Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

切手の博物館

2014-10-21 | テディベア

JR目白駅で下車、すこし歩いていくと、歩道に埋め込まれた北原白秋の詩「葉っぱ」が書かれたプレートがありました。
上を歩いていく人もいますが、詩を読みながら、そっと、横を通り抜けました。

 

10分ほど歩くと「切手の博物館」に到着です。

 

10月4日(土)は、嫁の予定があったので、息子が案内してくれました。
入場料200円は切手で支払うこともできます。

 

特別展示の「世界の人形展」がはじまったばかりで、12月28日までひらかれています。
「呪術と祭り」、「伝統的な人形」、「人形劇とその人形」、「おもちゃ」、「これも人形?」に分けて、世界中から集められた切手が展示してあります。

 

館内に飾られた作品、おじいちゃんが読んでいるお手紙を少女が覗きこんでいます、メイもいっしょに見せてもらいました。

         

ちょうど、「切手バザール」もひらかれていたので、覗いてみました。
たくさんの切手や記念押印した絵はがき、封筒などがきちんとファイルされ、手にとりやすいように分類してありました。
ふだん手に入りにくい外国のおもちゃを中心に買い求めましたので、明日と明後日、紹介します。

 

ランチはワインに特化したレストラン「モンサンミッシェル」で、ミニコース料理。
博物館でかなりの時間を使い、お腹がすいていたせいか、写真を撮っていませんでした。

 

食事後、ネットで検索した「目白散策コース」をのんびりと散策しました。
ここは小さな本屋さん「貝の小鳥」、ふつうのお家のお玄関で開店しているさりげなさ、児童書などの中古本やグッズを扱っていました。

 

1冊のかわいい絵本を見つけました。
裏表紙に「たんぽぽ せらみゆ」とお名前が書いてあります。
みゆちゃんが読んでいたご本ですね。
たんぽぽ組は二男が幼稚園の3年保育のときのクラス名で懐かしかったので、買って帰ることにしました。

 

小さなギャラリーも廻って、駅の方に歩いていくと、目白庭園があり、無料で開放されていました。

 

ティータイムは、カフェZoKAでハロウィンバージョンのコーヒー、夕方まで、楽しい時間を過ごしました。
 

丸山橋

2014-10-20 | テディベア

武井武雄さんの「鳥の連作No.13 1975年」の絵はがきです。

 

イルフ童画館の近くの丸山橋の欄干に、

 

この鳥たちがデザインされています。

         

彼の作品が嵌めこまれたレリーフと、

 

鳥たちが交互にデザインされて、橋を渡りながら見る欄干がまるで美術館のようです。

 

絵はがきのイラストにある鳥たち、

 

この絵はがきにはない鳥たち、

 

作品を紹介する絵と文章のレリーフ、写真は絵の一部分を切り取って紹介しています。

この橋をふくめ、「童画のまちおかや まちの中の武井武雄」の風景が、イルフ童画館のご利用案内で見ていただけます。
警察署や市営住宅にも…岡谷のまちの人たちに愛され、展示室の中だけでなく、まちに飛び出して、その風景に溶け込んでいるのを見るのは、とてもうれしいことでした。
http://www.ilf.jp/info/area.html

岡谷の紹介はこれで終り、明日からは、東京での日々のメモ的な紹介です。

ラムラム王

2014-10-19 | テディベア

刊本作品No.55「ラムラム王」 1964年

 

ことりのくに 1955年

 

「イソップモノガタリ」表紙 制作年不詳

          

ドウブツノエンクワイ(コドモノクニ名作選より) 1929年

 

Le coq N.1号 1978年

      

おりてきたらんぷ 1963年

 

「近代童詩」扉 1975年

      

おやゆびひめ 1965年

 

青の魔法 1964年

青の魔法をかけられて
昔の空は青かった。

青の魔法をかけられて
昔の海も青かった。

魔法使いの居ない今
空と海は灰色だ。

地球は廻っているけれど
青の魔法を知るひとは

みんな僕らを見限って
月の世界へ行ったのだ。

 

