あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

安倍政権、大家族主義復活の方針を示す

2015年10月12日 22時42分58秒 | 政治(安倍政権)
 昨日あったニュースで、複雑な気持ちになったニュースを紹介したい。

【住宅産業新聞】国土交通大臣に石井啓一氏、三世代の近居・同居を推進
http://www.housenews.jp/executive/10867

住宅政策としては、安倍総理大臣からの指示として、出生率の向上を図るために三世代の近居・同居を促進する政策の検討と実施に取り組む意向を示した。

 保守と言えば、俺はわりと懐古趣味だと思っている。昔はよかったって奴。しかし、俺は別に昔はよかったとは思っていない。昔は昔で、ダメだったところもあったはずだからである。
 昔の良かった点を、現在の政策によってスポイルしてしまったのなら、その反省を活かして、昔のよかった点を考慮して、今の政策に反映させればいいと思うのだ。

 多分、その最たるものが、この「大家族主義」ではないかと思う。
 自宅に祖父母が同居していれば、共働きでも家事、育児の負担は祖父母にも気軽に分担できるし、また自分自身の老後についても、子供がいれば安心できる。

 また、こういう「安心」が、少子高齢化の対策に繋がるのだ。

 ウチの子供たちは、みんな共産党系の手厚い保育園の出身である。現在は学童も卒業し、両方小学生になって、ある種のどうしようもない育児負担は軽減した。わりと気軽に夫婦で買い物に出かけたりも、できるようになってきたしな。留守番してくれるし。
 祖父母同居ではない我が家のような共働き家族が、保育園時代に安心して両親共にフルタイム勤務ができたのは、朝7時から夜10時まで預かってくれる、本当に手厚い保育体制のおかげであった。
 でもって、ウチの保育園出身者は、かなりの率で子沢山であり、平均出生率は3に肉薄していたと思う。4人以上の兄妹も珍しくなかった。

 卑近でミクロな例だけで、全体を語るのは愚かかもしれないが、俺は少子化対策を語る上で、保育制度がどれだけ重要かを肌で感じていた。

 故に、大家族主義は、少子高齢化の観点においても重要な政策だとは思う。この方向性は、長期スパンで見れば、絶対に間違っていないと確信を持てる。

 持てるのだけどな…。
 それを、今やる事にすごい問題があるように思う。

 そもそも、なぜ核家族化(大家族の逆ね)が進んだかというと、まあ戸主制度(大家族主義制度みたいなものだと思いねぇ)が廃止されてから、つまり戦前から核家族化が進み始めて、親世代が核家族となると、その子供世帯も核家族になるって事で、戦後爆発的に核家族が増えたって事が一番の要因としてあったわけだけど。
 核家族化して、消費が増えて、日本の内需を支えたって背景もあるわけだよ。

 核家族化した方が、当然食費はかさむし、住宅だって細かく沢山必要になる。
 日本の高度成長を内需の面から支えたもの、その1つが、核家族化だったわけだけど。

 大家族化を促すと、その逆の作用が起こるんだよ。
 つまり、今ほど住宅の数は必要ではないし、生活費も節約できるようになる。
 個別にはいい事尽くめな感じだけど、それはすなわち、国内需要の減退を招くのは想像に難くないのである。

 景気回復がなって、日本が全体的に好景気でインフレ気味であれば、大変重要な政策転換かなぁと思うのだが。現在は悲しいかなデフレであり、アベノミクスによって一時期デフレ脱却の兆しが見えたにもかかわらず、驚く程のマイナス成長っぷりに逆戻りしてしまっている。つまり現在日本は未だデフレであって、アベノミクスは道半ばで崖っぷちになった状況のままなのだ。

オバマ大統領「日欧の減速で米景気後退の可能性」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141204/k10013709141000.html

オバマ 日本経済は安倍総理大臣をも驚かせるほどマイナス成長になっている



 なのに、安倍内閣は、こんな政策を実施しようとしている。これは、アベノミクスが成功し、インフレターゲットが軌道に乗ってからやる政策である。

 これじゃぁなぁ…。はっきり言って、働き盛り世代の保育費用、及び高齢者世代の介護費用をケチる為の政策のようにしか見えない。
 政府が、歳出を削減する為にやろうとしている政策に見えるのだ。単なるアホな、更なるデフレ化政策ではないか。

 とは言うものの、俺も大家族主義に反対しているわけではない。有用性は十分に理解している。
 だからこそ、複雑な心境なのである。

 その政策は…。今じゃないだろ。
 だから、保守は懐古趣味って言われるじゃないかな。安倍さん。

 この政策に対する日本の売国勢力の意見が聞いていたいね。

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天野祐吉: 経済大国に、野次を。


売国奴・翁長雄志

2015年10月11日 00時01分04秒 | 政治(安倍政権)
 先々月、「先住民族である、沖縄の琉球人を差別するな」という、国連人権委員会からの勧告が、日本に対し行われた。

【琉球新報】沖縄の民意尊重を 国連人種差別撤廃委が日本に勧告
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230843-storytopic-3.html

 この事について、沖縄県の自民党議員は反発、沖縄県議会において、翁長雄志県知事をフルボッコで質問攻めにしている。
 いや、これ本当にマズい内容だったから。自民党の立場で言えば当然と言える。

 で、その沖縄県議会の動画のハイライトが上がっているんだけど。
 翁長雄志が売国奴すぎてドン引きである。あまりにあんまりなので、テキスト起こしをする事にした。

 この県議会内で、少なくとも翁長雄志の以下のような行動が見ることができる。

1.「沖縄県民は日本人である」と言うことができない
2.「琉球独立は考えていない」と否定することができない
3.沖縄県の先住民族である琉球人は、日本人に酷い差別を行っている認識
4.どのように誤解を招くような演説であったとしても、国連に訂正する気はない

 はっきり言ってやろう。
 翁長雄志が本当に日本人であるのならば、彼はキチガイだ。
 そして法政大学卒業かよ。あの例の憲法学者と同じ大学か。どんな教育をやってんだか法政。

 

 しかし、沖縄県議会の自民党、ホント頑張ってるな。質問内容に、本物の怒りを感じる。

 この動画は、多くの人に見られるべきものだろう。俺も、一口拡散のお手伝いをしておこうと思う。
 つーかこの動画を沖縄県民に見せたいよね。どう思うのだろう。
 俺は、この動画を見て、沖縄県民が翁長雄志をそれでもなお支持できる勢力がどれくらい、沖縄に存在しているかに興味がある。




