あまり言われない吸収量ですが、
一方、国内で森林の整備などが進んだことから、温室効果ガスの吸収量は前の年度から3.6%増え、4年ぶりに増加しました。
下記のような話が載っています。
政府は2030年度の排出量を「2013年度と比べて46%削減」する目標を掲げていますが、吸収量を差し引いた2021年度の排出量は11億2200万トンで、20.3%の削減にとどまっています。
とどまっていると言う表現で良いのか疑問です。
達成感がなく批判的だと減らないどころか、逆に増え兼ねません。
他国の状況を検索してみます。
中国は、経済成長に伴いCO2排出量が急激な伸びを見せています。 2000年代前半からCO2排出量が急増しており、2018年度は1990年比で356%増となる95.3億トンを排出しています。
国別エネルギー起源温暖効果ガス排出量の推移
アメリカは−1%です。
インド318%、ブラジル120%と増加です。
理想は全体的に減らす事ですが、真面目に減らしても増やしている方が多いし新興国の成長を止めたら経済に影響します。
それを踏まえてこう言う記事を読まないと偏見とかでなくても結果として不公平な扱いになります。
それで出来る限り、電気自動車への転換などをして排出量を減らすしかないのでしょう。
つまり、議論が必要なのは減らす目標よりも減らせる技術の普及などかと思います。