JUNSKY blog 2015

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で書いています

【日本未来の党】 に関して小沢一郎の陰をメディアが一斉に!

2012-11-30 23:44:25 | 選挙
2012年11月30日(金)

 衆議院選挙公示間際に新しく旗揚げした【日本未来の党】

 【(脱原発などで)国民の皆さんの「今のままでは選ぶ政党がない」

「本当の第三極を作ってほしい」という声に応え、新しい党をつくりました。】

 と、共産党や社民党は存在しないかのような上から目線ですが、

 昨日から今日に掛けては、各マスメディアが小沢一郎氏の陰を

指摘し始めました。

 原発マネーを潤沢に受け取っていたマスメディアは、どうしても脱原発派

ではなく、原発推進勢力を多数派にしたいようです。

 とはいえ、これまで次々と『新党』をスクラップ・ビルドしてきた小沢氏が

事実上選挙参謀を引き受け、現職議員も民主党離脱グループ「国民の生活が第一」

(小沢チルドレン)が圧倒的多数を占めていることを考えると、事実上

国民的に不人気だった「国民の生活が第一」の看板と党首の架け替えが目的

であったと言うことかもしれませn。

 それ故、選挙が終わると再び(5度目かな?)解党する可能性も無きにしも

あらずと云う不安定な状況で、民主党に裏切られた経過と同じ運命をたどる

可能性も考えられます。

「小沢氏使えずに官僚使えぬ」
 =嘉田代表【12衆院選】

 (時事通信) - 2012年11月30日(金)22:11


「小沢氏の力で政策実現」
 =嘉田氏が信頼アピール【12衆院選】

 (時事通信) - 2012年11月29日(木)22:57


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「小沢氏使えずに官僚使えぬ」
 =嘉田代表【12衆院選】

 (時事通信) - 2012年11月30日(金)22:11
 

 「小沢氏を使いこなせずに、官僚を使いこなすことはできない」。新党「日本未来の党」代表の嘉田由紀子滋賀県知事は30日の党首討論会で、同党に合流する国民の生活が第一の小沢一郎代表の「制御」に自信を示した。

 嘉田氏は「私は滋賀県の官僚をしっかり使いこなした」と強調。未来が「小沢支配」になるとの見方が絶えないが、嘉田氏は「なぜ皆さん、小沢氏をそう怖がるのか」と疑問を呈していた。

 討論会に先立ち嘉田氏は、都内のホテルで小沢氏と会談した。これに関し、嘉田氏は大津市内で記者団に「政策の中身の詰め、選挙の態勢などについて(協議した)」と説明した。

 また、小沢氏については「苦い薬だが、効果的な薬だ」と指摘。「良薬口に苦しだが、(小沢氏の)地方を大事にする政治、現場主義は地域主権改革にも有効」と語った。 


「小沢氏の力で政策実現」
 =嘉田氏が信頼アピール【12衆院選】

 (時事通信) - 2012年11月29日(木)22:57

 新党「日本未来の党」代表の嘉田由紀子滋賀県知事は29日夜のネット討論で、同党に合流する国民の生活が第一の小沢一郎代表について「私は小沢氏の力を日本の政策実現、未来のために使わせてもらう」と述べ、小沢氏が党の実質的支配者になるとの一部の見方を強く否定した。

 嘉田氏は、20年近く政党の離合集散を主導してきた小沢氏と組むことへの疑問が滋賀県庁に寄せられていることを紹介しながらも、「私は政治家としての小沢氏を尊敬している」と信頼関係を強調。「これまで小沢氏を利用した人は自分のために利用したかもしれない」と、小沢氏の「制御」に自信もにじませた。 



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10党が参加して党首討論 自民 vs 民主の2“頭”でなくて良かった!

2012-11-29 23:56:52 | 選挙
2012年11月29日(木)

 実は私はリアルタイムで見ていないのだが、ニュースで断片を見た。

当初、政権党・民主党と最大野党・自民党の「二大政党」持ち上げ番組に

なりそうな気配だったが、ニコニコ動画と云う、最も面白い生中継サイトで

全党を対象にして開催されたのは、良かった!

 マスコミが煽っている「維新」は、論争で負けると思ったのかどうか不参加。

ニュースでは、いつもは無視される共産党や社民党の発言場面も流れた。

 ありのままの発言を参加型サイトで流すのは「新しい立会演説会」として、

興味深いし、有効な働きをすることを期待したい。

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ニコ動で党首討論
 互いに激しく牽制 10党が参加

 (朝日新聞) - 2012年11月29日(木)21:42

 野田佳彦首相や自民党の安倍晋三総裁ら10党の党首が29日、衆院解散後初めて一堂に集まり、党首討論に臨んだ。12月4日公示、16日投開票の総選挙に向け、民主、自民、第三極が激しく互いを牽制(けんせい)。首相が望んでいた安倍氏との一対一の討論は持ち越しとなった。

 党首討論は、インターネット動画番組「ニコニコ動画」で行われ、民主、自民のほか、日本未来の党や公明、共産、みんな、社民、新党大地、国民新、新党日本の各党首が参加した。

 首相と安倍氏との直接対決は、今月14日の国会での党首討論以来。首相が再討論を呼びかけたのに対し、安倍氏が「ニコ動」の場を指定した。ネット配信のみでテレビ中継はされない。 




