知的財産研究室

弁護士高橋淳のブロクです。最高裁HPに掲載される最新判例等の知財に関する話題を取り上げます。

樹脂組成物審取

2011-05-29 21:49:46 | 最新知財裁判例

平成22(行ケ)10325:

請求棄却

本件は、拒絶査定不服審決審判不成立審決に対する取消を求めるものです。

裁判所の判断は15ページ以下。

本判決は、補正の目的が「明瞭でない記載の釈明」であるとする原告の主張について、不明瞭な部分は、「僅かに」という部分だけであるのに、「僅かに」を含む全体を削除したことは、「明瞭でない記載の釈明」に該当せず、また、補正前後の発明の実質を変更する可能性があるものと判断して、これを排斥しています。

 

 

 


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