Dr. 讃井の集中治療のススメ

集中治療+αの話題をつれづれに

第21回JSEPTICセミナー、第17回JSEPTIC-CTGにご参加くださったみなさま

2014-04-15 01:13:53 | 集中治療

第21回JSEPTICセミナーは、4月12日土曜日に東京ベイ浦安・市川医療センターにて「疼痛・興奮・せん妄」をテーマに、120名を越える方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

http://www.jseptic.com/seminar/pdf/21jseptic_pro.pdf

今回の特徴は、テーマが「疼痛・興奮・せん妄」であったこともあり、ナースのご参加が多かった点でしょうか。ドクターばかりでなく、ナースを始めとするコメディカルの方々に多数ご参加いただけるのは嬉しい限りです。

あらためまして、演者をお務めくださった自治医科大学 集中治療部 布宮 伸先生、自治医科大学 麻酔科 井上 莊一郎先生、武蔵野赤十字病院救命センター 安田 英人 先生、東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 麻酔部 岩井 健一 先生先生方、貴重なご講演をありがとうございました。勉強になりました。

恒例の午前中のCTG(臨床研究委員会)も、「夜間・休日のRRT管理についての観察研究」、「tele-ICUの試み」という2つの新しい研究テーマ、終了ホヤホヤのJSEPTIC-CRBSI、参加者募集中のICUにおける体重測定の観察研究、人工呼吸器管理の全国実態調査について、有意義なディスカッションができました。

http://www.jseptic.com/pdf/32.pdf

次回は6月28日に開催いたします。テーマは「ICUにおけるルーチーン」で、このテーマも比較的ナースに馴染みの深いテーマと思います。場所は田園都市線用賀駅から歩いて数分の会場で行います。詳細は後ほどご連絡いたします。

最後にもう2つだけ。

一つ目です。JSEPTICセミナーでは、毎回、フロアーから日常の臨床における疑問をアンケート形式で集計し、セミナーの最後に講師や理事の先生方にお答えいただく質問コーナーを設けております。この質問コーナーをQ&A形式にしてファイル化して、JSEPTIC-Clubにご参加の方にご覧いただけるようにする予定です。現在、JSEPTIC-Clubでは、セミナーの動画をご覧いただけるのと、毎号Intensivistに掲載される厳選論文20件の一覧ファイルを自由に利用していただけるようになっていますが、あらたにこのコンテンツが加わることになります。またJSEPTIC-Clubでは、JSEPTIC理事の先生方のミニレクチャーの動画配信も予定しております。詳細はのちほどMLやHPでお知らせします。

http://jsepticseminar.kenkyuukai.jp/about/


2つ目。5月10-11日に、第1回「JSEPTIC指導者講習会(仮称)」を自治医大さいたま医療センターで開催します。これは現在ご施設で指導的立場にいらっしゃるかた、将来それを目指す方、集中治療部の運営の仕方にお悩みの方、興味のある方を対象に行う講習会です。回診、ジャーナルクラブ、急変対応、M&M、コミュニケーションなどを、実践的に意見交換しながら学ぶセミナーです。詳細は近日中にMLやHPでお知らせします。

引き続きよろしくお願いします。