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【日本未来の党】 旗揚げの胡散臭い舞台裏が少しづつ明らかに 

2012-11-28 23:38:34 | 選挙
2012年11月28日(水)

 旗揚げした【日本未来の党】は、自民も民主もダメ、維新は絶対ダメと云う

脱原発派の無党派層を相当程度取り込むかも知れない。

きのう、このブログで紹介した賛同者もその吸引力を高めるだろう。

 びわこ宣言の賛同者
  京セラ名誉会長の稲盛和夫氏、
  音楽家の坂本龍一氏、
  俳優の菅原文太氏、
  ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、
  脳科学者の茂木健一郎氏
 

 今日の朝日新聞デジタル版は、その賛同者を周到に準備した様子が描かれていた。

「声上げ続けることが大切」
 坂本龍一氏ら著名人賛同

 朝日新聞デジタル記事 - 2012年11月28日(水)03時00分


 それによると、

 坂本龍一氏と嘉田氏とは5、6年前に対談して知り合った。

今回の件は、飯田哲也氏(代表代行)から打診された。


 鳥越氏は、26日に嘉田氏から電話で賛同を求められたという。

「橋下新党が脚光を浴びる一方で、リベラルを支持する人たちの受け皿がなかった」

 と結党を歓迎した。ただ、賛同者リストに名前が載るとは知らなかったという。


 菅原氏は「タイタニック号のような航路をたどる今の日本。

正しい航路にかじを取り直そうとする嘉田さんの前途を祝します」

との激励メッセージを寄せた。


 京セラの稲盛和夫名誉会長(80)は、日本航空『再建』で名を馳せたが

多くのパイロットや乗務員を無理矢理解雇したことを恨まれている。

 裏で小沢氏などに声を掛け画策した疑いが濃厚。


 なお、飯田哲也代表代行は、橋下徹のブレーンを勤めていた人物である。

橋下徹が石原慎太郎に寝取られたのに我慢できなかったらしい。

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 さて、賛同者とは別の次元の旗揚げに至る経緯であるが、

仕掛け人はやはり小沢一郎であったことがハッキリしてきた。

 小沢は、【国民の生活が第一】などという、へんてこな党名を付けたが

名前とは裏腹に、国民の支持が殆ど広がらないのに焦っていた。


この支持が広がらない「へんてこな党名」も早々と捨て去りたかったのだろう。

小沢氏ら、素早い呼応
 勢力広がらず渡りに船

 朝日新聞デジタル記事 - 2012年11月28日(水)03時00分

 生活の政党支持率も伸び悩み、党内からは「生活の名前では戦えない」という声も漏れ始めていた。19日に自身の裁判の無罪が確定し、反転攻勢のきっかけをつかみたい小沢氏は、嘉田氏と水面下で調整を続けた。
クリーンイメージの嘉田氏との連携は「渡りに船」だった。

 「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の山田正彦共同代表は27日夕、早速、新党合流を表明した。
 山田氏は解散直後に民主党を離党し、亀井静香氏とともに新党結成を発表したが、勢力は集まらず。河村たかし名古屋市長率いる減税日本と合流したが、広がりはなかった
 (朝日 11/28) 



 結局、民主党から落ちこぼれて「へんてこな党名」を付けて旗揚げしたが、

イマイチ国民の支持が広がらないことに焦った人たちが、クリーンイメージの

嘉田氏との連携することで、起死回生を図り自らの当選確率を上げる行動だった

ことがハッキリしてきた訳である。

 しかし、肝心なことが抜けていませんか?

 小沢氏が立ち上げた政党は、遠からず瓦解することを・・・

 で、いろいろ『つぶやいた』中の一つを転記すると・・・

JUNSKY‏@junsky2010
@mainichijpnews
社民くずれの阿部某とか、維新に袖にされた渡邊某とか結局落ちこぼれて当選の目処が立たなくなった人々が選挙目当てで「この指止まれ」と集まってきた訳だ! 嘉田知事も大飯原発の再稼働を認めた張本人として真の脱原発を目指す人々からは胡散臭く見られているし!
 
http://mainichi.jp/select/news/20121128k0000e010182000c.html



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「声上げ続けることが大切」
 坂本龍一氏ら著名人賛同

 朝日新聞デジタル記事 - 2012年11月28日(水)03時00分
 

 「私は声を上げ続けることが大切だと信じている」。坂本龍一氏(60)は今回の衆院選について朝日新聞の取材にこう答えていた。27日、改めて取材に応じ、「びわこ宣言」に賛同した経緯を説明した。

 嘉田氏とは5、6年前に対談して知り合った。今回の件は、脱原発運動を通じて連絡を取り合っていた環境エネルギー政策研究所所長で、嘉田氏に近い飯田哲也氏から打診された。脱原発の勢力が結集するよう一市民として呼びかける目的で賛同したという。

 脱原発が争点となりにくい状況に危機感があったためで、政党の支持や応援とは無関係としている。

 坂本氏は今月半ば、自身のホームページに、政治家に向け「福島を忘れないでください」で始まるメッセージを載せた。政治家の福島への言及が少なく、被災者に孤立感が強まっていると感じたからだ。

