あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

風評被害発生

2014年05月13日 23時51分36秒 | 政治(国内・その他)
【実害】 「美味しんぼ」の表現で団体客のキャンセルも
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1796664.html



 素晴らしい。
 いや、実害が発生した事が素晴らしいのではない。
 実害が発生した瞬間、「テレビ」がそれを報道した事が素晴らしいのである。どこの局だろう。ちょっと見なおしたわ。

 この事件が、捏造だったケースを考えてみた。
 例えば、右派の、雁屋哲を追いつめる為の戦略的な扇動だったとかである。

 左派の、実際に恐怖を煽ってみせての本当の扇動は、別に捏造ではなく普通に風評被害なので、捏造ケースとは右派の戦略的扇動という事になるのだけど。この場合反原発厨を増やす自爆になりかねず、ほぼありえないよね。

 とすると、これは恐らくはホンモノの風評被害であろう。

 まさに、まさにこれはペンの暴力

 この件、もし上手く火消しをする方法があるとするならば。左派側の言明となるけれども、「美味しんぼは漫画だ。フィクションが自由に描けないように規制が入りそうで心配だ」であろう。
 実際この手の記事は出てきている。

【リアルライブ】伊集院光 「美味しんぼ」騒動から発展する「コミック規制」に危惧
http://npn.co.jp/article/detail/32937605/

伊集院は「これを変な風に盛り上げていって、コミック規制みたいのに入るのが嫌なんですよ」と明かし、「雪崩れ込む可能性がすごくあるんですよ。誇大妄想かもしれないけど、僕が危惧するのは政治の人たちが色んな発言をしていく中で、変な盛り上がり方をすると、漫画で言っていいことの話になりかねない」と、「美味しんぼ」騒動が発展し“コミック規制”がかかることを不安視した。

 伊集院氏が奇しくも自ら言明しているが、これは誇大妄想だろう。
 美味しんぼの騒動で騒いでいる人々は、別に現実に近い作品のフィクションを禁止して欲しいわけではないのだ。
 南京大虐殺並の大嘘を、さも真実のように、リアルさに定評がある作家が描くことに憤りを感じているのだ。

 だいたい副題が「福島の真実編」やん。
 それに、最初のスピリッツ編集の見解っつーか言い訳ってさ、「取材に基づいた真実である」って内容だったわけじゃない。

【拙】放射線と鼻血
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/695232bfcb5c7ae1ece340a8416e543f

スピリッツ22・23合併号掲載の「美味しんぼ」作中における、鼻血や疲労感の表現は、綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載させていただきました。(後略)

 ところが、福島県からはそんな事実はないっつー抗議が来るわ、大阪に持ち込まれた放射性瓦礫の焼却場周辺のお母様方の調査では、体調くずしたり鼻血出したりしてる人がいるって書いておきながら、焼却場周辺に民家はないわだろ?

 しかも、物語中で、鼻血は放射能のせいだっ断言しとる井戸川元町長って、昨年夏の街頭演説で、「東日本大震災が発生する事を、当時の3月3日の時点で、日本政府は知っていた」って発言した人だよね。


※3:45あたりから

 なんと。こいつHARRP論者なのである。アメリカの気象兵器。地震起こしたのはアメリカだって言ってるんだな。

気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル



 仮に、100歩譲ってアメリカの気象兵器なんてものがあったとしても。
 それを街頭演説で、なんの根拠もない状態で披露するのは胡散臭いにも程がある。
 そーゆー陰謀論者をぐぐっとクローズアップして書いているのが、今の美味しんぼなのだ。

 でな。そういう連中を取材して、アメリカの陰謀論を垂れ流すような人物として作中に登場させ、その流れで鼻血の話を井戸川元町長が出してくるような流れなのであれば、誰も文句を言わないのよ。

 俺は、せっかく雁屋哲が「自分の責任である」とキッチリ明言しているのだから、実際に訴訟とか起こされて破綻すりゃーいいと思うんだよね。
 小学館と一緒に、もう少し痛い目にあうべきなんだよ。この迷惑な連中は。

 しかし、雁屋哲は御年72歳か。既に老い先短いなぁ。仮に今彼が全仕事を干されたとしても。年金満額貰って幸福な老後を送れる世代なんだよな。なんか天罰でもあたってくれんもんだろうか。

 小学館への抗議って、今どうなってるんだろうな…?

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