赤の広場に着くと、すぐに見えてくるのは、ポクロフスキー聖堂(聖ワシリー寺院)です。
テレビや絵はがきでしか知らなかった世界、それが、目の前にこんな風景で広がっているふしぎさにびっくりです。
さすが、モスクワの中心地、小雨模様のなか、観光の人たちが訪れています。
聖堂の前の像は、1612年、モスクワをポーランド軍から解放したしたミーニンとパジャルフスキー像です。
「赤の広場」の赤は、ロシア語のクラースナヤ・プローシャチ、「クラースナヤ」という言葉は、現代ロシア語では「赤い」という意味ですが、古代スラブ語では「美しい」という意味でした。
「赤の広場」は、本来「美しい広場」だったのです。
広場の起源は、この地にクレムリン(城壁)ができた15世紀末にさかのぼりますが、現在の名前でよばれるようになったのは、17世紀末のことだそうです。
クレムリンのたくさんの塔のひとつスパスカヤ塔、中の黄色い建物は、大統領府です。
かわいいお帽子を被って、小雨なんか、平気な子ども、父さんの肩車がうれしそうです。
バスの中から見る雨の中の聖堂、幻想的です。
このたびのツアーはJTBの旅物語、大型バスに16人のツアーなので、2座席を1人で、座席も楽々、移動が楽でした。
クレムリンの中の武器庫(宝物庫)やウスペンスキー大聖堂は、午後の観光です。