 取材に「私は原発のない日本を望んでいる」としつつ、「でも、しわ寄せを地元の人に負わせてはいけない」とも。立地自治体が廃炉ビジネスや代替エネルギー生産の拠点として潤う方向に向かえば、と願う。

 「廃炉技術でアジアの脱原発を主導し、未来を担う切り札として世界から敬意を集められたら、多くの若者がその道を志すだろう」と語っていた。

■菅原文太氏「正しい航路に舵を」

 嘉田氏が27日に発表した「びわこ宣言」の賛同者には、坂本氏のほか京セラの稲盛和夫名誉会長(80)、俳優の菅原文太氏(79)、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(72)、脳科学者の茂木健一郎氏(50)の計5人が名を連ねた。

 茂木氏はこの日、ツイッター上で嘉田氏にあてて「人々が相手を尊重し、ネットワークを通じて新しい価値を生み出す国のありかたが、新党や共鳴してくる人たちによって開かれることを期待する」とのビデオレターを掲載した。
 自身は必ずしも脱原発ではなく、原発には慎重な立場だが、嘉田氏に共鳴する人たちを応援することでバランスのとれた議論ができると考える。

 鳥越氏は、26日に嘉田氏から電話で賛同を求められたという。「卒原発も女性や子育てへの支援策にも賛成。橋下新党が脚光を浴びる一方で、リベラルを支持する人たちの受け皿がなかった」と結党を歓迎した。ただ、賛同者リストに名前が載るとは知らなかったという。

 菅原氏は有機農業を手がける農業生産法人代表でもあり、雑誌の対談などで脱原発を公言してきた。27日、嘉田氏の会見に、菅原氏は「タイタニック号のような航路をたどる今の日本。正しい航路にかじを取り直そうとする嘉田さんの前途を祝します」との激励メッセージを寄せた。



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小沢氏ら、素早い呼応
 勢力広がらず渡りに船

 朝日新聞デジタル記事 - 2012年11月28日(水)03時00分

 「嘉田知事から呼びかけがあった。応じるかどうか、みなさんの意見を聞きたい」

 国民の生活が第一の小沢一郎代表は27日夕、党常任幹事会で切り出した。出席した党幹部は全員が合流に賛同。終了後、東祥三幹事長は記者団に「ほとんど私たちの考え方、政策と同一だ」と語り、党ぐるみで合流すると胸を張った。

 素早い対応の背景には小沢氏の苦しい状況があった。小政党が選挙協力して政権の受け皿をつくる「オリーブの木」構想を進めてきた小沢氏は、今年9月ごろから嘉田氏をトップにする新党を模索していた。ただ、小沢氏は「衆院解散は早くて来年1月」と見て、それまでに第三極の主導権を握る戦略だった。

 ところが、野田佳彦首相が11月16日に解散し、「読み間違った」(小沢氏周辺)。連携先と期待していた日本維新の会を率いる橋下徹大阪市長は、小沢氏と「死んでも組まない」と公言する石原慎太郎氏との連携を選び、第三極の主導権は維新に握られた。

 生活の政党支持率も伸び悩み、党内からは「生活の名前では戦えない」という声も漏れ始めていた。19日に自身の裁判の無罪が確定し、反転攻勢のきっかけをつかみたい小沢氏は、嘉田氏と水面下で調整を続けた。クリーンイメージの嘉田氏との連携は「渡りに船」だった。「びわこ宣言」の賛同者には小沢氏に理解を示す稲盛和夫京セラ名誉会長や脳科学者の茂木健一郎氏らも名を連ねた。

 嘉田氏に期待を込めるのは小沢氏だけではない。

 「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(脱原発)」の山田正彦共同代表は27日夕、早速、新党合流を表明した。山田氏は解散直後に民主党を離党し、亀井静香氏とともに新党結成を発表したが、勢力は集まらず。河村たかし名古屋市長率いる減税日本と合流したが、広がりはなかった。

 そんな事情を見透かすように、2大政党幹部からは批判的な声が相次いだ。

 民主党の安住淳幹事長代行は北海道函館市で記者団に「次から次へと党ができたり、解党したりして、国民も疲れるのではないか。選挙向けの政策そっちのけの野合。選挙互助会政党だ」と切り捨てた。自民党の安倍晋三総裁も同日、党本部で「『脱原発』でエネルギー政策をどう考えていくのか。経済政策をどう考えていくのか。一番大切なことについての議論がすっぽり抜け落ちているなという印象がある」と批判した。

 一方、日本維新の会の橋下代表代行は27日、山形県酒田市での集会で「脱原発グループが今日できたが、彼らはいくら言っても実行はできない。実行した経験がないからだ。嘉田知事も知事としての経験はあるかも分からないが、国会議員や政治グループを束ねた経験はない」と批判した。



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『卒原発』掲げ 【日本未来の党】 旗揚げ 賛同人に坂本龍一・鳥越俊太郎氏ら 

2012-11-27 18:04:40 | 選挙
2012年11月27日(火)

 亀井某、河村某、小沢某などの 旧勢力(老人)の流入で、若干の

イカガワシサや胡散臭さが漂うが、『卒原発』 で、全国で「No Nukes !」

活動を行なっている無党派層の結集を狙って、嘉田滋賀県知事の新党

「日本未来の党」 が旗揚げをした。


  滋賀県の嘉田由紀子知事は27日午後、大津市内で記者会見し、
  「卒原発」を掲げる新党「日本未来の党」を結成する意向を表明した。
  写真は、ロゴマークを発表する嘉田知事(右)と代表代行に就く飯田哲也氏。
          【時事通信 2012年11月27日(火)17:49】