 では。以下テキスト起こしである。

2015年10月2・5日 沖縄県議会
自民党・照屋守之(以下、照屋)
「私は、この国連理事会の翁長知事の発言ですね。1つめ、自己決定権を悪用している。2つめ、基地問題を政治問題から人権問題にすり替えた。3つめ、沖縄県民は先住民であると世界に誤解を与えた。4つめ、理事会で翁長知事、日本政府代表そして県民の我那覇さんの3人が演説しましたけど、正反対の主張で全世界に沖縄県や、あるいは日本国に対する不信感!それを広めた。そういう意味からですね、県知事として極めて不適切な発言で、沖縄県や日本の立場、誇りを著しく低下させたものだと思っております。この責任は、非常にですね、大きいと思ってますよ。ですから、翁長知事は、県民や、日本国民に詫びるべきではありませんか。如何ですか。」

知事公室長・町田優(以下、町田)
「今沖縄が置かれている状況を伝えることができた事は、大変有意義だったと考えております。以上です。」

照屋「『沖縄県の自己決定』がなんですか、この自己決定権の意味は。ちょっと説明してくださいよ。辺野古の人たちが!「辺野古でいい」と言ったあの自己決定権はどうするんですか!じゃあ!都合のいい「自己決定権」を認めて、人の「自己決定権」は認めない。こんな県知事がいますか?説明してくださいよ。」

町田「これは一般名詞として「自ら決定する権利」だというふうに理解しております。」
照屋「非常に曖昧ですね。自己決定権というのはですね、そんな中途半端な使い方はゆるされませんよ。行政のトップが。」

自民党・花城大輔(以下、花城)
「残念ながら…えー。知事の演説、そしてサイドイベントであるNGOのシンポジウムの実態を見ますとですね、「沖縄県民は先住民族である」と発信してしまったと、判断せざるを得ない状況があると、思っております。人権理事会の演説において、self-determinationという単語を使っておられますね?これは、直訳すれば「民族の自決権」を意味します。しかもですね、あの一般に常用されている単語ではないそうで、先住民族であることが前提として使われる言葉、すなわち「民族の自決権」を意味するという事であります。えー、知事はこの英単語の意味を理解した上で使用したのか、どうかお聞かせ願えればと思います。」

町田「えー。今議員の、えーご指摘された部分を日本語で、えー訳しますと、えー、沖縄の人々の「自己決定権」がないがしろにされている辺野古の状況を世界中から関心を持って見てくださいと、そういう言葉で、えー説明しておりまして『self-determination』につきましては「自己決定権」ということの意味合いで使っているところでございます。」

花城「あの。繰り返しになりますけれども、この民族の自己決定権ということは、我々沖縄県民が「先住民族」であるという前提のもとで、使われているということになるんですよ。そのことについての、見解を、述べていただきたいと言う風に質問しているんです。」

町田「えー。「民族」というわけではなくて、「沖縄の人々」のと自己決定権という趣旨で使っております。」

※ダブスタ箇所。海外には琉球人、日本人には沖縄県民と伝えてようとしている

花城「私は、日本に生まれたことを幸せに思っています。そして、沖縄に生まれ育ったことに誇りを持っています。今「先住民族」という言葉が使われている中で、その誇りが傷つけられようとしているという風に思っているんです。だから質問しているんですよ。我々が日本人であるとか、沖縄県民であるとか、そんなことを声高に言わないといけない。そんな状況が今あるという風に危機感を感じてるんです。知事に一言、おっしゃっていただきたい。まず、えー。我々沖縄県民は、日本人である如何ですか?」

翁長雄志(以下、ヅラ)「えー。私が国連に行って、えー色々話をした中身について、ま先住民族の話とか、色々今、ご指摘がありました。私は、ただ歴史をですね、客観的に、えー世界の方々にですね、説明をさして頂いたのですけれどもえー背後にあるいろんな考え方を持ってる方おられますので、皆様方の背後にも、いろんな方々がおられますし、私の背後にもいろんな方がおられます。」

※なんで「私は日本人だ」と言えない。そのあんたの背後にいる人ってなんやねん

花城「今、多くの県民が、その知事の言葉(我々沖縄県民は日本人である)を聞きたいんだと私、思っているんですよ。知事はひょっとしたら「琉球独立」に向かうのではないか、とか。ひょっとしたら今、知らず知らずのうちに沖縄県民が人質になろうとしているのではないか、とか。なので、あのこの本会議の中でですね、知事の口から発言して頂きたいと思っておりますが。「琉球独立は考えていない」、おっしゃっていただけませんか?」

ヅラ「ま日本人としての誇りというものは、私も持っております。今の国内で行われている沖縄県民に対する政策、含めですね。これについてはですね、異議を申し上げないとですね、日本人としての誇りを持ってたらですね、政府のやることにはみな賛成かということになりますてね。そういう事ではないと思うんですね。」

※「自分は日本人」「沖縄県民は日本人」とは言わないが日本人としての誇りは持っていると、妥協。
 それにより、「琉球独立は考えていない」との言質を回避。


花城「『琉球民族独立』の件についてはいかがですか?これは、声に出して言っていただけることはできませんか?」

ヅラ「独立するんじゃないかという話がありますが、しかし今、世界情勢とかいろいろな事を考えますとねぇ。独立する瞬間よりはですね、また歴史が繰り返されるのではないかと心配の方がね、あるからこそ、ものずもの申して、そういう事ではなくて、同じ日本人としてですね、一緒に、頑張らせてくださいよと、いう話をさせて頂いていると思っているわけであります。」

花城「今の話を聞くとですね。ま、「独立」も1つ交渉のカードになっているような気がしないでもありません」(場内爆笑)

花城「もし、この琉球独立という事まで含まれていた時に、知事にはそこまでの権限を許して、応援して頂いたのかという事が疑問になるんです。ま、にわかに出てきた『琉球独立論』というのは、明確に否定をして頂きたい。」

