あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

勉強の意義

2009年05月07日 23時00分14秒 | 日常ネタ
 昨日、旅行帰りの車中で、嫁の学生時代の話をしていた。
 彼女の中学時代の話だったんだが、彼女はとにかく社会科だけは最低点だったそうだ。
 ちなみに彼女は事、勉学においては秀才で、社会科を除けばほぼ満点で、大学もレベルが高いところで現役合格している。

 なんせ、社会科の教師が最悪だったんだそうだ。
 その、最悪の社会科、中学3年の時点で、なんと1年の「地理」の教科書が終わってなかったとの事。
 水俣病に関して1ヶ月ぐらい使い…、丹後半島で重油流出があれば生徒をほっぽりだして自習にし、ボランティアに参加する、日教組出身の先生だったそうで。

 2年の段階で、彼女は社会科を完全に捨てたそうだ。時間の無駄だと。(現時点の彼女は、レキジョ歴ン十年のベテランで、城マニアで上杉謙信好き。「信長の野望」では必ず謙信とか、1人旅で城めぐりとかちょっとおかしい…)

 俺も、昔社会科って、なんで必要なんだろうと思っていた。社会に出てからほとんど使わないし。一般教養としてあった方がいいのかなぁとか、そんなレベルだった。

 今ならその重要性がよくわかる。その順番、1年で地理、2年で歴史、3年で公民というのにも凄い意味がある。

 地理で、日本の国境線を理解し、現在の日本の状況を知り、その下敷きがあって、歴史を学び、国の成り立った経緯を知る。
 例えば、竹島や、北方領土、対馬が国境の島である事を地理で知り、何故そこが国境なのか。自衛隊がいない間隙を縫って、武力で竹島が略奪された経緯や、当時のソ連に、日本が武装解除された後に強奪された経緯を歴史で知る。

 その地理、歴史の下敷きがあってこその公民…つまり政治なのだ。最近、中3の時の公民のノートをたまに読み返すんだが、かなり面白い。俺はなんでこれに興味がなかったのだろうかと思うほどに面白い。

 それは今、自分が地理、歴史という下敷きを持っているからなのだ。
 本来、学生時分にその下敷きを獲ていれば俺はもっと公民が好きだったに違いない。

 今にして思えば、俺は学生時代、勉強に意味を見出せてなかった。
 そーゆー、将来に繋がる勉強の意味を知ってればなぁと。ちょっと思ったのであった。

 まあ、それと関連して思った事なんだが。
 普通科の高校の日本史や世界史に、あまり意味は見出せないなぁ。という話もしていた。

 あれはもう、なんというか細かすぎて趣味の領域だと思う。
 だが、普通科ということは、進路は決められていない。将来歴史学者になるかもしれないのだから、そーゆーのもありなのかなと思うに至っている。

 だから、高校という場所は、ある意味無駄な勉強に明け暮れる場所なんだな…。あるいは大学受験の為だけの場所というか。(注:勉強の意義という面だけで話をしている。部活とか恋愛とか、そーゆーのは別腹で)

「危機をチャンスに変えろ」(後編)がアップされた

2009年05月07日 06時31分40秒 | 政治(麻生政権)
「危機をチャンスに変えろ」(前編)~予算編成の舞台裏


「危機をチャンスに変えろ」(後編)~予算編成の舞台裏


 例の動画だが、後編がアップされている。
 前半は、国際舞台での日本の活躍…。
 そして後半は、国内での批准や政争がベースとなっている。

 まあ、知っている人は知っている、民主党の審議引き延ばしがいかに卑劣かという内容、そして、報道されにくい政府の中長期的ビジョンの動画だ。

 要するに後編は、必死で日本を立て直そうとしている政府と、それをただひたすら邪魔をする野党…というか民主党…いや小澤という対立構図でわかりやすく進行する。

 ニコニコ動画なので、コメントがうざい。一度はコメントを消して通しで見る事をお勧めする。
 そして、再度コメントを表示して通しで見てみよう。

 ものすげー判りやすい、明らかにこの動画に対して悪意を持つコメントが表示される。特定IDのコメントを非表示にすると、すっきり支援コメントばかりになるが。

 そんな悪意コメントに、

「この動画の全てが真実だと思うか?」

 という一文があるのだが、悲しいかなこの前後編で構成される動画は、両方とも政府公開の議事録や録音といった一次ソースで構成されており、全て真実なのである。まあ、そうは言ったものの、この動画を検証したわけではないので俺にも真実と言い切る事は、実はできないんだが。

 このコメント主の言う事が仮に的を射ているのであれば、なんらかの具体的な指摘をしなければ、説得力はないわな。

 それにしても、編集がものすげープロっぽい。凄いデキだ。心を揺さぶるものがある。マスコミ関係者の可能性はかなりあるのではなかろうか。
 そして、こんな凄いデキの動画がアップされる事が、マスコミ内にも心ある人がいる事を示しているのではないかと思う。


 しかし後編は地味だなぁ。後編については、ツッコミ所がないとは言えない。当然、功罪が後々現れると思う。というか現段階でも既に現れている。実は結構ヒドイ話(えこひいき)が存在する。
 でも、俺的には「じゃあどないせーっちゅーねん」とか思うんだよな…。

 ま、後編は兎も角。前編は超オススメ。
 そして、前編にしても後編にしても、ゴールデンで特集が組める程に強烈な内容なのに、テレビでちょろちょろとしか、あるいはまったく触れられないのがむかつく。
 特に後編なんて、大々的に、パネル使って判りやすく、国民に説明する事ができる。んで、こういう弊害が出る可能性があるとか、コメンテーターに喋らせる事ができるだろう。週刊こどもニュースとかみたいな形式でやればいいだろNHK!お前らにはこーゆーのこそ、国民に説明する義務があるんだ。

 いやわかってるんだ。
 たとえ、問題があろうがなかろうが、

「政権は何もやってない」

 という方向で世論形成したいんだろ?麻生政権に限らず。日本政府は無能だという宣伝機関みたいなもんだからな。マスコミは。
 やっぱり、「中立」というスタンスでの報道は味気ないし、無理じゃないのかなぁ。こーゆー動画が「ニッチ」に分類される日本が異常なのだろうか。