鬼 1952年

きたならしい世界
がいつまでも続くと
鬼の眼にも
涙がにじむ。

脇目もふらない
一本気で損ばかり
しているそうだ
鬼は怠惰という
言葉を知らない。

私は鬼になりたい。


ミュージアムショップで求めた武井武雄さんのたくさんの絵はがきのなかから、10枚を選んでみました。
「青の魔法」と「鬼」に添えられた言葉は図録からの転載です。
明日は「鳥の連作」の鳥たちがデザインされた橋の欄干を紹介します。

イルフ童画館(続)

2014-10-18 | テディベア

「イルフ童画館」の展示室内は撮影禁止ですが、1階から3階に渡る吹き抜け空間が撮影OKでした。

 

タペストリーは武井武雄さんの童画作品「天竺聖母子像」、吊りオブジェは「鳥の連作No.11]をモチーフに制作されたものです。

 

一角に自由に手にとって読める本のコーナーがあり、

 

彼の美しい作品が散りばめられたカタログも置いてありました。

 

イルフ童画館の栞には次のように書かれていました。
途方もない引き出しの数。
その中からは、創造という魔法をかけ、手品のように次々と形を変えて、童画(子どもの心に触れる絵)が飛び出してきます。

 

日本や世界の優れた童画と童画家を紹介する第1企画展示室では「チェブラーシカ展」がひらかれていました。

 

大きなぬいぐるみのチェブラーシカがうれしくてたまらないメイです。

 

第2企画展示室には、モーリス・センダックの原画が常設展示されています。

 

喫茶ラムラムで食べたおやき、ここのおやきは今までに食べた中で一番おいしく、Donnさんは特別に分けていただいてお土産にしたほどでした。

 

前日の岡谷美術考古館の帰りに食べたアップルパイセット(ケーキと紅茶セットで500円)もとてもおいしくて、大満足でした。
イルフ童画館では、このほか、ミュージアムショップに隣接した絵本ライブラリー「はらっぱ」で2,000冊の絵本をいつでも読むことができるようになっています。
明日は、ミュージアムショップで求めた武井武雄さんの童画の絵はがきを10枚セレクトして紹介します。

イルフ童画館

2014-10-17 | テディベア

今年は、童画の王様と言われている武井武雄さんの生誕120周年です。
かねてから行きたいと思っていた彼の作品が展示されている「イルフ童画館」に出かけました。

 

10月3日、岡谷駅で、滞在中の名古屋から来たDonnさんと待ち合わせ、岡谷郵便局で風景印を押してもらってから、やってきました。

 

童画通りでも見かけた街燈が建物にぴったりの風情です。

 

Donnさん家のパンダくんとキャンディちゃんとメイが久しぶりに出会ったご挨拶がてら、ラムラム王の記念碑の前で記念撮影をしました。

         

「ラムラム王」は彼が文章も挿絵も手掛けた児童文学の代表作で、はじめて買って読みましたが、とても面白い本でした。

 

入口を入ると、

 

すぐに、大きなレリーフ「星曜日」が迎えてくれます。

 

遠い星を見ている者は幸である。
星に着陸してその無慈悲な肌にさわるものは不幸だ。
もしも愛するものがあったら
遠くにおいて手を伸さないようにしよう。
征服は又の名を惨敗という。
仰ぎみよ、星はいつも君たちの上に居て、
春夏秋冬はこの星空と、
君たちのベッドとの間を静かに流れていく。
星曜日こそ星空の最も美しい日なのだ。
(図録より)

 

ミュージアムショップに飾られた手作りの120歳のバースデーケーキ、参加者それぞれのお祝いメッセージが書かれていました。

 