ヅラ「こういう事を是正して下さいというようなものが独立論に繋がるのだと言うのはですね、これは、えー議員ももう、だいたい自分の支持者とも話し合って、そういう方々がそう多くはないと、言う風に、もうご承知かと思いますので、そういう風に見られる立場にある沖縄というものがですね、所謂、今私達がですね、大変、気をつけながらですね、話をせにゃならんと言うことだと思うんですね。」

※結局、琉球独立を否定しない。そもそも、そういう誤解を招くような事をしているからツッコミを入れられている。

花城「国連の人権理事委に対して、県知事の名前で、沖縄には、そういう議論がなされた事もないし、えーこういう風に先住民族であるという風に勧告された事に対しては、訂正をして頂きたいという風に知事から求めて頂きたいと思っています。如何ですか。」

ヅラ「しかし私自身は、先住民族という議論をここでやった事はありませんし、私自身がですね、それを持って行って話をしてきた訳でもありません。しかしそれを聞く人たちがですね、どのように思うかという事については、私が申し上げる事はないわけでありまして…」

※訂正の意思はない。

自民党・翁長政俊(以下、政俊)
「知事が今回、あの○○(聞き取れず)に行って国連演説をする、サポートをした、所謂この行動を共にした国連NGO市民外交センター、反差別国際運動、どのような活動を行っているか、ご承知ですか」

町田「詳細には承知しておりません。」

政俊「どういう団体か知らないというのは、ちょっとおかしいでしょ。それは調査をする義務があるのではないですか?」

政俊「琉球・沖縄人をですね、「先住民」だとして、所謂国連の人権委員会で、認めさせる活動をして、さらには、日本国に対してですね、それを批准するように、活動をやってる団体なんですよ。そこは承知してるかって聞いてるんです。」

町田「議員のご指摘のような、活動をしてるかどうかまでは、承知しておりません。」

政俊「琉球は、琉球沖縄人は先住民ですか?そこは否か、どうかは明確に答えて頂けませんか。」

ヅラ「えー。先住民か、どうかという議論は、まあ今沖縄県の中ではですね、議論としては、十二分にされているとは思っておりません。この先住民と言う言葉に、もし先住民というものを下に見るような価値観があるとすればですね、それはいかんだろうと」

政俊「沖縄人が、所謂琉球人が、所謂先住民かどうかは、ここは政治家として明確に今ははっきりすべきではないですか。これは、政治的な課題というよりも、沖縄に住んでいる私達沖縄にルーツを持つ私達の全ての価値観に通じるものなんですよ。」

ヅラ「私は今日まで先住民という言葉を使った事はございません。」

政俊「このNGOは、先ほど言ったように、勝手に、沖縄人を先住民として扱い、国連に、認めさせた他県人なんですよ。背景には、解放同盟の差別運動があります。」

ヅラ「その、私達の背後にはですね、先ほども申し上げましたが、いろんな方々がおられます。そういったものも、一部、一部ですね、吸収しつつ、大きな目標の為に、頑張っていくというのが、大切ではないかと、このように思っています。」


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世界経済危機は終わった


保守の普遍化

2015年10月08日 23時15分48秒 | 読書
 俺、小学4年生の時の事である。
 ウチの親父は「少年ケニヤ」という小説を、俺に読み聞かせしてくれた。

 

 少年ケニヤ 全巻(文庫版)

 読み聞かせてくれたのは1巻だけだったのだが、俺はその少年ケニヤの続きが読みたくて読みたくて仕方がなくなり、毎月少しずつ小遣いで、全20巻を購入し、読破した。

 舞台は太平洋戦争勃発時。商社マンとしてアフリカの英国領ケニアに駐在していた父、村上大介と息子のワタルが、日本が米英との交戦状態になり、捕虜にされる事を恐れて逃走。ケニアの奥地で父と離れ離れになるという話だ。
 ケニア住民は、「日本人は素晴らしいと思っている。恩返しもしたい」と言って、いろいろと良くしてくれるシーンがあり、思えばアレは俺が初めて「ああ。日本って外国にいい事もしてるんだな」って思った最初の記憶である。

 なんせ当時、日本は自虐史観花盛りの教育内容である。俺はマジで「日本人はアジアの癌細胞である」って先生が俺ら生徒に教えているのを聞いていたのだ。

 「少年ケニヤ」みたいな本は当時本当に珍しく、日本のサブカルは、長いことリベラル全盛であった。地球市民的な。
 そんな中でも、よく漫画では「日本は平和ボケだ」という台詞が出てきていたけど、それは、日本人を貶める為に、作者もよくわからんままに使っているような感じだった。

 そんなわけで、俺が学生当時一番好きだった小説は、リベラル色が強い「星虫」である。岩本隆雄の。

 星虫年代記1

 

 好きなアーティストも、やっぱり左翼色が強い人(さだまさしとか…)だったりと、俺、面白い物語を書く人ってのは、やっぱ美しい理想を掲げたリベラルな感じでないとダメなのかなぁ。名作とかできないのかなぁって思ってたんだよね。

 自分で、自作の小説を空想したりしてた。面白い、右翼的な小説とか、書けないものかと。そんなものが存在しないのなら、自分で書けないだろうかと。

 まあ、文才もないわけで無理なんだけど。

 そんな情勢が、安倍政権になってこっち、ちょっと変わってきているように思う。
 先日、アニメ化された「ゲート」っていう、異世界物の小説を知ってるだろうか。

 ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫)

 

 日本の科学技術から見れば、1000年は遅れてる魔法世界から、日本に向けてワープゲートが開き、押し寄せてきた中世ちっくな軍隊を自衛隊が撃退し、逆に異世界に侵攻する話なんだが。

 異世界の利権をめぐって米中露との掛け合い、事なかれ主義の日本のリベラルすぎる政治家、政治的に縛られてはいるものの超文明的強者の自衛隊、なんでもかんでも事実を歪めて伝えるマスゴミ…。そして、アキバ系自衛官の英雄的主人公と、日本の食文化やサブカルにハマる、異世界の美少女達。

 些かご都合主義的すぎるとは思うのだけど。結構面白かった。
 というか、よくこの内容でアニメ化できたな!とマジで思った。本編は5巻で完結しているのだけど、俺が日本の政治で不満に思っている事が、かなり全般的に散りばめられた小説だった。

