あるウソつきのブログ

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変な誤解が横行している蓮舫二重国籍問題

2016年10月16日 22時29分11秒 | 政治(安倍政権)
 先日紹介した時事の蓮舫の記事もそうだったけど、この産経の記事も、なんだか微妙な誤解を産むような表現をしているように思う。

【産経】民進・蓮舫代表 台湾籍離脱手続き「不受理」 日本国籍「選択宣言した」
http://www.sankei.com/politics/news/161015/plt1610150010-n1.html

 ちなみに、どんな誤解かと言えば。時事は蓮舫を守るが如き方向性なんだけど。
 産経は、蓮舫を破滅させようとするかの如き方向性なのである。

 おかげでなんだかネットでは、蓮舫が今まで台湾人であり、はじめて今日本人になったみたいな印象で騒然となっている。

 いや違うやろ?と思うのである。無責任なネットで流布してるのは、「蓮舫は10月7日まで台湾人だった」である。
 まあ、こちらも厳密には嘘ではないんだが…。とりあえず、蓮舫が「二重国籍だった」から、「二重国籍ですらなく、台湾人だった」にシフトしてそうな感じなのである。

 正確には、蓮舫は国籍の選択権の無い未成年の頃に日本国籍を取得して二重国籍となり、成人しても二重国籍を解消しようとせず現在に至っていたという事である。

 そして、上記記事によれば、蓮舫は10月7日に日本国籍の選択を宣言したとの事である。

 前回のウチのエントリで書いた通りの展開。106条による申請というのはやはり嘘であって、104条による日本国籍の単独所持を宣言させられたようだ。行政指導によって無理矢理な。

 よほど、台湾国籍を捨てたくなかったのであろう。自らの意思で日本国籍を選択していないのであれば、台湾国籍を取り戻すのは容易だが、自らの意思で日本国籍を選択したとなると、それは難しくなる。蓮舫は、ほとぼりが冷めてから台湾国籍を取り戻す気だったに違いない。行政指導によってそれが阻まれた形。

 さて。これで一応、彼女が戸籍謄本を公開できなかった理由が明らかになった。先日の小野田議員の戸籍謄本に記載されていた「国籍選択の宣言日」が、今回の蓮舫の言が正しければ、「平成27年10月7日」になっていたからである。

 
 ▲小野田議員の戸籍謄本。蓮舫の日本国籍選択宣言は、小野田議員よりもさらに1週間も遅かったことになる

 これで蓮舫には現在、戸籍謄本を隠す理由がなくなったはずである。

 既に小野田議員やオバマ大統領が公開したように、公人にプライバシーはない。戸籍謄本ぐらい公開するのは常識の範囲内であるし、国籍選択の宣言日も別に10月7日でおかしくはない。

 彼女の弁が正しいのであれば、これで蓮舫はついに戸籍謄本を公開する。
 これで彼女の問題はジ・エンドだ。後は、国会閉会後、彼女が刑事罰を受けるハメになるのか、辞職に追い込まれるのか。結果を待つのみとなるのであろう。

 もし、この期に及んで蓮舫が戸籍謄本を公開しないとなると…。
 蓮舫は、いったい何を隠しているのだろうか。行政指導に従わなければ、日本国籍は剥奪になる。ちなみに剥奪になった日本人は運用開始から今日まで皆無なので、蓮舫が剥奪となれば、史上初のケースである。隠す理由なんてないし、多分戸籍謄本の内容はその通りのはずなんだけど。

 俺的に、彼女は現在、全ての嘘を暴かれて、既に丸裸だと思っているんだけどな。

 …しかし、これがもし蓮舫のすべてであったとしたならば。なんてアホなんだろう。信じられない。こうなる事が予想できなかったのだろうか。

 マスコミは、既にほとんど味方ではない。保身の為に、少なくともアリバイ的には彼女を叩くしかないのだ。

【朝日】蓮舫氏、日本国籍の選択を宣言 「行政指導されたので」
http://www.asahi.com/articles/ASJBH6R8CJBHUTFK00H.html

 それでもなお、朝日はこの蓮舫の大罪を、小さな小さな最小のベタ記事で紹介する。
 こんな女、そこまでして守る価値なんてないと思うけどなぁ。

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