キアズマ国立近代美術館は、ナショナル・ギャラリーのモダンアート部門として、1998年にオープンした美術館。
フィンランド人作家を中心に、1960年以降の現代アートを紹介している。
斬新な建物の設計は、アメリカ人建築家スティーブン・ホール。
館内は、フロアからフロアへの階段、展示室から別の展示室への入り口と出口の動線が工夫されていて、迷子にもなったりするが、それが楽しい。
作品の撮影も、フラッシュもOK。
ミュージアムショップも充実している。
ほしい本がたくさんある。
ここだけでも、1日、過ごせそう....。
絵本を1冊、デザインの本を1冊、くまにピンバッチをひとつ買った。
★
ナショナル・ギャラリーのアテニウム美術館とどちらにしようかと迷ったが、人も少なく、ゆっくりできて、すぐ前に、行きたかった郵便博物館もあったし、こちらを選んでよかった。
郵便博物館では、ムーミンの記念切手を買いたかったが、なくて、がっかり....でも、デザインの楽しいのが結構あって、見物人が私たちだけなので、売り場の人が、いろんな切手を2~3枚づつ、めんどうがらずに分けてくれた。
ここは、360年のフィンランド郵便システムの歴史をコンピュータなどを使いながら紹介、机や椅子が置かれたコーナーがあり、その場で書いて投函することもできる。