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あえて非正規、と言う記事で思うその限界の年齢の壁と課題

2024-06-23 12:44:00 | その他気になった事
「あえて非正規」増加 ウラに潜む“由々しき問題”とは?

「あえて非正規」増加 ウラに潜む“由々しき問題”とは? - 記事詳細|Infoseekニュース

アルバイトやパートなど、非正規社員に向けられるイメージは「雇用が不安定」「立場が弱い」「低賃金の代表」――など基本

Infoseekニュース

 


つまり「正規の職員・従業員の仕事がないから」というネガティブな理由で就業している不本意型非正規社員は減り、「自分の都合のよい時間に働きたいから」というポジティブな理由で非正規社員を選んでいる本意型が増えています。それが、あえて非正規が増えたと言われる理由です。

それで将来大丈夫なのか心配されます。


そのため、あえて非正規が増加した原因は、若年層を中心に正社員志向が薄れるなど働き手の価値観が変化したことにあると言われます。確かに時代とともに価値観が変化している可能性はあるものの、あえて非正規の増加原因は価値観の変化だ、と断定すると誤解を招きます。
下記を見るとおや?と気がつきます。
非正規社員として働く理由のトップは、2013年以降ずっと「自分の都合のよい時間に働きたいから」であり、2番目の理由も「家計の補助・学費等を得たいから」で変わりません。一方「正規の職員・従業員の仕事がないから」というネガティブな理由はずっと3番目以下です。非正規で働く人の価値観はもともと多様であり、あえて非正規は以前から多かったのです。

主婦や学生までカウントしているのですよね。
それなら、非正規に自主的な人がいても不思議ではありません。


以上から「正規の職員・従業員の仕事がないから」を理由に非正規社員として働く人の比率が減少したのは、働き手の価値観が変化したというよりも、正社員になってその希望が満たされた人が増えたことが大きく影響していると考えられます。

これを聞くとまだ安心するのですが。

日本の労働市場全体を見渡すと、あえて非正規が増加傾向にあり、自らが希望する働き方を選べるようにはなっていたとしても、恩恵を受けているのは34歳以下の若年者に偏りがちです。特に45歳以上の層で見劣りします。あえて非正規が増えている陰には、表立っては見えにくい“年齢の壁”が潜んでいるようです。
年齢の壁と言うより例えば老後の心配などかと推測されます。
そもそも45歳で再就職がきついのに更に職歴が非正規だったとなると非正規の仕事ならとならないかと。


定年という言葉を用いたことは間違いだと思いますが、45歳を一つの節目としてメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ切り替えられるようにするなど、一定の年齢を機に新たなキャリアの選択肢を設ける意図と解釈するならば、いまこそ検討すべき施策だと言えるのではないでしょうか。
問題はジョブ型雇用で評価して貰えるのかです。

AIで検索すると
ジョブ型雇用とは、職務内容を明確に定義した上で、その職務に必要なスキルや経験を持つ人材を採用する雇用制度です。職務内容や責任の範囲、勤務時間や勤務場所などを職務記述書(ジョブディスクリプション)に記載し、合意を得たうえで雇用契約を結びます。採用してから職務を割り当てるのではなく、職務ありきで人を採用するのが特徴です。

これが曲者(くせもの)で職務内容が平易ではなく、会社の解釈なんです。
雇ったけど向いていなかったなんて平然と言われても過去の人と比べてとか因縁めいた話で終わります。
何故なのか、職務だけ切り離して渡せる時点で普通なら子会社とか臨時雇用で済ます話です。
それに少なくてもそれなりの期間雇用を継続する非正規社員にさせる時点でその会社の意図は複雑です。

本当にそう言うのがたまたま発生した事例だと嵌まる人を選びますが、それは非正規と言うよりも正規雇用の代替です。
スキルが必要で相当に特殊で資格が必要ならまだ継続され易いのです。
ところが、切り離すと言う事はマニュアルが有るとか、少なくてもそれなりの規格やテストが存在する話です。

先の正社員への登用ではありませんが、人件費、特に福利厚生とか、終身雇用並みに金に余裕があるなら別に非正規に拘らないのです。

おそらく、長期雇用が不可でかつ下手すれば今いる社員さえもリストラするような状況でも若い人を取りたいだけです。
才能も必要ですが、それ以上に若くないと務まらないような仕事を非正規で雇うようなリスクが高まります。
システムエンジニアとかその営業等で下手すれば仕様すらも曖昧で稼働して不都合なら文句を言うだけの相手な仕事ならそうなります。

職務内容やその人の状況によって非正規に拘るのは難しいはずなのです。
下手すれば名前だけ非正規で契約も非正規、なのに仕事は正規と変わらないし下手すれば正規より責任は辛いと言うか、切られます。
正規には労働組合とか守る組織や契約がありますから。

その上で、本当に時間を選んで仕事をしたいし、それで評価されるような仕事を出せるなら素晴らしいことです。

たいていは前の職場で経験があるとか、人柄で好まれるような職場の雰囲気が良くなる人とか、難しいのです。
主婦や非正規を長くやっていて経験者でつまり定型外でも躱す力があるのです。
そう言うのを条件に書かないでしょうに。

労働市場の流動性とか言う話をして来れた買い手市場から、売り手市場で下手すれば資格が必要なら頭脳労働よりも現場仕事の方が人が足りないまたは応募が少ないのでしょう。

隠れた課題として、非正規から仕事を外注する請負へと変わってしまうリスクは高いのかと懸念していました。
今でもそう言うような契約形態はあるのでしょう。
問題は本人がしっかりしているかなのですが、私が言えた事ではありませんのでこの辺にしたいと思います。

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