 海外反応系が一つのジャンルを築き上げ、異世界物がちょっとした「静かなブーム」になっている昨今、日本の優位性を紹介するにはいいジャンルだよね。異世界モノ。

 「倍返しだ!」で超有名になった半沢直樹シリーズのドラマの原作も、最新刊「銀翼のイカロス」は、民主党への政権交代の頃から、前原誠司らがぐっちゃぐちゃにしたJAL再生タスクフォースの話だし。

 銀翼のイカロス

 

 今少年マガジンで連載中の、俺が今最も楽しみに読んでる漫画の1つ、「アクマ・ゲーム」はSEALDsのデモネタをやっている。

 ACMA:GAME(13)

 

 日本のサブカルを中心に、徐々に保守的なものが滲んだ作品が、しかも面白い作品が出てきつつあるのだ。

 アクマ・ゲームがバカを扇動する系のデモの話をネタにしてきた時、日本人の根底にあった「リベラルが理想」ってのが、崩れてきているのを感じた。

 俺は、どんなにリベラルがお花畑で鳩山由紀夫のように軽ーい頭の連中であったとしても、創作作品には、保守系のリアルは侵食できないと思ってたんだよね。面白い作品も、リベラル系に比べて、理想でないだけに産みにくいと思っていたんだけど。

 最近、ほんと確実に数が増えているような気がするのだ。手塚治虫や宮駿級の人は、当然まだまだ現れていないけど。
 あ。今日紹介した本は全部読了しているよ。俺。こーゆーのが、これまでの日本のサブカルと同じように、「これからのサブカル」の一部として、世界に広がっていって欲しいなぁと思うのである。

 「ドラッカーのマネジメント」の二番煎じを狙った、三橋貴明氏の「コレキヨの恋文」みたいな、最初から「啓蒙」を狙ったものではない創作物で、こーゆーのがさり気に混ざってきているのが素晴らしいのである。

 コレキヨの恋文 (PHP文庫)

 

 米中(レイプオブ南京とかラストエンペラーとかバトルオブチャイナとかジョン・ラーベとかアンブロークンとか)が、露骨な嘘でプロパガンダするようなのを真似るのではなく、こーゆー日本が抱えるストレス部分を世界に伝えていけるようなものが、今後増えていければいいと思う。


 リベラルが普通でなく、今、日本において保守と呼ばれているものが「普通」に移行しようとしている。戦慄の事実とは思わないか。

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ノーベル賞・日中韓悲喜こもごも

2015年10月07日 23時49分12秒 | 国内の事件
 日本がまた、技術関連でノーベル賞を受賞した。2014年から3年連続である。

 まずはおめでとうございます。日本の株はまた上がりました。同じ日本人としてとても誇らしいです。

【日経】ノーベル賞連日の朗報 さらなる日本人受賞は
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO76056900T20C14A8000073/

 ちなみに。今年はなんと中国も医学分野で受賞している。

【時事】科学・医学分野で初の受賞=「国力上昇の表れ」と李首相-中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015100600010

 記事にもある通り、在外華人ではなく、大陸の中国人である。それだけに本当にすごい。中国首相が「我が国の国力の現れ」…なんて事を言っているが、

中国メディアによると、中国が大混乱に陥った文化大革命中も研究を続け、その成果は「全世界、特に発展途上国の数百万人の命を救った」と評価された。

 この通り、成果を上げた頃は文化大革命の真っ只中である。受賞者はさっきも言ったけどその凄さは「ガチ」ではあるが、中国首相の物言いはムカつく。お前ら邪魔しかしとらんやんけ当時。「国力の現れ」とかよーゆーわ。マジで。

 そんなわけで、日中韓を一括りにするのは、俺すっごい嫌なんだけど。この中で唯一、ノーベル賞を逃した韓国は、また切歯扼腕してたらしい。
 こんな面白おかしい記事をのっけてきた。

【中央日報】【コラム】日本の精神的・道徳的優位に立って堂々と(1)
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=204445&servcode=100§code=140

 連中の書く、「日本はくやしいけど凄い」って記事は、常に、相当に回りくどい…。ほとんど読む価値のない記事なので、「日本はゴミクズみたいな連中だが能力は高い。くそう」って思ってるんだなってわかってくれたらOKである。

 韓国は、なぜノーベル賞が取れないと思う?
 で、なんで日本ってノーベル賞を山程獲得できると思う?

 なんか前回のノーベル賞受賞時も、同じ事を言った気がするんだけど。日本がノーベル賞を何度も取得できる理由は、凝り性でかつ得意分野だからだ。
 で、中韓がどうしてこーゆー「核心技術」を生み出す事が苦手なのかと言えば、隣にそれが得意な日本がいるからである。

 一流のプロはなかなか排出できないが、アマチュアのレベルが恐ろしく高い国が日本なのだ。一億総凝り性。底辺が広いと、核心技術も生まれやすい。

 で、そーゆーのが得意な国が隣にあると、同じ事をイチから開発するのって、ものすごい面倒だろう?だからこそ、日本の周辺国は、盗んだり貰ったり利用したりする技術に偏るのであろう。
 日本は職人を大切にしない。一流のプロがなかなか排出できないのは、それが証拠のように思える。経営者にもロクなのがおらん。その点、韓国なんかは経営やマーケティングでは日本より優れているように思う。

 要するに得意分野の違いなのだ。
 なんでも張り合おうとするから、地獄のような嫉妬に身を焦がすハメになるんだよ。アホじゃねーのかとたまに思う。

 と、いうわけで、さっき紹介した、無駄に長い韓国の中央日報の記事を、要約して紹介しようと思う。

イギリスはバランス感覚が素晴らしい国家である。しかし、日本は同じ島国でありながらイギリスとは異なり、バランス感覚皆無の国である。
日本は自分の存在価値に強い執着がある癖に道徳・精神面への執着が低く、近隣諸国を残忍に蹂躙する。社会の自浄作用も皆無だ。
日本は個人の能力は精神面も含め健全だが、集団となると最悪で自己矛盾している。
そんなだからAIIBに乗り遅れ、日本は後悔している。君ら個別には凄いんだから、集団でも道徳性に目覚めろよ。
韓国は、集団となると途端に道徳性を喪失する日本人のようにならず、道徳的に優位に立つ事である。それが真の独立への道だ。

