スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

法然和歌「つきかげの」(母を亡くして)

2022-01-08 09:00:00 | 和歌吟詠

昨年令和3年秋、母が96歳で大往生しました。

真宗大谷派に信心深かった母に法然の和歌を捧げます。

(この吟詠はR2.4.11に公開した内容のほぼ再掲です)

和歌「つきかげの 法然」
  月影の至らぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ

この句は、毎月親鸞談義をしている友人から聞いていたものです。

この句を自分のものにするには何回も何回も読み下さなければと思っていました。

そんな時、最近葬儀で住職がこの句を引用して法話をしてくれました。

友人から聞いていたことと、住職から聞いたことで急に身近に感じました。

吟道範典には模範吟がありません、自分で吟譜をつけ吟じました。

どうぞお聴きください。

    和歌 「つきかげの 法然」
  
月影の至らぬ里はなけれども 

 ながむる人の心にぞすむ

この詩の心(私の気持ち)は、仏様は全ての人々に手を差し伸べてくれますが、

自分自身が心から「南無阿弥陀仏」を唱える気持ちがあってこそ、その慈悲の心が

解ろうというものです。だから他力本願が大事・必要、と理解しています。

今は未だ理解未熟かもしれません。ご了承下さい。

「スマート詩吟は面白い」そして「福祉吟詠は楽しい」法然和歌「つきかげの」

 以上です。またお会いしましょう

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