 昨日第一報を聞いての私のつぶやき

JUNSKY ‏@junsky2010
 滋賀県の嘉田知事は近畿の水瓶「琵琶湖」を預かっているので、若狭湾で原発が事故を起こすと水が断たれるとの強い思いがあるのだろうと思う。しかし選挙目当てで俄に『脱原発』を言い出した諸党と連携できるのか?
【NHK】脱原発を目指し連携方法を検討
http://nhk.jp/N44k5luX  
  2012年11月26日(月) 午後6時



 胡散臭い処も多々あるのだが、【びわこ宣言】 は、賛同できる内容だし、

賛同人に坂本龍一・菅原文太・鳥越俊太郎氏らが名を連ねているので、

無党派層を惹きつける吸引力は相当のものと感じられる。

 これで、脱原発運動の若者たちの支持を期待していた日本共産党は、

足元を掬われた状態となりそうである。

 尤も、日本共産党の性格からして、この運動と連携する可能性は少ない!

     ************

【びわこ宣言】
▽「卒原発」原発を段階的に削減する
▽「活女性、子ども」誰もが居場所のある社会を実現
▽「守暮らし」生活に対する不安を取り除く
▽「脱増税」消費増税の前に、徹底してムダを削除
▽「脱官僚」国民・地域の立場に立った行政・司法に改める
▽「誇外交」食品の安全、医療制度を守り、品格ある外交を展開

 びわこ宣言の賛同者
  京セラ名誉会長の稲盛和夫氏、
  音楽家の坂本龍一氏、
  俳優の菅原文太氏、
  ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、
  脳科学者の茂木健一郎氏
 

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嘉田知事新党は「日本未来の党」
 卒原発掲げ結成を表明

 (朝日新聞) - 2012年11月27日(火)16:19
 

 滋賀県の嘉田由紀子知事(62)は27日午後3時過ぎから大津市内のホテルで記者会見し、新党「日本(にっぽん)未来の党」を結成する、と表明した。原発を段階的に削減する「卒原発」など六つの主要政策を掲げ、「未来をつくる政治の結集軸」を目指すとした。

 嘉田氏は知事のまま代表に就く。任意団体としてスタートし、政党を含む幅広い層に賛同者を募る。代表代行には脱原発を訴える環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長が就任する。

 「卒原発」以外の政策の柱は、「活女性、子ども」誰もが居場所のある社会を実現▽「守暮らし」生活に対する不安を取り除く▽「脱増税」消費増税の前に、徹底してムダを削除▽「脱官僚」国民・地域の立場に立った行政・司法に改める▽「誇外交」食品の安全、医療制度を守り、品格ある外交を展開、とした。

 嘉田氏は「びわこ宣言」も発表。東日本大震災後初の国政選挙であるにもかかわらず、原発のない社会に向けての議論は不透明なままだ、と指摘。「自民党はこれまで原発の安全神話をつくり、事故への備えを怠り福島事故に対する反省は一切なく、原発推進ともとれるマニフェストを発表した」と批判した。

 そのうえで
「多数の原発が集中立地する若狭湾(福井県)に近い滋賀県、琵琶湖をあずかる知事として、国政にメッセージを出さないことは、これまで琵琶湖を守ってきた先人に対しても、子や孫に対しても申し訳が立たない。国民の信頼を取り戻し、国民が希望を持つことができる、未来への選択肢となる新しい政治の軸を立てる」
  と決意を表明し、賛同を呼びかけた。
 

 びわこ宣言の賛同者には
  京セラ名誉会長の稲盛和夫氏、
  音楽家の坂本龍一氏、
  俳優の菅原文太氏、
  ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、
  脳科学者の茂木健一郎氏
    が名前を連ねた。 


嘉田知事:新党名は日本未来の党
 卒原発で連携呼びかけ

 毎日新聞 - 2012年11月27日(火)16時18分(最終更新 17時56分)

 滋賀県の嘉田由紀子知事(62)は27日、大津市で記者会見し、衆院選に向けて新党を結成すると正式に表明した。名称は「日本未来の党」とし、基本政策「びわこ宣言」を発表した。全原発の廃炉を目指す「卒原発」などを掲げ、賛同者を募るとともに他党に連携を呼びかける。

 びわこ宣言は、卒原発のほか、
消費税増税前の徹底的な無駄排除、
地域中心の行政を実現する「脱官僚」などが柱。
坂本龍一氏、稲盛和夫氏、菅原文太氏らの賛同を得ていることを明らかにした。

 国民の生活が第一の小沢一郎代表との連携については「小沢氏が新党の基本政策に合意するのであれば、方向性としてあり得る」と述べた。


滋賀県・嘉田知事 新党結成を表明
 NHK - 2012年11月27日(火)16時2分

 滋賀県の嘉田知事は27日午後、大津市内で記者会見し、来月の衆議院選挙に向けて、みずからが代表を務める新党「日本未来の党」を結成することを正式に表明するとともに、衆議院選挙では、新党からの候補者の擁立を目指す考えを示しました。

