平成30年9月17日に神奈川県横浜市中区の社会福祉センターで
公益社団法人日本吟道学院神奈川山梨地区秋祭り吟道大会が開催されました。
私は聴吟で参加しました。今回紹介します吟詠は、プログラム番号74番目に登場した
吟者 修神会市ヶ尾教場 大村龍喜さん「涼州詞」(王翰作)です。
詩文は以下の通りです。
涼州詞 王翰
葡萄の美酒 夜光の杯
飲まんと欲すれば 琵琶馬上に催す
酔うて砂場に臥す 君笑うこと莫かれ
古来征戦 幾人か回る
私は大村龍嘉さんの吟詠を聴きながら「吟道範典」
の「詩のこころ」に目を通しました。
砂漠に夕闇迫る頃、真っ赤なぶどう酒、夜目にも光るグラス。
もの悲しい琵琶の響き。
泣いて砂漠に伏せる兵士。
辺塞詩の最高傑作とされます。・・・・・・・・・・・・・
大村龍喜さんの吟詠を、じっくりとお聴き下さい。
最後まで、お聴き頂きありがとうございました。
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