ミュージアムショップの一部、たくさんの絵本や書籍、絵はがき、グッズなどが並んでいました。
展示室は写真撮影が禁止でしたが、一部だけ、OKの場所がありましたので、明日、紹介します。
1階から3階に渡る吹き抜け空間に、すばらしいタペストリーと吊りオブジェが飾られていました。

岡谷美術考古館(縄文土器)

2014-10-16 | テディベア

 

 

 

 

1枚目の写真は、「顔面把手付深鉢形土器 海戸遺跡 縄文時代1100中期中葉(約4000年前)」で国重要文化財に選ばれています。
展示されている土器の全体の造形もさることながら、

 

 

 

 

 

装飾された部分をアップしてみました。
そのデザインの美しさにうっとりと見惚れていました。
明日はイルフ童画館の紹介です。

岡谷美術考古館(土偶)

2014-10-15 | テディベア

 

岡谷美術考古館は、イルフ童画館の近くの童画館通りにあります。
岡谷市ゆかりの彫刻家の作品が展示してありましたが、そこは写真撮影禁止で、土器はOKとのことでした。

 

 

遺跡が何か所かあって、そこからの出土品が展示されています。
明日ご紹介の縄文土器のなかには、国重要文化財に指定されているめずらしいものがありました。

 

 

         

 

 

 

土偶がすきなので、大切な命を愛おしむようなかわいい姿に見惚れていました。
夕方の遅い時間だったこともあり、お客さんは誰もいなくて貸し切り状態、見学を終えて下りてくると、学芸員さんが1970年代に広島大学の学長さんだった飯島先生の甥御さんだとかで、飯島先生にお会いしたことはありませんが、お名前は存じ上げていたので、すこしお話をして、楽しい時間を過ごしました。

諏訪湖

2014-10-14 | テディベア

いつの日か、童画の王様と呼ばれている武井武雄さんの「イルフ童画館」に行きたいと思っていました。
10月2日の朝、広島から名古屋まで新幹線で、名古屋から塩尻まで特急で、塩尻から岡谷まで普通で5時間余りをかけて、出かけることができました。
旅のお供は、広島駅で買った「山のお弁当」、なるべく地元産の食材を使い、揚げ物のないお弁当で、売り上げ金の一部が広島山岳連盟に渡されるとのことでした。

 

岡谷駅の構内では、武井武雄さんのラムラム王の看板が迎えてくれました。

         

ブロンズ像の下にはめこまれていた駅の説明プレートで、古くから栄えた駅だということがわかります。

 

駅の正面は鄙びた風情ですが、南口への連絡通路はびっくりするほどの現代的なものでした。
帰り道、ちょっと道を間違えて遠回りをしたので、南口に着いて、こちら側に渡るために通って、それがわかりました。

 

この日泊まったホテルは駅から徒歩1分のビジネスホテル、道路のマンホールのふたのデザインが、岡谷市の花つつじでした。

 

ホテルに荷物を置いて、タクシーで諏訪湖へ、行ってみることにしました。
御神渡りでも知られる諏訪湖は、私にとって伝説の物語を思い起こさせてくれるちょっと憧れの場所、昔は水がきれいだったそうですが、今はすこし濁っています。
この日は風が強く、波も立って、メイのスカートも風をはらんでいます。

 

諏訪湖に1つだけある水門、釜口水門がすぐそばにあり、

 

そこから天竜川に流れていました。
湖から川に沿って遊歩道が整備されています。
タクシーの運転手さんが親切にいろいろ説明してくださり、ところどころで写真を撮りながら、岡谷美術考古館まで連れて行ってもらいました。

 

岡谷美術考古館は、イルフ童画館のすぐ近くで、一帯はイルフ館とか、童画通りとかの名前がついていて、武井武雄さんの鳥をデザインした街燈や、

 

銀行の壁面装飾なども見ることができました。
明日は、岡谷美術考古館の館内を紹介します。 

メッセージフェスタ2014

2014-10-13 | テディベア

「メッセージフェスタ2014 in KITTE」が10月11.12.13日とひらかれています。
お昼過ぎの新幹線で広島に帰る11日が初日でしたので、覗いてみました。
このイベントは前日、東京中央郵便局京橋分室での記念押印のとき、局員さんが教えてくださいました。