 この中で、嘉田知事は、来月の衆議院選挙への対応について、「『今のままでは選ぶ政党がない。本当の第三極を作ってほしい』という声に応え、新しい党を作ります。未来を開く新しい政治を始め、希望を見いだしたい」と述べ、みずからが代表を務める新党「日本未来の党」を結成することを正式に表明しました。

 そのうえで、嘉田知事は「自分が立候補したいという方がいて、準備があれば拒否するものではない」と述べ、新党からの候補者の擁立を目指す考えを示しました。
 また、嘉田知事は、衆議院選挙に向けたほかの党との連携について「この指止まれ方式で、すべての皆さんに呼びかけたい」と述べました。
 さらに、嘉田知事は、国民の生活が第一の小沢代表との連携について、「小沢氏らがそういう気持ちをお持ちならば、方向性としてはありえると思う」と述べました。
 一方、嘉田知事は、みずからの対応について、記者団に対し、知事を辞職せず、衆議院選挙には立候補しない考えを示しました。
 新党では、段階的に原発からの脱却を目指す「卒原発」や、女性や子どもがいきいきと活躍できる社会づくり、それに消費増税の前に徹底してむだをなくす「脱増税」など、6つの政策を柱として掲げる方針です。
嘉田知事の新党結成をきっかけに、いわゆる第三極の結集を巡る動きが来月4日の公示を前に、さらに活発化する見通しです。

河村市長は合流目指す考え
「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の共同代表を務める河村市長は、記者団に対し、「合流や連携をして同じような考えの人たちが集まっていけばいい」と述べ、新党との合流を目指す考えを示しました。
そのうえで、合流の時期については、「選挙まで時間がないので、急いでやらないといけない。
あしたなら、あしたでも、やらないといけないと思う」と述べました。
また、「新党に合流すれば、減税の主張を前面に出せないのではないか」という指摘に対しては、「できれば出していきたいが、大きく団結する時にはしかたがない」と述べました。

阿部知子前議員“合流したい”
社民党に離党届を提出した阿部知子前衆議院議員は、神奈川県藤沢市で記者会見し、「東日本大震災後最初の国政選挙なのに国民が原発を卒業するという選択肢がないのはおかしいという嘉田知事の思いと一緒なのでこの流れに合流したい。
党派を越えてできるだけ多くの人に参加してほしい」と述べました。

NHK - 11月27日 18時12分
国民の生活が第一は、来月の衆議院選挙に向けて、脱原発を目指す勢力の結集をはかる必要があるとして、滋賀県の嘉田知事が結成を表明した新党に合流するため解党することを決めました。


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大新聞による あからさまな 世論誘導  自民・民主・維新だけを報道

2012-11-25 22:49:34 | 選挙
2012年11月25日(日)

 マスメディア(大新聞)が、ここまで露骨でアカラサマな世論誘導をするとは!

朝日新聞、読売新聞が本日・夜9時から10時過ぎに掛けてのWeb版で、

自民・民主・維新だけの支持率を取り上げた世論調査結果を発表した。

 ニュース記事だけが、自民・民主・維新だけを紹介しているのか、世論調査

そのものが、自民・民主・維新だけを選択肢として行なったのかは定かでない。

 しかし、どうもWeb記事を良く読んでみると、全ての政党の支持率を公平に

ヒアリングしたものでは無いように思える。

比例投票先、自民23%、民主13% 
 朝日新聞世論調査

 (朝日新聞) - 2012年11月25日(日)22時16分


比例投票先、維新が2位14%…自民25%
 (読売新聞) - 2012年11月25日(日)21:44


 問題点は、以下の通り。

朝日・読売とも

① 標本数が不明である。
  → 統計的正確性、公平性が疑わしい。

② Web画面の表示は、自民・民主・維新だけを対象としている。

③ 電話調査であり、目的とする方向に誘導し易い。

④ 電話なので、一覧表から任意に政党を選択できず
  「どの政党に議席を伸ばしてほしいか、政党名を読み上げて聞いた。」朝日
  「衆院比例選の投票先について政党名を読み上げて聞いた」読売
  とあるように、電話での読み上げ式だから回答する側は面倒であり
  早目に読み上げられた党に誘導されやすい。

⑤ 読み上げ式だから、一部の政党だけになり、記事内容からして、おそらく
  自民・民主・維新だけを選択肢にしたのではないかと云う疑義がある。

 
 これらの恣意的世論調査の結果を発表することによって、国民の投票行動を

自民・民主・維新に収束させようと躍起になっているようである。

 この方向性がアメリカ政府・日米財界、電力会社・原発メーカーなど

原発推進派の意図を組んだものであることは明らかである。

 マスメディアが電力会社に支配されていることは毎日新聞の検証記事で

明らかであるので、ひと言付け加えておく。


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比例投票先、自民23%、民主13% 
 朝日新聞世論調査

 (朝日新聞) - 2012年11月25日(日)22時16分

  朝日新聞社は24~25日、衆院選(12月4日公示、16日投開票)に向けた連続世論調査(電話)の2回目を実施した。衆院比例区の投票先は、自民は23%で、民主の13%を引き続き上回った。日本維新の会は9%と民主に迫ってきており、比例区では三つどもえの構図が強まってきた。

