ウスペンスキー大聖堂は、クレムリンの中心に立つ大聖堂で、かつてロシア帝国の国教大聖堂とされ、ロシア皇帝の戴冠式や総主教の任命式がおこなわれた場所でした。
大聖堂の壁と柱は一面イコンとフレスコ画で飾られていますが、イコンをここに描き残した僧の数は1000人に及び、堂内を照らす銀のシャンデリアは、ナポレオン軍が盗み出した300kgの金と5トンの銀を奪い返して作ったといわれています。
この聖堂も、内部は写真撮影禁止ですので、内部の写真は、カタログからの転載です。
最後の写真は、1856年8月26日に行われたアレクサンダー2世の戴冠式の模様です。