電動自転車サイクリング
今日は、三津浜・高浜地区に行ってみた。
高浜地区の松山市梅津寺(ばいしんじ)町に秋山好古・眞之兄弟の銅像がある。
秋山兄弟生誕地の銅像は、好古が騎馬像で眞之は胸像だが、ここの銅像は兄弟共に立像である。
現在の眞之の像は、2代目で戦後復元建立しれたが、初代の銅像は、昭和6年眞之13回忌と日本海海戦25周年記念に元海軍技士奥平清貞の主唱により道後公園に造られた。しかし昭和18年好古の騎馬像ともども金属供出で潰された。
しかし台座は昭和6年当時の物で、元帥伯爵東郷平八郎が特別に「智謀如湧」と揮毫した。東郷平八郎は長寿であったので部下の将校達にいろんな揮毫をしているが、秋山眞之には、多くの知恵が何処から沸いてくるのか凄いと感じ書いたものだと言われている。
銅像の前には、旅順港閉塞作戦に使用したものと同じ石の一つが置かれている。
この石は、秋山眞之と廣瀬武夫との友情の証しの石とされている。
大分県竹田市にある廣瀬神社から送られて来たのである。
昭和6年に製作建立された銅像は、昭和18年太平洋戦争時金属供出兄、好古の騎馬像とともに潰された。
画像は、戦後昭和38年5月12日に復元され四国88ヶ所第51番札所石手寺の駐車場にあったのを昭和43年9月この地に移転設置したものである。
台座正面には旗艦であった戦艦「三笠」が描かれている。