Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

エカテリーナ宮殿7-1

2007-12-21 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エカテリーナ宮殿は、全長310mのロシア・バロック調の華麗な建築で、ロシア史の花、女帝の夢を語る壮麗華美な宮殿といわれています。
青い壁に白い円柱、随所に金箔が散りばめられた宮殿は、ピョートル大帝の娘である女帝エリザヴェータ(在位1741~1762年)の命により建設されたもので、帝は、母エカテリーナ1世に因んでこれをエカテリーナ宮殿と命名しました。
後にエカテリーナ2世も愛したこの宮殿は、ロシア女帝の権威をいまも誇示し続けています。

朝のホテル

2007-12-20 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルパークインプルコフスカヤの朝です。
夕食がフォークロアディナーショーの予定なので、今日はロシアの民族衣装を着ることにしました。
バイキングの朝食は相変わらず豪華でしょう。
たとえ一口づつでも、全種類とると食べられませんので、ハム・ソーセージ類、卵などはとっていません。
洋梨は小さくてくまサイズなんですけど、おかわりしたくなるほどのおいしさでした。
朝食後、出発まで、ホテル内のいろんなショップを見て歩きました。


小さな国際親善

2007-12-19 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緻密で繊細でまるで芸術品を見ているような塗りの小箱シュカトゥールカを見ていると、店員さんが「こっちこっち」とお店の奥の別のコーナーに案内してくれます。

そこには、ロシアのくまさんがいて大歓迎してくれました。
カシスを見て「ぜひいっしょに写真を撮るように」との店員さんの気持ちでした。
ぱっと、1匹のくまを手に持って並ばせて、にっこり、言葉は通じなくてもあたたかい心が通じて、くまたちの小さな国際親善の場となりました。

たくさん並んでいるケーキは、ケーキ屋さんの店先ではなく、スーパーの一角です、豊富な種類にびっくりしました。

サンクトペテルブルグのホテルは、パークインプルコフスカヤ、ここに2連泊します。
夕食はホテルでゆっくりととり、明日は、いよいよ、午前中エカテリーナ宮殿、午後エルミタージュ美術館の見学です。
おやすみなさい。

アニマルズ+

2007-12-18 | テディベア

最終日でしたが、伊丹市立美術館でひらかれていた三沢厚彦さんの「アニマルズ+」に出かけてきました。

 

等身大の木彫り(樟)の作品です。
写真撮影禁止ですので、この写真は美術館のホームページからの転載ですが、こんな感じで展示されていて、猫と犬の部屋もありました。

 

美術館は、旧岡田家住宅と酒蔵に繋がっていて、酒蔵には、大きなユニコーンが2頭立っています。
座敷には虎が....建物は撮ってもいいと許可をいただいて撮ったら、しっぽがちょっと写っていました。

 

チケット、会場案内図、子ども向けのアニマルズ+通信など、この会場案内図を見ながら、彼の作品にふれていきます。
2Fで象や猫や犬を見て、セットされた彼の製作部屋をのぞき、B1Fに下りて白くま小屋の白くま、キリンを見て、酒蔵のユニコーン、虎を見てというふうに....。
白くま小屋の壁には小さなヤモリがいたりと楽しい展示です。

 

木彫り作品とドローイングの絵はがき、この14種類をミュージアムショップで売っていました。

 

絵本「動物たち」と「ぞうをつくる」、「小さい彫刻うさぎ」、うさぎは彼の作品を縮小して職人さんが作った合金製のものです。

 

絵本のだいすきなカシスは、もう、夢中、ちょっとお行儀が悪いですね。

 

わ~、ぞうさんは、こうして生まれてくるんだって!

 

美術館の中に「柿衛文庫(かきもりぶんこ)」があり、その名のもとになった頼山陽ゆかりの台柿の木(2世)がまだ実をつけていました。

 

台柿というのは、柿の実の横にぐるっとくびれが入っていてそれが台のように見えるということで名付けられためずらしいものです。

 

1週間ほど家をあけていましたが、届いていたクリスマスカード、手描きのがあったり、アンティークの外国製のがあったり、それぞれ贈ってくださった方たちのお人柄がしのばれるカードです。

血の上の救世主教会

2007-12-17 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

グリボエドフ運河の岸にキリスト復活聖堂があります。
1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられたので、「スパス・ナ・クラヴィ」血の救い、血の上の救世主教会といわれています。
教会の建設がはじまったのは1883年、サンクトペテルブルグにはめずらしい純ロシア風建築で、完成までに25年の歳月がかかったそうです。
それだけに建物の隅々にまで細かい装飾が施され、その素材もモザイクや彩色タイル、大理石などさまざまなものが使われています。
モザイク画は宗教的なテーマのものが多いのですが、運河に面した鐘楼の壁面には、帝政ロシア内の144の町、地域の紋章が描かれていて、内装も豪華絢爛、世界にもこれだけのモザイク画を持つ教会はほかにないといわれています。

ネフスキー大通り

2007-12-16 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネフスキー大通りは、帝都サンクトペテルブルグのメインストリートで、長さは約4.5k、幅25~60m、街で一番古い通りのひとつです。
ネフスキー大通りは、ドストエフスキーの「罪と罰」のラスコーリニコフが歩いた道でもあり、ゆっくり歩きたかったのですが、バスで通っただけでした。
今日の写真は、全部、バスの中からのスナップです。
最後の写真、芸術広場のロシア美術館の前に建つのは詩人プーシキン像です。


中学2年生のとき、スタインベックの「怒りの葡萄」を読んでから、パールバックの「大地」、トルストイ、ドストエフスキーなどのロシア文学へと傾倒していきました。
思春期から青年期にかけての思い出です。
このたび、ロシア旅行にあたって、再び、ドストエフスキーの「罪と罰」、「死の家の記録」、「白痴」を読んで、感動をあらたにして出かけました。
このたびの旅行では、自由行動がなく、文学の世界に触れることができなくて心残りでしたが、帰国後も、読書三昧でサンクトペテルブルグの情景を甦らせています。


私がルポすることができない、文学の世界、作品の引用もふくめて、すてきなページを見つけましたので、日曜日のひととき、お時間があれば美術の世界もふくめて、お楽しみください。
露西亜旅行覚書 第弐篇

海のレストラン

2007-12-15 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

フィンランド湾に注ぐ夏の宮殿の庭園を見た後で入ったレストランは、船のロープなど海で使われる道具が飾られ、陶製の海の魚が泳いでいました。
ランチメニューは、具たくさんのスープ、豚肉のソテー、デザートのクレープでした。
午後は、ネフスキー大通りを通って、血の上の教会に向かいます。


夏の宮殿5-5

2007-12-14 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

1枚目の写真は、サンクトペテルブルグ写真集からの転載です。
5月から10月の間だと、こうした噴水を見ることができます。
この風景を上から見たのが2枚目の写真です。
庭園の噴水には、石がボタンになっていて、のんびり歩いていてそこを踏むと噴水が噴き出す仕組みもあったりします。
5枚目と6枚目の写真の水路の先は、フィンランド湾で、晴れた日にははるかかなたまで見渡せるとのことでした。

夏の宮殿5-4

2007-12-13 | テディベア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壁のクロスと椅子が同じ貼り地だったりすると、やはり、いい感じです。
シャンデリアも燦然と輝くものから静かに灯るものまで、いろいろなデザインが楽しめましたが、当時の庶民が1本のローソクの下で暮らしていたことを思うと、これだけの数のローソクは贅沢のかぎりですね。