学生のデモは当初、あくまで公務員採用の優先枠という1つの問題に対するものでした。
本来であれば対話を通して解決できるようなものだったのですが、ハシナ政権がその抗議活動に対して、治安当局を持ち出して死傷者を伴う大規模なものになってしまいました。
それが全国民の反感を買い、多くの国民が路上で抗議活動をしてハシナ政権の退陣を求めるという大きな動きにつながっていったと感じています。
確かにこの件については
学生は7月1日、ダッカ大学で、政府の採用枠に関する抗議を開始した。これは、1971年の独立戦争に従事した兵士の家族に対して公務員の採用枠の30%を割り当てるというものだった。
と報道されていましたが、ここまで酷くなると予想していませんでした。
元のNHKの記事に戻って
日本企業への影響は?
きのう(8月6日)こちらの日本企業にアンケートをとったところ、約4割が在宅勤務、3割が自宅待機で、合計7割の企業が自宅待機もしくは在宅勤務をされているという状況でした。
残りの3割は工場を中心にすでに操業は再開されているという状況ですが、安全面、治安面での懸念は非常に大きいですし、一刻も早く警察の機能が回復されて、治安、安全の維持というところが担保されることを待ち望んでいるところです。
昔の癖かやはり駐在員の事が心配になります。
普通政権が変わると懸念されますが、問題は資金提供して貰えるかで今後も継続して仕事を得られるなら更に繁栄するのかと推測されます。
AIによると
国際通貨基金(IMF)の2024年2月15日時点の国内総生産(GDP)ランキングによると、バングラデシュは4551億6200万ドルで37位でした。また、2024年4月18日時点の一人当たり名目GDPランキングでは2,646ドルで142位でした。
と言う事なので一人あたりのGDPが高まるようなら新興国の仲間入りも夢でないかもしれないですね。