あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

集団的自衛権、ウチの本音は…

2014年05月12日 23時27分12秒 | 政治(安倍政権)
【NHK】集団的自衛権 今週ヤマ場に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140512/k10014370601000.html

 昨今の集団的自衛権の議論を読んでて思う。
 アメリカって、何故日本の集団的自衛権行使容認については歓迎の意向を示すのに、憲法改正の話になると途端に及び腰になるのであろう?と。

 これは完全に私見なのだが。
 俺はアメリカが真実そう望んでいるからだと考えている。

 すなわち、アメリカは日本が集団的自衛権を行使するまでは望むところだが、憲法改正まではしてほしくないのではなかろうか。

 これは、矛盾しているように思うかもしれないが、矛盾していないと思う。

 もし、日本が憲法改正で憲法9条がなくなってしまったら、どうなると思う?
 そりゃー遠大な計画になると思うが、日本は戦争が可能な普通の外交力の国となり、やがては自主国防が可能になるのではなかろうか。
 こうなってくると、アメリカは日本に対する外交的優位の大半を失ってしまう。
 日本は、アメリカの軍事力に依存する事によって、国民レベルでアメリカに対し、引け目を感じている。アメリカは、日本の「敗戦国」という名の枷を外したくない。優位を失いたくないのである。

 でも、アメリカは日本を防衛する為の軍事費は削減したいわけだ。

 となると、アメリカの国益を考えた時、日本をアメリカに依存させたまま、日本がさらなる軍事的責任を負って欲しいという事になる。便利なお財布を使い続けたい。



 俺は、別に集団的自衛権の容認については反対の立場ではない。むしろ、「千里の道も一歩から」だと思っている。この議論は進めていくべきだとは思う。
 しかし、集団的自衛権の行使が容認された後、いざ本丸、憲法改正の話になった時、アメリカが手のひらを返してくる可能性は、考えておくべきではないかと思う。

 そういう思考ができるようになると、なんだかいろいろと腑に落ちる点がいっぱいあるのである。
 日本はなぜ、これだけ国際貢献しているにもかかわらず、国連で敵国条項で未だ敗戦国扱いの屈辱を受けているのだろうとか、なぜ、あれだけバレバレの嘘である南京事変と従軍売春婦のプロパガンダをアメリカが放置しているのかとか。

 つまり、日本を弱体化させたまま放置することも、アメリカの国益だからである。日本は永遠に敗戦国であるべきだと思っているのだ。
 政治ネタは、右も左も最終的に行き着く先は反米だっていうけどな。なるほどって感じるわ。

 アメリカは中韓の味方ではないかもしれないが、日本の味方でもない。
 アメリカはアメリカだけの味方なのである。

 こうやって書くと、俺は反米なのかと思われてしまうのかもしれないけれど…。
 それでも、俺は、外交となれば日本はまだ、アメリカを中心として考えるしかないと思っている。理由は、中韓に比べれば100倍マシだからってのと、敗戦国のレッテルを貼られた状態ではそれ以外に有用な選択肢がないからである。

 でも、こうやって集団的自衛権容認の方針を進める安部総理を見て…で、TPP参加決定とかを決めた彼を見ているとな。
 現状、安倍自民党以外の選択肢がほとんどないという状況もあってか、結構な嫌悪感がある。

 俺はやっぱ、「消極的自民党支持者」なんだなぁ…。「親米ポチ上等」だとは思うが、やはり卑屈な感じがしてしまうのだった。

 あーあ。集団的自衛権の議論って、まんまアメリカの要望だよなぁ。

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