令和5年4月15日に神奈川県横浜市青葉区の青葉緑公会堂で、
公益社団法人日本吟道学院公認修神会春季吟道大会が開催されました。
今回は青葉台カルチャー教場 大澤厚祥さん「平家物語の一節」
を紹介します。詩文は以下の通りです。
平家物語の一節
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を現す
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ
詩の解説(日本吟道学院範典より転記)
平家物語の冒頭の一節です。
平家没落の哀史の前奏曲として切々たる哀韻を奏でています。諸行無常、栄枯必衰の理は平家物語の全編を通じる原理となっています。
大澤厚祥さんの哀感に満ちた切々たる吟詠をお聴きください。
大澤厚祥さん「平家物語より」
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