ザ・サウンド オブ わんわん The sound of wan wan

ベルジアンシェパードグローネンダールのズースです。

ニケが来た日は雪でした

2010年02月02日 | Weblog
                                    うちに来た頃のニケ。外を見る姿も淋しげに見えました。


昨日は、関東のほうはだいぶ雪が降ったようですが、こちらは冷たい雨。
どうせ冷たいなら雪のほうがいいなあ・・だけど、このあたりは坂ばかりだから雪が降ると
ほんとは大変。道が凍ると、うちの前の坂で、つるっとすべって転ぶ人を見かけます。

ちょうど2年前の2月、ニケが来たのは雪の日でした。
岩国から、トラック便で荷物集積所に着くのを、明け方受け取りに行くことになっていました。
前日は雪が降り、道が凍って車が出られなくなったらいけないので、夜中にうちの前の道にお湯を流し、雪を溶かしました。
明け方、4時頃に六甲アイランドの荷物集積場に行くと、すでに夜中の1時半頃トラックが着いていたとのことで、寒くて暗いところに、ほかの荷物と一緒に、黒のビニールで目張りされたケージが置いてありました。
3才で母犬と別れて、ひとりぼっちになり、はるばる旅してきて、寒いところに置かれ、なんとも哀れを誘う状況です。
うちに着いたニケは、ぶるぶる震え、小さく身を縮めて、見るからにおびえて、悲しそう、淋しそう。
というわけで、来た日のニケは、マッチ売りの少女のような子だったのです。
来たばかりのニケ。この不安そうな顔。
テーブルのまわりをぐるぐる回っていました。