世論調査―質問と回答〈11月24、25日実施〉

 比例区投票先は、前回の17~18日に実施した1回目の調査では、自民22%、民主15%で差を広げた。維新は前回6%、維新と合併した太陽の党は1%。合わせると7%だった。維新は今回、近畿では14%を占めた。

 無党派層の比例区投票先をみると、自民は13%(前回12%)で、維新は8%(同5%)だったのに対し、民主は4%(同6%)と低迷している。

 比例区投票先を決めていない人も含む「答えない・分からない」は全体で41%で、前回46%より減った。

 一方、どの政党に議席を伸ばしてほしいか、政党名を読み上げて聞いた。自民は25%(前回23%)と少し増えた。維新は22%。前回は維新16%、太陽4%で、合わせて20%だった。民主は14%(同15%)だった。

 維新と太陽の合併は「よかった」38%で、「そうは思わない」47%が上回った。前回同様の質問では「合流する方がよい」42%、「そうは思わない」39%だった。

 小選挙区で投票する候補者を決める時、何を最も重視するか、三択で選んでもらったところ、「選挙の公約」が最多の45%で、「候補者本人」が34%と続き、「政党の党首や幹部」は15%にとどまった。ただ、比例区投票先で民主を挙げた人は「選挙の公約」が34%と低めで、維新を選んだ人は「政党の党首や幹部」が24%と高めだった。

 野田内閣の支持率は18%(同22%)と下がり、過去最低と並んだ。不支持率も63%(同57%)だった。
 


比例投票先、維新が2位14%…自民25%
 (読売新聞) - 2012年11月25日(日)21:44

 
 読売新聞社は23~25日、衆院選に向けた第1回継続全国世論調査(電話方式)を実施した。

 衆院比例選の投票先について政党名を読み上げて聞いたところ、自民党が25%で、衆院解散直後の前回調査(16~17日、26%)に続いてトップとなった。太陽の党が合流した日本維新の会は14%で2番目だった。前回の維新の会と太陽の党を合計した13%と同水準で、両党の数字がほぼ移行した形だ。民主党は10%(前回13%)にとどまった。

 継続世論調査は、有権者意識の変化を追うため、衆院選の投票日に向けて随時実施する。

 全体の51%を占める無党派層の比例選投票先は、自民が16%で最も多く、維新の会11%、民主5%などが続いた。「決めていない」は53%に上り、政党が乱立する中、投票先を決めかねている様子がうかがえる。

 小選挙区での投票先(全体)は、自民27%、維新の会14%、民主9%などの順に多かった。

 「野田首相、自民党の安倍総裁、維新の会の石原代表の3人のうち、誰が衆院選後の首相にふさわしいと思うか」を聞くと、安倍総裁が29%でトップで、石原代表22%、野田首相19%だった。

 「第3極」の政党が衆院選によって国会で影響力を持つ議席数を取ってほしいと思う人は51%で、「そうは思わない」の38%を上回った。

 維新の会に太陽の党が合流したことについては「評価しない」51%が、「評価する」38%より多かった。

 衆院選を前に離党し、別の政党から立候補を予定する行動を、「理解できない」との回答は61%に上った。

 衆院選後の望ましい政権の枠組みは、「自民、公明、維新」が21%(前回16%)に上昇し、「民主、自民、公明」13%(同15%)、「自民、公明」13%(同13%)、「民主中心」8%(同12%)だった。

 投票で政党の政権公約(マニフェスト)を重視する人は75%で、重視しない人の23%を大幅に上回った。

 野田内閣の支持率は21%(前回24%)、不支持は69%(同65%)だった。
 



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衆院選 「にわか脱原発政党多い」 各政党の原発に対するスタンスを図解

2012-11-24 23:44:27 | 選挙
2012年11月24日(土)

 にわか 『脱原発』 党派が急増中!

 あの名古屋のおバカ政治屋 河村某が、維新に入れてもらおうと画策したが

断られて大恥をかき、腹いせに 亀井某の党(何党だった?)に入れてもらう

ことにして、『脱原発』 を掲げたという。

 河村某が就活した「維新の会」は石原と合流するにあたって原発容認に

右舵を切ったことは河村が入れて欲しいと言った時には明白になっていた。

 原発推進の党と一緒になりたがっていたくせに、組む相手が変わると、

国民の多くが求めている『脱原発』を掲げる。 

その上、長々とした「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の略称を

『脱原発』とすると云う、運動の広がりを盗むような見え見えの選挙目当て!

 今回にょきにょきと出てきた歴史だけ短い『新党』の殆どは、旧自民党や

民主党出身者が中心で、『新党』とは名ばかりで、政策は古色蒼然たるもの。

 脱原発運動を進めていた人々が新たに結党した政党は今の処出ていない。

 そして、その脱原発運動を進めていた人々は、官邸前のデモの場で、

各政党の原発に対するスタンスを図解したチラシ五千部を用意し、参加者に配布

したと云う(東京新聞 11/24)

衆院選 「にわか脱原発政党多い」 官邸前デモ
 東京新聞朝刊 - 2012年11月24日(土)



   (画像をクリックで拡大表示 W724×H1024)

 その一部を引用すると・・・ 

 総選挙を控え、活動を主催する「首都圏反原発連合」は、各政党の原発に対するスタンスを図解したチラシ五千部を用意し、参加者に配布。「各党の姿勢を見極めて」と呼び掛けた。