 

KITTEの吹き抜けに5mの巨大ぽすくまのバルーンが展示してあります。

 

ぽすくま郵便局ではオリジナルグッズを売っています。

         

ムーミンポストオフィスもあり、

 

ダイカット絵はがきと絵はがきと同じカットの切手を売っていて、フィンランド郵政の記念スタンプを押してもらえます。
ムーミンママのカードと切手を選びました。

         

無料で体験できるコーナーがいろいろあって、ここメッセージバーでは、便箋つき封筒と筆記具が選べるようになっています。
「はじめての万年筆がパーカーなんです」と、軸の色まで選べたので、渋い茶色のをお願いして、自分宛に、いまの気持ちを書いてみました。
手にすると、すこし重みのある格調あるパーカーの万年筆は、さすがにすばらしい書き味でしたが、後でファースト万年筆はモンブランだったと間違いに気づきました。

 

11日はイベントの初日で、11時から11時半まで、会場中央に設えられた舞台でオープニングセレモニーがひらかれていました。
セレモニーの終わりに舞台挨拶をするとのことで、ぽすくまが舞台の入口でスタッフの人といっしょにお辞儀の練習をしていました。

 

新幹線の時間が迫っていたので、横顔しか撮れないなと思っていたら、こちらを向いて、手を振ってくれました。
ありがとう、ぽすくまくん。
あたたかい気持ちになって、会場を後にしました。
お近くの方はお出かけになれるといいですね。

 

ぽすくま郵便局などで求めたグッズ、クリアファイルはオリジナル、シールはおまけです。

 

イベントがはじまる前に東京中央郵便局で求めた切手やカード、切手はビル内にある東京大学博物館のめずらしい所蔵品で、半年前に博物館を見たことがあるので、記念にと思いました。 

ノーベル賞

2014-10-12 | テディベア

 

         

美しい絵はがき3枚は、ジョン・レノン、ヨーコ・オノ夫妻が1979年8月4日にふたりだけの静かなひとときを過ごした銀座のカフェ「樹の花」のものです。
They had a good time, here. 19790804と記されています。

 

 

東京滞在中の10日、東京中央郵便局京橋分室に行く途中と帰りに、この「樹の花」に2度立ち寄りました。
運よく2度ともおふたりが座ったテーブルにつくことができて、優雅なティータイムを楽しむことができました。

 

行きに寄ったときに注文した紅茶のセーデルブレンド、世界屈指のティーブレンダ―、バーノン・モーリス氏の独自の紅茶哲学から生まれたハンドブレンドティーです。
スウェーデン王室で愛飲されているほか、ノーベル授賞式晩餐会で供されている紅茶としても知られています。
7日発表のノーベル物理学賞受賞者に赤坂勇教授、天野浩教授、中村修二教授が、10日発表のノーベル平和賞にマララ・ユスフザイさん、カイラシュ・サトマルテイさんが選ばれたばかりで、タイムリーだなと思って注文したのですが、お店の方もコラボですねとにっこりしてくださいました。
香りのよいおいしいフレーバーティーでした。

 

 

 

東京中央郵便局京橋分室でお会いしたsetsuさんと嫁と3人で帰りに寄ったときは、コーヒーとケーキのセットを頼みました。

今回の旅行の終わりの方の紹介になりましたが、ノーベル賞受賞者の発表があったばかりなので、はじめての記事に選びました。
明日は、11、12、13日とひらかれているイベント「メッセージフェスタ2014 in KITTE」についての紹介です。
昨日、お昼過ぎの新幹線に乗るまでの短い時間でしたが、KITTEの吹き抜けに展示された5mの大きなぽすくまのバルーンなど、楽しい写真を撮ることができました。