Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

ベルゲン3

2006-07-03 | テディベア

港の東側にあるブリッゲン地区は、14世紀中ごろ、ドイツから来たハンザ職人たちが貿易事務所を開設し、居住を許された地区で、現在並ぶ建物群は1702年の大火後に建てられたもの。
1979年にユネスコの世界遺産に登録された。

 

 

 

 

 

 

 

ヴォーゲン湾に面して並ぶ三角屋根の建物は、奥に細長い、中世ノルウェー建築の代表的建物。

 


ハンザ商人
タラを中心に干し魚の取引で賑わっていたベルゲンに13世紀ごろからドイツ商人が出入りし始めた。
やがて、ハンザ同盟を作り一大勢力をもった彼らはハンザ商人とよばれ、ベルゲンと諸外国との取引を牛耳っていった。
彼らの当時の生活ぶりを伝えるのに、ハンザ商人たちの主要な取引品目であった干し魚を扱った商館が博物館になっている。
作り付けの家具は実際に当時使われていたもので、火事を恐れたため暖房器具は一切なく、万が一の火事の際に家を壊して延焼を防ぐための鉤や消化用水を入れた樽を常備。
ハンザ商人たちは当初、取引の行われる夏場だけの滞在だったが、次第に年間を通して居住するようになった。
小番頭のベッドからは、1つを2人で使ったという小さなベッドが並ぶ見習い部屋が見渡せる。