 要約してすら意味不明。

 このタイミングで「日本の個別の能力だけ褒めて、それ以外はケチョンケチョンにしなければならない」記事を書くって事は、普通に日本のノーベル賞受賞に対する僻みなんだろうが。まあノーベル賞ってのは個人の能力を評価するものだからな。

 いい加減、こっち見るのやめてくれよ韓国。まあ反日ってのは連中にとってはアイデンティティなんだろうから、それをやめたら韓国じゃなくなっちゃうのかもしれないけど。

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「ビジネスに大切なことは男で学んだ」



奥田愛基の親の責任

2015年10月06日 23時34分46秒 | 特定亜細亜
 脳科学者の茂木健一郎氏が、奥田愛基、奥田知志(奥田愛基の父)、鳩山由紀夫というメンツで会合をしたとツイッターで報告している。

【厳選韓国】SEALDs奥田愛基、鳩ぽっぽ、茂木健一郎、奥田父が会合
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1444101281/



 これは…。芳ばしいね。
 ウチでは前はよく、相関図とか組織図とかを作ってエントリに貼っつけたりしてたものだけど。最近の奥田愛基周辺動きと、背後の特亜・特日を交えた組織図が作りたくなった。

 この短い間に、奥田愛基は様々な「既に死に体の左翼の大物」と出会い過ぎだろう。とても偶然では片付けられない。

 以前、俺は奥田愛基の事を「売国左翼に利用される洗脳された男」と表現したが、今回のこのニュースから、俺は彼の人生をお父上が歪めているのではないかと気がついた。

 先日読んだ新潮の奥田父の記事を思い出したのだ。

【週刊新潮】「SEALDs」奥田君の父は「ホームレス支援」の反天皇主義者
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151004-00010002-shincho-soci

 …抜粋できない程に、全文、興味深い内容だったので、是非とも全部読んでみて欲しいのだけど。とりあえず記事にある話を、俺が気になるキーワード部分のみ、箇条書きにしてみようと思う。

1.奥田愛基は中学でイジメにあって沖縄の離島に転校した
2.奥田父(奥田知志)は…
 ・ホームレスを支援している牧師※但し近隣住民に非常に迷惑をかけている。
 ・日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会所属
 ・NHKに〈路上脱出を支えるプロ〉と報じられたこともある。
 ・小泉首相靖国神社参拝福岡山口訴訟の原告の1人
 ・筋金入りの反天皇主義者
3.親の背を見て子は育つ

 こんな感じである。すごいやろ?父ちゃん牧師やで?沖縄に転校やで、反靖国で、反天皇やで。怪しげなキーワードのオンパレードやで。小林よしのりが、奥田愛基に取材に行った時、「特定の政治思想を持っていない」とか言っとったんやで?この父親で、そんなわけないよ。

 有田芳生が、親にソ連のヨシフ・スターリンから名前を貰った逸話は有名だけど、やっぱり親は子供に最大の影響力を持っていると、俺は思う。

 有田芳生や奥田愛基を生み出した責任の一端は、やはりその親にあるよ。
 父親が、イジメに遭っている息子を見て、「これは好機」とばかりに、沖縄…沖縄だよ?あの反日左翼の牙城、沖縄の離島に転校させて、高校はキリスト教愛真高等学校だよ。あの「平和教育」に力を入れてる。

 で、鳩山由紀夫とか、茂木健一郎とかとの会合に、父と一緒だよ?
 自分に置き換えて考えてみればいい。もし自分が、大物政治家とかと会う事になったら、親を同伴させるか。ちょっと「重度のファザコンじゃないのか?」とか、疑われてしまうぞ。それぐらい、「親と共に著名人に会う」というシチュエーションは異常なのである。

 前の奥田愛基関連エントリでも、俺は奥田愛基が洗脳されている可能性に言及したが、今回のこの記事で、よりその疑惑が深まったような気がする。

 そいでもって、彼を洗脳しているのは、実父である可能性がすごく高いような気がするんだよね。

 日本バプテスト連盟か…。

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立小便辞典―約500珍区含有


TPP大筋合意

2015年10月05日 23時06分09秒 | 政治(安倍政権)
 ああ。とうとう、来るべきモノが来てしまった感がある。

【時事】<TPP>大筋合意 12カ国、GDP世界の4割
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1444049603/-100

【時事】<TPP>「聖域」コメも市場開放 国内農業に影響不可避
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1444048755/-100

 もうどうしようもないよね。消費税の時と同じで、走りだしてしまったバスからは飛び降りるのはほとんど自殺行為である。こうなる事は目に見えていた。
 正直、俺はこのバスには乗るべきではないと思っていたよ。

 とりあえず、後は各国の批准にターゲットが移るので、そこに注目して行きたいと思う。果てしなくデメリットまみれで、TPPの恩恵なんぞ、欠片も感じられんが、どのようになっていくのか、見守って行きたいと思う。

 なんつーかなぁ。見守る事しかできないのが歯がゆいな。俺はさんざん民主党政権の野田元総理を「おはようからお休みまで見つめるだけの何もしない総理」と叩いてきたのになぁ。

 と、言うわけでデメリットをおさらいしておく。国内でそのままTPP関連を施行できないので、これに合わせて日本国内における法律が作られ、議会の承認が得られねばならない。これによって初めて、国内でTPPが有効となる。(この作業を批准という)

 さて。これが思い通り事を運ぶのかな。
 こーゆーのってさ、マスコミが報道しない自由を行使して、国民に知らせないようにしてこっそりと決定されていっちゃうんだと思うんだけどね。今回のおさらいで、しっかりアンテナを張っておいて、敏感に反応できるようにしておきたい。

1.国民皆保険が維持できなくなる可能性がある。
2.公共工事に海外の企業が参入できるようになる。
3.外国人労働者への門戸の解放。
4.外国企業による放送、通信、鉄道、航空、運輸等のインフラの買収が可能となる
5.日本の第一次産業が壊滅的打撃を受ける
6.農薬の基準や遺伝子組み換え食品なんかの規制が緩み、食の安全性が低下

 これは、現時点においてなお、可能性の話である。言わばTPPは、TPP参加国については国内企業の保護を放棄する条約と言えるかもしれない。日本が、自分から他国を攻める事に積極的なのであれば、メリットは大きいかもしれないが、受け身な日本人には不利な条約と言える。

