Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

かごしま近代文学館

2014-02-07 | テディベア

知覧から帰って、次に行く予定にしていたのは「かごしま近代文学館」です。
市電だと降りてから徒歩10分、シティービューだと徒歩3分とあったので、迷わずシティービューを選択、駅前でボランティアのスタッフが「これに乗ってください」と手招きしてくださったので、「西郷銅像前に止まりますか」と確認して乗車、

 

ところが、シティビューには2系統あって、違うのに乗っていたら3番目に止まるのに、私が乗ったのでは止まるのが10番目、なんと、1時間もかかってしまいました。

 

時間はかかったものの、たくさんの史跡で止まるたびに、車内アナウンスで、説明があり、いろいろなことが分かって、窓から桜島も見ることができました。
走っているバスの中から撮った写真です。

 

「西郷銅像前」で下車、バス停の名のとおり、西郷さんの銅像が建っています。

 

この犬は西南戦争で西郷さんと行動を共にした愛犬「カヤ」に似ているそうです、この犬の横に立って写真を撮ると、道路を隔てた丘の西郷さんといっしょに記念撮影をしたように写ります。

 

銅像の横の坂道を上っていくと、「かごしま近代文学館」に着きました。

 

館内は写真撮影禁止です。

 

かなり広いスペースに、見学者は私以外に2人だけ、

 

ゆっくりと、鹿児島ゆかりの作家5人の資料などを見ることができました。
5人の内梅崎春生さん以外の海音寺潮五郎さん、林芙美子さん、椋鳩十さん、島尾敏雄さんの著作はたくさん読んでいるので、とても興味深い時間を過ごしました。

 

ほかのゆかりの作家22人のなかにも、有島武郎、有島生馬、里見惇、吉井勇、杉田久女、山口誓子など、親しんだ作家の資料も常設展示されていました。

 

特別展(2013.11.20-2014.2.11)は「向田邦子の女、男」でした。
たくさんの展示室を使って、いろんな視点で語られていましたが、彼女が使っていた鞄の中にカステルバジャックの布バッグがあって、背中に羽の付いたくまがプリントされていて、思わず微笑んでしまいました。
「かごしま近代文学館」には「かごしまメルヘン館」が併設されていて、土曜日の夕方ということもあり、親子連れで賑わっていました。
なかなか楽しい施設で、ここでは写真撮影もOKで、メイもいっしょに楽しみましたので、明日から3回にわたって紹介します。



         

 

昨日は、日本・スイス国交樹立150周年の記念切手発売日でした。
スイスのオートマタ作家ミッシェル・ベルトラン作「バリスター」(1900年頃)です。
このオートマタは、東京の「小さなオルゴール博物館」で動かしてもらったのを見て感激、写真も撮らせていただいていたものです。