あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

メディアがドイツを叩きはじめた

2015年10月13日 22時14分39秒 | 国際
 先日、俺が昔から

「他人には超厳しい、自分には超甘い。それがドイツ人だ」

 って思っているってエントリを投下した。

【拙】神聖ドイツの崩壊
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ed41e805a7b9c69a34832913138005db

 そうは思っていたものの、俺がエントリしたような、そんな記事が、普通のメディアに出てくる事はないと思ってたんだよね…。
 ドイツ人ってのは、確かにいろいろと酷いんだけど。優秀な民族である事もまた事実で、特に日本では、左翼を中心に「ドイツ崇拝」みたいなのが、あって、ドイツ人の本性が、今の韓国人のように白日の下に晒される事はないだろうと思っていた。

 せいぜい、今回のVWのケースとか、太陽光発電事業の失敗とか、移民大量受け入れの失敗とか、連中の気質からくる失敗とかの記事を見て、自分だけ、あるいはドイツ人をよく知る人のブログとかで、「いい気味だ」って書かれる程度かなと思っていたのだけど。

【現代ビジネス】【経済の死角】日本人が知らない「EUの盟主」ドイツの正体
~VW事件を生み出した「傲慢」「自賛」体質とは 独在住作家が分析
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45705

不正が発覚した後の9月22日のこと。ドイツの公共放送ZDFのニュース番組に経済専門家が登場し、いかにも憎々しいといった風に次のように語っていました。

「今回の事件で我々の車の品質に傷がつけば、他国のメーカーの力が増す。そうなれば、『ワンダフル!』と言いながら、他国のメーカーがその隙間に入り込む。たとえば、トヨタだ!」

ドイツの公共放送がトヨタを名指しで、ドイツの災いを喜ぶ「敵」として扱っているわけです。

 なんか、ほぼウチの考えそのまんまな記事が、週刊誌に出てて笑った。

 現在、日本は嫌韓真っ盛りなわけだけど、同レベルでのドイツ叩きを拝める日が、いきなりきた事に、正直衝撃を禁じ得ない。

 誤解をしてはいけない事なんだけどな。
 それでも、ドイツは随分とマシな国なんである。

 ウチの嫁さんが職場で、普通のどこの職場にも存在している「使えない人」を見た時、「こんな最低の人間がいるのか」とか言うレベルで烈火の如く怒るんだけど。そーゆー人は「自分で普通」だと思っているんだよね。

 こう言ってはなんだが。ウチの嫁さんは社会人としては相当優秀な部類である。あれが「普通の基準」なら、本当に普通の人はたまったもんではない。

 これと同じなのだ。日本人は自分達が普通だと思っている。
 俺は、日本人ってのはもっと自信を持つべきだと思うのだ。それは、謙遜するなって事ではない。自分達がそこそこ高いステージに立っている事を自覚するべきだと思うのである。

 なればこそ、レベルの低い人に対する余裕が生まれるのだ。「なんて無能な」という類の苛立ちを持たずにすむ。
 で、その観点でもって、「外国のこーゆーところを見習おう」って論調を、疑ってほしいのだ。日本人素直すぎるんだよ。

 例えば、ドイツって、日本より労働生産性が高いってネタは、日本ではよく見かけるじゃない。でも、その理由について、具体的で納得できるものって、見たことがあるか?単に、日本の労働生産性が低いって叩きたいだけのような気がしない?

 統計ってのは、指標として重要だけど、時に歪められている事もある。
 俺は、今ちょうど日本の売国左翼勢力が試練の時代に突入してて、弱体化している今のタイミングでもって、ドイツ幻想から目覚めて欲しいと思っているんだよね。ついでにフィンランドとかノルウェー幻想とかからも。


 で、ドイツ崩壊記事はいっぱい出るかなーと思ってたわけだけど。
 まさかこんな、ブログの嫌独エントリみたいな記事を拝む事ができるとはなぁ。どうやら俺が思っているよりも、随分と状況の変化が激しいような気がする。

 それだけ、今ドイツはヤバいって事なんだろう。

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