 チラシは「脱原発」と「原発推進」を軸に、各党の位置付けを図で示し、「多くの政党は、本気で『脱原発』を行う意思があるようには見えません。私たち有権者はどの政党に未来を託せばいいのでしょうか」と記した。 



「自民と民主の違い、顕微鏡でも見つからない」志位氏
 朝日新聞 - 2012年11月24日(土)18時54分



 即時原発廃炉を一貫して主張している政党は、日本共産党しか無いのが事実

 なお、当ブログは、日本共産党応援ブログではありません。



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衆院選 「にわか脱原発政党多い」 官邸前デモ
 東京新聞朝刊 - 2012年11月24日(土)
 

 衆議院解散から一週間たった二十三日、毎週金曜夜に市民が脱原発を訴える抗議活動が首相官邸前や国会前で開かれた。総選挙を控え、活動を主催する「首都圏反原発連合」は、各政党の原発に対するスタンスを図解したチラシ五千部を用意し、参加者に配布。「各党の姿勢を見極めて」と呼び掛けた。

 チラシは「脱原発」と「原発推進」を軸に、各党の位置付けを図で示し、「多くの政党は、本気で『脱原発』を行う意思があるようには見えません。私たち有権者はどの政党に未来を託せばいいのでしょうか」と記した。


 東京電力福島第一原発から一キロ強の福島県双葉町の自宅から東京都港区に避難する無職女性(68)は「3・11の時、自民党も民主党も被災者の声を聞かず、争いに明け暮れていた。一体、政治に何が期待できるのか。脱原発も選挙前になって、みんなが言い始めた。だれを信じたらいいのか分からない」と指摘した。


 二歳の息子をベビーカーに乗せていた東京都東村山市の男性会社員(42)は「自民党はこれまで原発を推進してきた。民主党も野田政権は全く評価できない。新しくできた政党もいまいち信頼できない」と言い、妻(38)も「信用できる政党がなく、迷っている」と複雑な表情を浮かべた。


 夫婦で参加した都内の男性会社員(58)は「どの政策を最優先にして投票するかは、まだ決まっていない。脱原発に対するスタンスの違いが微妙な場合は、消費税やTPP、道州制への考え方も含めて決めたい」、五十代の妻は「主婦なので消費税は気になるが、原発は命に関わる問題。覚悟を持って脱原発を訴えているかで判断したい」と話した。


 五歳の娘を連れていた板橋区の団体職員星リリ子さん(45)は「脱原発は必要条件だが、教育政策なども見て決めたい。政党政治は日本の民主主義の根幹で、政党にはしっかりしてほしい」と語った。



「自民と民主の違い、顕微鏡でも見つからない」志位氏
 朝日新聞 - 2012年11月24日(土)18時54分
 

■志位和夫・共産党委員長

 民主党政権は、政権交代に託した「政治を変えて欲しい」という国民の願いをことごとく裏切って、今では自民党とうり二つの政党まで落ちぶれましたね。
 自民党と民主党。違いがどこにあるかと思って、顕微鏡で見たって見つかりませんね。
 民主党の代表などは「古い昔の政治に戻しません」と言っているけれど、戻したのは誰なのか。反省が必要ですね。

 米国言いなり、財界中心という古い自民党政治の二つのゆがみに軸を置いたままだった。
 ここにこそ、民主党の政権の失敗の一番の原因があることは、3年間の事実が証明しているのではないですか。

 いよいよ変革の時が訪れました。60年続いた米国言いなり、財界中心という自民党型政治を断ち切る、本物の改革に取り組む時がやってきました。この改革を担える政党は、日本共産党しかありません。今度の選挙は、「自民党型政治か日本共産党か」。これこそ、総選挙の真の対立軸だということを訴えたいと思います。
  (さいたま市での街頭演説で) 


 朝日新聞 - 2012年11月24日(土)
 党が掲げる「脱原発」「反消費増税」を訴える。 共産の倉元は元城南区選出の福岡市議。交通機関の利用者や買い物客が多い天神での街頭演説などで、党の政策をアピールする。




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『第3極』 結局 “3rd Party” すなわち三流政党 各紙社説は否定的

2012-11-20 01:17:26 | 選挙
2012年11月20日(火)

 『第3極』 特に 『維新』 と 『太陽』 の合併について、各紙の社説は

割と否定的な論調である。 しかし、ワイドショーを占領している。

結局、『第3極』 を宣伝する結果となっていることは確か。

 そのような中で、NHKが1週間前に続いて、支持率の世論調査結果を発表。

母集団の数が解らないので、正確性には信頼できないが、取り敢えず紹介。



 それによると、、▽共産党が2.6% 日本維新の会が3.9%

 これだけ『新しくて』古い体質の政党が乱立する中で、

宣伝の下手くそな日本共産党が先週より支持率を上げて2%超を維持しているのは、

ある意味大したことだと思う。

 そこで、考えたのだが、維新が太陽と無理矢理合同したのは、石原の知名度

を借りて支持率で日本共産党を上回るためだったのか? なるほど!

