あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

トランプVSヒラリー 雑感

2016年10月02日 22時45分14秒 | 国際
 土曜日、嫁さんがとある薬剤師の勉強会に出席するとの事で、俺は妻を送迎する為に道路上で渋滞に捕まっていた。で、車載ナビでトランプVSヒラリーのテレビ討論の解説を、TBSがやってたので見てたのだけど…。これが酷かった。本当に酷かった。

 ちなみに。俺は討論の内容的には圧勝ではないもののヒラリーに軍配を上げたいと思った。が、はっきり言って今回の大統領選は、舛添が勝利した東京都知事選レベルの酷い選択肢であり、俺の中では僅差でヒラリーの方がマシではないかと考えてはいるものの、アメリカ人の感情面において、時勢にも乗れているトランプ氏が大統領になるのではないかと考えている。
 後、日本の自民党はもちろん共和党寄りなのに、今回はヒラリーを応援すると思う。なぜならトランプが大統領になった場合、元々強固であった日米同盟なのに、わざわざ再構築の話から入って説得する手間がかかるので、ヒラリーより遥かに面倒くさい相手だからである。

 ヒラリーは面倒くさい相手ではない。単に酷い相手なのだ。酷いが、今のアメリカは味方を選り好みしているような状況ではない為、ビル・クリントン時代のようなエグい反日政策はとってこれない。よって明らかに与し易いのはヒラリーである。

 で、TBSはというと、ひたすらヒラリー推しであった。

 TBSは、まず最初にFOXのクルーを映した後、CNNの世論調査の結果から、ヒラリーが圧倒的に優勢だったと報道し、NYTの記事を引用して、トランプの暴言を中心に話題を展開し、外交的に不満を持っている人をインタビューしていた。ギズル・カーン氏とかな。

 
 ▲イスラム教徒でアメリカ軍兵士であった息子を、イラク戦争で亡くしたギズル・カーン氏

 既にご存知の方も多いと思うが、アメリカのTVは局毎に支持する候補がはっきりしている。CNNもNYTも、ヒラリー・クリントンを応援しているメディアであり、双方共に世論調査をすれば、必ずヒラリーが勝つ。

 そして、CNNやNYTと対立する例えばFOXでは、かならずトランプが勝つのである。

 こんな記事もあるくらいだ。

「多くの世論調査の結果がトランプが地滑り的な圧勝とのことです。」
https://richardkoshimizu.wordpress.com/2016/09/28/「多くの世論調査の結果がトランプが地滑り的な圧勝とのことです。」/

米国1%御用達メディアCNNが「ヒラリーが62%の支持をえて優勢」と恐る恐る粉飾支持率を発表すると…..他のメディアとのあまりの違いに有権者の「疑いの目」が集中する。メディアによって、ここまで結果が違うと、強い不信感を醸成する。

「不正支持率」「不正選挙」。

TIME ヒラリー:トランプ =42:58 FOX ヒラリー:トランプ =33:61 The Wasgington Times ヒラリー:トランプ =22:71 FORTUNE ヒラリー:トランプ =49:51 CNBC ヒラリー:トランプ =49:51 BREITBART ヒラリー:トランプ =24:75

こちらが正解ですね。シオニストの誤誘導、もはや、機能していません。

 正直な話、どっちが勝っているのかはよくわからん。が、上記の情報を加味した上で、CNNとNYTだけを紹介し、トランプの醜悪さをひたすら紹介するTBSをどう思うだろうか。最初にFOXのクルーを撮影する事で、CNNとFOXでバランス取れてるような印象を与えようとしてるんだぜ?奴らは。

 日本のテレビ局は、「公明正大」を旗印としている。どんな時にも対立主張を紹介する。実際産経新聞は、圧倒的な悪者である蓮舫の特集記事をironnaで紹介する際、対立意見で清義明なんていうしばき隊界隈の記事を同列に紹介し、バランスを取ろうとしていた。無理矢理な中立性の保持が実に不健全ではあったと思うが…。

 左側な連中は、「公明正大」を明言しつつ、決して自分達と敵対関係にあるアメリカの共和党の有利な点を紹介しないのである。これこそが、俺が先日指摘していた「中立性の毒」。右側には「正論」として左右の意見両方を紹介するように強要しながら、自分達左側は、決して右側の意見を紹介しない。

 いわゆるダブルスタンダードである。

 俺は、左側としてのTBSは健全だと思う。
 だから、右側も左と同じように左の意見を紹介する必要はこれっぽっちもないと思っているのである。

 ただ、右側の主張をする奴に対し中立性を要求しやがるくせに、しれっと自分達の意見しか紹介しないTBSのようなメディアに、腹立たしさを感じるのである。

 まあなんだ。それでもヒラリーを応援したい気持ちが、俺と一致しているというところがなぁ…。なんて嫌な感じだろう。

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