 次にメリットだが。
 さっきも言ったように他国を攻めるイメージでガシガシ日本製品を輸出して、他国の産業を潰すぐらいの勢いでやれるのであれば、十分メリットも考えられる条約だと思うのだけど。そういう意味では正直あまりメリットはないと思う。
 ただ、言うなればTPP参加国を1つの経済圏としてブロック化経済をするようなものなので、ここに最大のメリットがあるように思う。

 そう。中韓はこのメリットを享受できないのである。無論、TPPに参加していないからだ。

【ZAKZAK】TPP大筋合意なら韓国経済“大打撃” 交渉不参加…輸出産業に深刻な影響も
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151003/frn1510031830003-n1.htm

 結局、今の日本の主に中韓を軸とした「外国人労働者問題」と低賃金問題は、中韓の大量の労働者流入が大きな要因の1つになっている。
 今後、日本国内の外国人労働者は、中韓との競争で優位に立つことができるようになる。という事は、中国・韓国にとってみれば、祖国の経済低迷でダブルパンチである。

 

 そして、日本はその準備(中韓を追い出す準備ね)をちゃくちゃくと進めている。マイナンバーの導入も、この一環であると考えられる。

 そうだな。とりあえず、この辺りも観察していきたいと思う。

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今もなお残留する民主党政権の魔の手

2015年10月03日 23時52分10秒 | 政治(安倍政権)
 ウチのブログでの、小西洋之(民主党所属の参議院議員(1期)。元郵政・総務官僚)の初出は、この記事であった。

【アメーバニュース】小西洋之議員が消したツイートに飲酒運転疑惑 本人否定
http://yukan-news.ameba.jp/20140320-167/

 俺は基本的に官僚はアホではないと思っているのだけど。官僚にもアホはいるのかもしれないなと思った、恐らく最初の出来事であった。
 それまでは、どんなにアホに見える官僚がいても、それは凡人にはわからない何かの果てに行動しているのだと思っていたのだ。

 その後から、この民主党の小西が今までにとった行動は実に酷い。

 「憲法クイズ」とか「クイズ王」と揶揄される、生産性が高いとはとても言いがたい、憲法に対するクイズのような質問を連投し、答えられなければ「勉強不足」と叩くスタンスといい、「小西ダイブ」と揶揄される、安保法制の特別委員会の時、窓枠に足をかけ、全体重を乗せて高齢の鴻池委員長に飛びかかるという危険行為といい。


▲(左)ドヤ顔でクイズを出題するクイズ王 (右)窓枠をコーナーロープ最上段に見立てたフライングクロスチョップが決まった瞬間

 それを防御した佐藤正久議員の拳がカウンター気味に顔面に入った事を「暴力を振るわれた!」と喧伝するカスっぷりといい、「安保法制で民主党議員は実力行使はいっさいやってない」とか平気で嘘をつくクズっぷりといい、ここまで清々しいクズっぷりは、はっきり言って有田芳生や原口一博に相当するであろう。あ、両方共現役民主党議員じゃないか。

 さらに、SEALDsの渋谷デモに、山本太郎、菅直人、志位和夫と共に参加したり…。安倍総理の憲法解釈を「ナチの手口」と暴言を吐いたり、自分と価値観が異なる人を徹底的に否定する答弁をして、安倍総理に「考え方が違う人を許さないのは思想的に危険だよ?」とたしなめられたり、批判されたらすぐに「法的措置をとる」とかの恫喝が平気だったり。…蓮舫みたいだよな。あ。これもまた民主党議員だったか。

 書き出すとキリがない。
 そんな小西が、今回もまたやらかしている。

【産経】民主・小西洋之氏「自衛隊員は他国の子供を殺傷する使徒」→ツイッター削除し「自衛隊員を救わなければ」に変更
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1443789524/-100

首相が「わが子の成長に目を細める母のうち一体誰が、その同じ子が、成長したのち、恐怖の使徒となるのを望むでしょう」と述べた部分を逆手にとったようだ。

 首相のこの発言は、シリアにおけるイスイス団に入団するテロリストについての言及だと思われるが。つまり小西は。安保法制が実現してしまうと、日本の自衛隊はテロ集団へと成り下がってしまうと危険視しているわけだよ。

 なんという酷い暴言だろう。自衛隊が普通の軍隊になればテロ集団だって?
 なら、日本を除く全ての国連加盟国はテロ集団である。日本人の民度は世界最低で、国連加盟国のどの国でも持っている権利を得てしまうと危険だと小西は思っているわけだ。

 これは、正直自衛隊や、安保法制に賛成した過半数を超える国会議員全員に対する侮辱である。自衛隊にテロ行為をさせる事を容認するのもまた、国会議員だからだ。
 で、当然ながらこのツイートは炎上し、叩かれて初めて自分がマズい事を言っている事に気がついたのか、このツイートは削除される。

 で、次のツイートに書き換えられる。

小西氏は1日のツイッターで、首相発言の紹介をそのまま残した上で、「安倍総理の安保法制により、自衛隊の集団的自衛権行使を受ける国の子供達は自衛隊員を『恐怖の使徒』と思うだろう。 違憲立法から自衛隊員を救わなければならない」との投稿に差し替えた。

 唖然としないか。このツイートの改変。何が変わったというのだろう。「安保法制有効下の日本の自衛隊はテロリストだ」と言っている意味は何も変わらない。

 この、空気の読めなさは何事?正直頭がおかしいとしか思えない。一番アタマがおかしいと思う点は、最初のツイートから改変後のツイートで、発言内容の問題点がなくなったと思い込んでいるところだ。
 改変前のツイートでは、「自衛隊はテロ集団となる」と断言しているところが、「このままでは自衛隊はテロ集団と世界に認識されるだろう」に変更しているだけだ。

 こいつは、「自衛権」を何だと思っているのだろう。

 何回か俺はエントリしているが、日本は安保法制制御下であっても平和主義国家である事は変わらないと思われるし、憲法改正で9条がなくなろうとも平和主義国家である事に変わらないだろうと思う。日本が、アメリカやロシアのように他国に空爆したりすると思うか。それとも、小西の言うようにイスイス団がやっているようなテロ行為を容認するとでも言うのか。日本国政府が自衛隊にテロ行為を指示するとでも言うのか。

 なんという失礼な奴だ!俺に謝れ。日本人である俺らに謝れ。

 こんな奴が山程いるのが、民主党である。

 先日、コメント欄でこんなコメントが「名言」として紹介されていた。

『野党がろくでもない時が民主主義の不幸である』

 どこが出典の名言かは知らないが…。これは名言であろう。
 今は、そりゃ民主党政権時代に比べればマシかと思われるかもしれないが…。あの時は自民党が、超マトモな野党が、紛うことなき正論で与党をクソミソに叩きまくって牽制していた。連中は、自民党なんぞよりも遥かに強行採決を連発してた。民主党政権の強行採決は、のべ24回である。

 勿論、現在の自民党は、民主党政権と比較するのも失礼なレベルで政権運営しているが、ろくでもない経済政策なのは間違いない。反論できる左派政権は、なくてはならないものの筈なのだが…。

 民主党は、今もなお、日本を蝕み続けているのである。

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へぇこいたのだれだ?


