の後継者の今の悲惨な状況は本当に特殊です。
それ以上例は挙げませんが真剣に人選や内容を考えないで生放送していると限界な感じがしてきます。
前にも書いたかもしれませんが、最後にコメントではなく、最初に説明や現状を述べさせて荷の軽い話をさせた方がイメージとしてはいいのでは？
特に専門家でもないなら、コメントを先にさせて間違っていてもそれを修正する時間は取れますから。
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