知的財産研究室

弁護士高橋淳のブロクです。最高裁HPに掲載される最新判例等の知財に関する話題を取り上げます。

山本七平「日本人とは何か」を読む(1)

2011-04-17 20:47:50 | 読書

まず、プロローグ。

日本人の独創性を示すものとして、以下のものが挙げられています。

かな

女帝

幕府、

武士

紋章

そして、伊達千広の「大勢三転考」という歴史観。

「大勢三転考」は、日本史をその政治形態から、「骨の時代」、「職の時代」、「名の時代」に区分するものであり、本書は、この区分に従って構成されています。

伊達千広によると、「骨の時代」は、「職の時代」の要素を内包し、「職の時代」は、「名の時代」の要素を内包していたため、その流れは必然であったとされます。

 

 


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