祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色。盛者必衰の理を顕す。 平家ゆかりの尼寺 清香山玉泉寺寂光院・・ 源平の合戦・壇ノ浦の戦いに破れ海にとびこんだ平清盛の息女 建礼門院。 源氏に助けられ 京都に護送される。そのとき 髪を下ろして出家。寂光院に入寺し平家一門と、ご子息の安徳天皇の菩提を弔うために余生をここ寂光寺ですごす。本尊は聖徳太子作ともいわれる六万体地蔵尊。体内外に多くのミニ地蔵尊をもつため六万体。たくさん=六万らしい。実際には数千体。2000年に放火による火災で本堂と共に火災により損傷。本尊体内になった地蔵様だけは何をまぬがれ宝物館に展示されている。本尊は黒くこげただれ損傷も激しいがそのままの姿で収納庫に保管され特別拝観のときに公開。(2011 春の特別公開は 4/29-5/15) 本堂は以前の姿を復元する形で再建。年月をへた趣はなくなってしまったが・・ 当時、関西では大きくニュースになったこの放火事件。犯人がつかまらないまま時効になったそうです。なぜ放火・・ 理解に苦しみます。学生運動はげしきころはこういう事件もあったそうですが 2000年ですから??? 焼けただれた本尊のむごさに衝撃をうけ なぜこんなことをと 疑問は大きくなるばかり。
寂光寺はJR東海の”そうだ京都行こう”の今年の初夏のキャンペンポスターにもなってます。日本のみどり色がみつかりました・・ 確かに新緑が気持ちいい大原かいわい。 訪れたときは雨模様 GW中の日曜日とはいえ人は少なく ここにも震災の影響かと感じた次第。
ひさびさにスカッと勝ったどら様。 さすが吉見投手ですな。この調子で頼みますよ。