今朝、産経新聞の朝刊で、フィリピンの現大統領、ドゥテルテの来日を知る…。
▲握手を交わすドゥテルテ大統領と安倍総理
俺も、ドゥテルテの事をよく知ってるとは言えないが。市長時代、犯罪者を殺害する為の自警団を容認して、劇的な治安改善と、それに伴う記録的な好景気を実現した政治家として、フィリピンの国民から絶大な人気を誇っている事は常識として知っている。
ちなみに。ドゥテルテ大統領の支持率は9割を超えている。独裁国家ではない国での支持率としてはちょっとありえない数字であろう。
このような政治家の出現なんだけど。俺は最近ブームな気がする。
要するに、「誰もできなかった事を実現できた、あるいは実現できる可能性がある人に、口コミベースでに絶大な人気が集中する」という現象である。
特徴としては、マスコミがいくら叩こうと、ますます人気が高くなるところである。
米国も、いくらトランプが最低の男だと、世界中で繰り返し繰り返し報道されたとしても、票読みでずっと互角なのである。不自然なほどに、ヒラリー・クリントンの方が僅かにリードのまま、推移している。
俺はずっと、次の米国大統領はトランプだろうと言い続けているが、彼も時流に乗っている感じがするのである。ドゥテルテと同じに。
それは、政権奪還を実現した当時の安倍総裁や、橋下元大阪府知事なんかもそう。
これを反動ではないかと俺は思っている。
フィリピンはどうか知らないが、少なくとも俺のよく知る日米の場合、マスコミに踊らされて民主党政権(奇しくも両方民主党だ)が出来て、両国民が痛い目を見て、「超現実的実行派」と目されていた、日本では安倍総理が圧倒的な力で安倍政権を樹立したじゃない。で、米国ではトランプが、大統領就任まであと一歩というところまできている。
外国人に融和的な政権から、自国民優先の政治へ。
橋下氏の場合も、大阪を国と例えるならば、大阪国民を苦しめる、不平等の源泉であった生活保護者と公務員と在日朝鮮人への露骨な圧力で、大阪府民が溜飲を下げたと思うのである。
みんな、現状に限界を感じているのだ。
オバマや鳩山なんかが国民から選ばれた時、外国人に対する融和は極限に達していたんだよね。で、その綺麗事には限界がある事を、国民は否応なしにつきつけられたんだよ。で、綺麗事は綺麗事でしかなく、非現実的で実が伴っていない事を感じていた。
そこに、そーゆー綺麗事を言わない人々の登場。ネットで人物像の背景をあさってみても、言動に裏表が感じられない人。
これが、綺麗事にウンザリしていた人のハートをわしづかみにしたのだ。
俺は、今の流れを正常と感じている。
確かにドゥテルテ比大統領は、外交面では歴代比大統領では最低クラスではあるだろうが。マスコミの力が世界的に弱まっているからこそ、発生している事象だとするのであれば…。
ここで世界が大混乱に陥らなければ、その更に次の政治指導者あたりから、鳩山やオバマ大統領みたいなお花畑の理想論ばかりのバカでもなく、安倍晋三やドゥテルテ、トランプのような自国民優先のリアルに力点をおく極端な現実主義ばかりでもなく、そこがいい具合に融合した意見も出てくるのではなかろうか。
人は少しずつ学びながら、ちょっとずつちょっとずつ、進んでいるのだと思う。
まあ、この中で安倍晋三だけが、俺はマスコミから極端な独裁者と言われながらも、実質は調整型の臆病な政治家で、毛色が異なっていると思うんだけどな。マスコミからの嫌われ度合い的には、似たようなもんだと思うので、同列に並べてみたのであった。
マスコミからみりゃー、トランプもドゥテルテも安倍晋三も、自分達の思った通りになってくれない連中で一括りなんだよ。
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 11/1 号 [アジアを揺るがす暴君 ドゥテルテ]
▲握手を交わすドゥテルテ大統領と安倍総理
俺も、ドゥテルテの事をよく知ってるとは言えないが。市長時代、犯罪者を殺害する為の自警団を容認して、劇的な治安改善と、それに伴う記録的な好景気を実現した政治家として、フィリピンの国民から絶大な人気を誇っている事は常識として知っている。
ちなみに。ドゥテルテ大統領の支持率は9割を超えている。独裁国家ではない国での支持率としてはちょっとありえない数字であろう。
このような政治家の出現なんだけど。俺は最近ブームな気がする。
要するに、「誰もできなかった事を実現できた、あるいは実現できる可能性がある人に、口コミベースでに絶大な人気が集中する」という現象である。
特徴としては、マスコミがいくら叩こうと、ますます人気が高くなるところである。
米国も、いくらトランプが最低の男だと、世界中で繰り返し繰り返し報道されたとしても、票読みでずっと互角なのである。不自然なほどに、ヒラリー・クリントンの方が僅かにリードのまま、推移している。
俺はずっと、次の米国大統領はトランプだろうと言い続けているが、彼も時流に乗っている感じがするのである。ドゥテルテと同じに。
それは、政権奪還を実現した当時の安倍総裁や、橋下元大阪府知事なんかもそう。
これを反動ではないかと俺は思っている。
フィリピンはどうか知らないが、少なくとも俺のよく知る日米の場合、マスコミに踊らされて民主党政権(奇しくも両方民主党だ)が出来て、両国民が痛い目を見て、「超現実的実行派」と目されていた、日本では安倍総理が圧倒的な力で安倍政権を樹立したじゃない。で、米国ではトランプが、大統領就任まであと一歩というところまできている。
外国人に融和的な政権から、自国民優先の政治へ。
橋下氏の場合も、大阪を国と例えるならば、大阪国民を苦しめる、不平等の源泉であった生活保護者と公務員と在日朝鮮人への露骨な圧力で、大阪府民が溜飲を下げたと思うのである。
みんな、現状に限界を感じているのだ。
オバマや鳩山なんかが国民から選ばれた時、外国人に対する融和は極限に達していたんだよね。で、その綺麗事には限界がある事を、国民は否応なしにつきつけられたんだよ。で、綺麗事は綺麗事でしかなく、非現実的で実が伴っていない事を感じていた。
そこに、そーゆー綺麗事を言わない人々の登場。ネットで人物像の背景をあさってみても、言動に裏表が感じられない人。
これが、綺麗事にウンザリしていた人のハートをわしづかみにしたのだ。
俺は、今の流れを正常と感じている。
確かにドゥテルテ比大統領は、外交面では歴代比大統領では最低クラスではあるだろうが。マスコミの力が世界的に弱まっているからこそ、発生している事象だとするのであれば…。
ここで世界が大混乱に陥らなければ、その更に次の政治指導者あたりから、鳩山やオバマ大統領みたいなお花畑の理想論ばかりのバカでもなく、安倍晋三やドゥテルテ、トランプのような自国民優先のリアルに力点をおく極端な現実主義ばかりでもなく、そこがいい具合に融合した意見も出てくるのではなかろうか。
人は少しずつ学びながら、ちょっとずつちょっとずつ、進んでいるのだと思う。
まあ、この中で安倍晋三だけが、俺はマスコミから極端な独裁者と言われながらも、実質は調整型の臆病な政治家で、毛色が異なっていると思うんだけどな。マスコミからの嫌われ度合い的には、似たようなもんだと思うので、同列に並べてみたのであった。
マスコミからみりゃー、トランプもドゥテルテも安倍晋三も、自分達の思った通りになってくれない連中で一括りなんだよ。
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 11/1 号 [アジアを揺るがす暴君 ドゥテルテ]