EEKの紀行 春夏秋冬

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松山市 東雲神社にある「ナンジャモンジャの木」

2011年05月17日 | 松山市 東雲神社にあるナンジャモンジャの
松山市指定の天然記念物「ナンジャモンジャの木」
指定は、昭和51年3月8日、所在地は、松山市丸之内(伊予松山城東側山麓)にある東雲神社。

 ナンジャモンジャの木は、みなれないことから「ナンジャモンジャノキ」と言われ正しい名前ではない。
 日本名「ヒトツバタゴ」一葉タゴの意味で、タゴはトネリコの一名である。
 トネリコは、羽状複葉であるが、本種は一個ずつの単葉なので1葉トネリコの意味。
 本州中部の木曽川と対馬に自生する雌雄異株の落葉高木で、幹は、直立して分枝し、大きいものは高さ10m、直径60cmにもなる。
 葉は長井楕円形で、基部は急に狭くなり、花は、4月~6月にかけて白い花が咲く。
 満開時は、雪のようで美しい。
広辞苑にも、「なんあじゃ・もんじゃ」で掲載されておりますのでご覧下さい。

では、ナンジャモンジャの木を見て下さい。


松山市指定天然記念物のナンジャモンジャの木で花が開花すると雪を被った様に見える。雌、雄の木があり大きい方が雌木である。


画像は、雌木の花。


雌木の花をアップで。


雌木の花をアップで。


石段を上り門を潜ると眼前に見えてくる。


東雲神社入口で門の奥に白く見えるのがナンジャモンジャの木


東雲神社本殿で、歴史は文政6年(1823年)12月伊予松山藩主松平定通(第11代藩主)が社殿を造営、松平(久松家)の祖先菅原道真公と藩祖久松定勝公以下藩主の神霊を奉斎し藩崇拝の神社とした。
また伊予松山藩には過ぎたるものと諸藩からうらやまれたと言う県指定文化財、能面・狂言面195面と、能衣衣裳150点、葛帯41点、そして国指定の重要文化財、短刃・銘:国弘、太刀・銘:助包が宝物館に所蔵されている。
特に太刀・助包は、伊予松山藩番当頭、山本権兵衛義安の父、山本義純の所用にして、豊臣秀吉より拝領のものと伝えられ明治14年その末裔、山本義弘によって奉納された。


松山市大街道三丁目商店街「通称・ロープウエイ街」で画像は、松山城ロープウエイ東雲口駅舎前から撮影。
ロープウエイ街の街路樹は、全部ナンジャモンジャの木が植栽されている。


昭和54年3月、東雲神社宮司さんから10cm程の苗木を頂き育て上げ昨年やっと花が咲きました。
 現在高さ、2.5m 幹が12cm程になりました。


我が家のナンジャモンジャの木の花、何時も12月に深く剪定してしまうので開花しない。花芽を切ってしまうので、庭師さん曰く今年は剪定せづに自然の状態で保って下さい・・とアドバイスがあった。

コメント
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