属国根性という名の仮面

2015年10月02日 00時09分30秒 | 特定亜細亜
 俺はわりと、韓国人の知り合いがいる。決まって仕事仲間だからか、男性ばかりなんだが。
 どんな人が多いのかというと、まあ前にもちょっとエントリしたのだけど。

・対人間の距離が近い
・よく親しげに話しかけてくるが身のある話は少ない。故に少しウザい
・仕事力は普通だけど熱心ではない

 と、これが基本属性である。あまり日本人ではお目にかからないタイプなので、数日自席の近くに彼らがいると、ああ、彼は韓国人だなとか、こっちは中国人だなとか、判るようになる。
 こーゆータイプは、日本人であればコミュ力が高いのだけど、韓国人はコミュ力が高かろうと低かろうと同じ(それが基本属性)なので、結果的に、周辺が日本人だと「めんどくさい人だなぁ。そんなに頻繁に飲みに誘わないで欲しいなぁ。何回も断ってるとなんだか俺が悪い人みたいじゃないか」的な気分になってくる。

 ちなみに、飲みに行っても面白い人はあまりいない。やたらと酒を勧めてきて、酒はたくさん飲める奴が偉いと思っている。
 そんなだから、韓国人は「陰気なのによく話しかけてくる人」という印象な気がする。実はこの態度、みんなから「わりとクソ真面目な人」と見られる。

 実態を見てるとそうでもないんだけどな…。黙々と仕事してるからそう見えるだけで、実はうつらうつらしてたりするんだよ?

 ちなみに中国人は言動がパワフルである。韓国人とは対照的で、日本にきている中国人がそうなのか、すごく自由に生きてる感じがする。自由な発言が多いので、言葉にも毒があって面白い。

 韓国育ちの韓国人ってのは、長所を伸ばす系で育てられ、抑圧されないって聞くが、日本で過ごしている韓国人ってのは息を潜めて生活してて、抑圧されているように見える。だから、本性ってわかりにくい。

 ネットを見てると、最近は嫌韓がすごく多いので、実際日本に住んでる韓国人とのギャップを感じるのだけど。俺は、日本に住む韓国人は、日本人を見習ってよそ行きの顔をしていると思うのである。

 そこを、いつぞやの韓流ブームでは「礼節では韓国人の右に出るものはいないわ!」なんて感じに、日本のおばちゃんには受け入れられていたように思う。

 

 日本人は、人間関係を円滑にする為、めったに内心をさらけ出さず。
 中国人は、ビジネスライクかつ自分に正直に心情を語り。
 で、韓国人は内心を隠して常に周辺を接待している。

 そんな感じに見えるのだ。俺はこれ、韓国人の属国根性だと思っている。ちなみに日本人のソレは島国根性であり、中国人のそれは王様根性だ。

 なので、俺は別に韓国人がこんなんでも驚かない。

【朝鮮日報】南柾旭教授の明朗笑説・韓国が日本を無視しても構わない理由
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/09/26/2015092600369_2.html

(要約)
 日本は帝国になれるような国ではない癖に戦争をやってアジアに迷惑をかけた。
 帝国3要素「軍事・経済・文化」を日本は何一つ持っていない。日本が植民地にした場所は全て日本より文化水準が高かった事を見抜けなかった。
 日本は周辺国の先進文化を抹殺する為に悪逆非道の限りを尽くした。
 帝国とは素晴らしい能力を持っていれば誰でも栄達できる世界である。日本はそうではなかった。
 日本人は他人を思いやる気配りが素晴らしいとよく言われるがそれは単に病気である

 これ、韓国の知識人である大学教授の弁なのである。正直驚きゃしないが信じられない…ってそうか。日本の護憲派教授にもすごいのがいるか。五十歩百歩かもしれん。

 

 もう1つ紹介。

【朝鮮日報(韓国語)】日王除去には失敗したが世界的に韓国の独立意思示した李奉昌(イ・ボンチャン)義士、建国勲章の格上げを
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/09/30/2015093003768.html

イ・ボンチャンの天皇陛下爆殺テロは失敗に終わったが、世論に与えた影響は大きい。彼は英雄だ。多数の日本人要人を爆殺したユン・ボンギルの上海テロ、安重根の伊藤博文暗殺テロと同等の功績である。記念館を設立せねばならない

 こっちも酷い。どっちの記事もそうだが、日本人に対する差別意識がありありと表現されているのである。これ、2015年の記事なんだよ?信じられる?

 要するに、韓国人はその属国根性により、抑圧されているのだ。その不満を内面に溜め込んでいる。

 で、日本人ってのは韓国人のその属国根性に騙されて、「大半の韓国人は、よく韓国で報道されているような韓国人とは違う」って思っているような気がするんだけど。

 
 ▲こーゆーキチガイパフォをやってる韓国人の事ね

 最近の日本の酷い嫌韓にて、次第に疑心暗鬼になってきており、韓国人に対してちゃんと警戒するようになってきているように思うのだ。

 実にいい傾向。

 韓国人をやたらと持ち上げようとする人、ネットで紹介される醜い韓国人を見て、「あんなのは一部だろう」って反論する人に言っておきたい。

 上記に紹介した2つの記事は、両方とも韓国の識者が書いたものだ。朝鮮日報だよ?韓国のクオリティペーパーだよ。あっちのスーパー常識人だよ。
 恐らく、この記事を書いた韓国人も、俺が会った事がある韓国人と同じような人々で、見た目も態度も普通の範囲内だと思う。

 でも、一皮むけば、こーゆー信条の韓国人は多いと俺は思う。抗日烈士。
 反日教育の成果とでもいうべきか。連中の仮面のすぐ下には、日本人への憎しみが渦巻いていると、考えておくべきではないか、ちゃんと警戒すべきではないかと思うのだ。

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ヘル日本の継続圧力

2015年10月01日 00時09分58秒 | 政治(安倍政権)
 ウチのブログ特有の造語なのだが、「継続圧力」という言葉がある。
 今日のエントリを書くにあたって、この言葉の定義を決めておこうと思う。

【継続圧力】
 明らかに継続すると損で、切り替えれば得をするとわかっていても、切り替えに伴う現状変更を望まない為、損をしたまま継続をしてしまう事。

(例)
 携帯のプランを変更した方がランニングコストは安くなるのに、ランニングコストが明らかに高い旧プランのまま、携帯電話を使用し続けてしまう。

 さて。本日の本題に入る。

 最初のネタは、シンシアリー氏のブログである。
 そこにあった朝鮮日報の翻訳記事が、日本人として実に身につまされた。

【シンシアリー】「ヘル朝鮮で民衆蜂起が無い理由」
http://ameblo.jp/sincerelee/entry-12078782063.html

 まさか韓国最大の売上を誇る朝鮮日報で「ヘル朝鮮」というネットスラングが聞けるとはなぁ。思いもよらなかった。
 朝鮮日報は、韓国のネットで、韓国の景気後退・低成長・雇用悪化を「地獄朝鮮」として揶揄している話をしているわけだけど。
 その内容で言えば日本だって「ヘル日本」である。

 確かに、日本はハードカレンシーの国だからして、韓国の経済危機ほどの危険度はない。
 というか単に日本は不景気なだけであって経済危機には成り得ない。日本はヘル(地獄)ではないとは思うけどな。

 そういう意味で経済危機になり得ない国は今、世界に2つしかない。
 アメリカと日本だ。この2国の政府は、借金返済不能に陥る事がない。最悪輪転機をフル回転すれば終了だからだ。
 自国通貨の信用を担保する為にドルや円やユーロで外貨準備高を持たねばならないソフトカレンシーの国とは違う。

 だから、アメリカや日本が低成長化しているのは愚かなはずだ。だってソフトカレンシーの国ではできない「通貨を発行して借金を返済する」ができるのに、政府が需要を下支えなんてせずに、歳出削減や税収強化を図っているんだから。これを愚かと言わずしてなんと言おう。

 その話を、もっともらしく今日ネタにしていたのは、陳胡痒氏。

【陳胡痒】本日のリーベンオチ
http://chinkokayuirv.blogspot.jp/2015/09/blog-post_836.html

最近それを「させない」日本人の集団的無意識層での潮流が見えてきました。
平清盛、織田信長、徳川宗春と上げ潮派の政治有力者はことごとくその半ばで倒れているわけですが、理由は仮に米帝みたいなゼニが全ての世の中になると、人間の立身出世はゼニの額で決まることになるわけです。
そうなりますと、自らは武力を持たず無力でありながら、他者の政治的権威を「認証」する「権威」だけを唯一の拠り所としている天皇を誰も敬わなくなります。
最近ではこの一番わかり易い例がホリエモンの一連の言動です。
そうなると日本の国体が破壊されてしまいますので、日本という国は好景気が続くようなことがあってはいけないという無意識レベルでの規制がかかっているのだと思います。

 彼の推論はいつも面白いと思う。
 思うのだけど。この件については俺は違うと考えている。
 所謂、これは俺、継続圧力だと思うのだ。

 国家を家族と仮定して話をするのって、俺は嫌なんだけど。
 仮に日本が1つの家族として、財務省がその家族の母親だとしよう。

 家族ってのは、母親が節約して貯金額を増やす事を反対するだろうか。
 景気をよくする為には、父親は子供たちに無尽蔵に小遣いをやり、毎日みんなを豪遊に誘えばいいのだ。
 だからって、そうするか?
 父の蓄えは一生使っても使い切れないほどであり、使わねば大半が相続税で持っていかれるとしても、母親は万一の為に蓄えを残し、節約して、父は働くのを辞めないって事は十分ありえる話だと思う。で、ほぼ無尽蔵な銀行預金を持つ両親(内閣&財務省)が、子供の小遣いをさらに削ろうとして、子供が文句をたれている図なのだ。

 無論、子供の道徳的面を考慮して、小遣いの額を抑えるのはまだわかるのだけど。子供に小遣いの中で食費も含めて生活するように説得し、自炊すればさらに減らせるだろうとかつぶやいているのが、現在の両親の姿だ。

 貯金はした方がいいと、みんな思っていると思う。

 無論、母親は食事の準備をして、子供の食費ぐらい面倒を見るべきなのだ。
 料理もしらない我が子が日々の生活にキュウキュウ言い始めて生活が破綻しかかっている時に、一時的な小遣いの増額もせず、自炊の仕方を仕込んで更に小遣いを減らすとか、鬼の所業だと思う。

 こうして書けばわかりやすいと思うのだけど、日本人にとって倹約、貯金は美徳なのだ。俺はそれは、日本人のDNAに刷り込まれた呪いではないかと思う。

 財務省の官僚は、「質素倹約の美徳」を続けているのだ。みんな薄々、政府が今、歳出削減をするのは自殺行為だとはもうわかっていると思う。だってアホちゃうもの官僚。
 でも、誰もやめないから、やめられないのである。

 家庭レベルのミクロな世界は、言わばソフトカレンシーなのだ。貯金して安全マージンをとらないと、破綻の可能性に備えられない。
 それは多分、大半の日本人がそうだと思う。

 しかし、日本やアメリカはほぼ絶対に破綻しない「国家」なのだ。
 最近、需給ギャップを埋めるぐらいは財政出動すべきだと、やっと常識として考え方が普及しはじめた。

 この継続圧力から日本人が逃れられるようになるのは、容易ではないが…。特に官僚。みんな節約節約言ってる中、財政出動を是にするのはホント大変だろうけど。

 そこが転換できない限り、きっとデフレは延々と続く事になるのだと思う。
 俺は、麻生さんにはだいぶ期待してたんだけどなぁ。

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