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NHK世論調査 各政党支持率
 NHK - 11月19日(月) 19時22分
 

 NHKが行った世論調査によりますと、各党の支持率は、

▽民主党が1週間前より5ポイント近く上がって17.4%、
▽自民党が24.7%、
▽国民の生活が第一が1.1%、
▽公明党が4.3%、
▽共産党が2.6%、
▽みんなの党が1.5%、
▽社民党が0.3%、
▽日本維新の会が3.9%、
▽国民新党が0.2%、
▽新党大地・真民主が0.1%、
▽太陽の党が0.6%、
▽みどりの風が0.1%、
▽「特に支持している政党はない」が11ポイント余り下がって34.4%
 でした。
 

   おそらく上の順番は衆議院の議席数順だと思う。

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「第3極」 政策のあいまいさ放置するな
 11月19日付・読売新聞社説

 読売新聞 - 11月19日(月)01時30分 



亀井静香氏、反TPPで新党結成へ
 沖縄タイムス - 2012年11月19日 11時45分


維新・太陽合流 野合批判に説明果たせ
 11月19日付・琉球新報社説

 琉球新報 - 11月19日(月)


[維新・太陽合流]違い棚上げでいいのか
 11月19日付・沖縄タイムス社説

 沖縄タイムス - 11月19日(月) 09時44分


第三極結集 政策を軽んじていないか
 11月18日付・西日本新聞社説

 西日本新聞 - 2012年11月18日 10:42


第三極連携/小異の無視は野合への道
 11月17日付・河北新報社説

 河北新報 - 2012年11月17日土曜日


衆院解散 日本再生へ政策で戦え
 11月17日付・秋田魁新報社説

 秋田魁新報 - 2012年11月17日土曜日



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【民主にがっかり、自民にうんざり、第3極はサッパリ】 小池晃

2012-11-17 12:41:45 | 選挙
2012年11月17日(土)

 小池晃さん(日本共産党)のおとといの「Twitter」でのつぶやきが、

中々イケてるので御紹介。

【民主にがっかり、自民にうんざり、第3極はサッパリ、
  今度はやっぱり共産党! 】


 うまい! 座布団3枚!!!

 一応、そのつぶやき全文を紹介すると

小池晃‏@koike_akira 2012年11月15日 - 23:13

 堺市民会館大ホールでの演説会には千名の参加者が。
大阪都構想に反対する竹山修身堺市長のメッセージも紹介されました。
織田信長や豊臣秀吉の圧力をはねかえした自治都市・堺の心意気を示そう!と呼びかけると、大きな拍手。
民主にがっかり、自民にうんざり、第3極はサッパリ、
今度はやっぱり共産党!
 



 「自民にうんざり」 のところは、「自にうんざり」 としたほうが

良いかも知れません。

 なお当ブログは、日本共産党応援のブログではありません。

 しかし、「原発即廃炉」を主張している政党は日本共産党だけですので、

当ブログのスタンスに最も近い政策を掲げている政党だとは思います。

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東京都知事選挙 宇都宮けんじ 弁護士の 出馬 決意表明

2012-11-09 18:24:29 | 選挙
2012年11月9日(金)

 本日、午後3時過ぎから、宇都宮けんじ 弁護士の

  東京都知事選挙 出馬 決意表明 記者会見が開催されました。

【人にやさしい東京をつくる会】
   2012年11月9日 記者会見


USTREAM で録画公開中

【USTREAM】:http://www.ustream.tv/channel/kaiken-1109

【ツイッター】:https://twitter.com/utsunomiyakenji

【‏@utsunomiyakenji】 から一部引用

【311と原発事故の被災者の救済にも弁護士として取り組んでまいりました。立候補にあたり「脱原発を東京から」をまず第一の取り組みとしたいと思っています。 】

【東京都民は福島第一原発からの電力をもっとも多く消費しています。原発の被害者を救うためにも東京から脱原発を訴えます。】

【また原発は、放射能汚染の問題もあり、下請け労働者による、非人間的な労働によって支えられている。一度事故に遭ったら取り返しのつかない被害が生じる。それらの意味でも原発を認めるわけにはいけない。 】

【被害者と向き合いながら、脱原発政策を進めていきたい。】

【オスプレイ問題について。今の沖縄県知事の行動は、いかに日米地位協定が不平等であるか、被害を受けているかを、自治体の長として訴えている。私が都知事になったら、これらの方々と連携して取り組んでいきたいと思っています。】

【東京都は財政的には豊かな自治体のはずですが、餓死する人もいたり就学が難しい子どもの問題などは深刻です。石原都政は、弱者を切り捨ててきた冷たい都政でした。しかし私たちは「人にやさしい東京」をつくります。 】

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2012年11月9日(金)

東京都知事選
 宇都宮氏が立候補へ 日弁連前会長

  (朝日新聞) - 2012年11月9日(金)07:07
 

 日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏(65)が、29日告示の東京都知事選に無所属で立候補する意向を固めた。9日、立候補を表明する。

 公約として、脱原発や格差社会の是正、日本国憲法の尊重などを掲げる。脱原発の統一候補を目指し、政策に賛同する政党や団体に協力を求めることも検討する。6日には「反石原都政で一本化しなくてはならない。他に立候補する人がいなければ検討せざるを得ない」と語っていた。

 宇都宮氏は1971年に弁護士登録。日弁連で消費者問題対策委員長、多重債務対策本部長代行などを歴任。08年末の「年越し派遣村」で名誉村長を務め、10年に日弁連会長に就任した。「脱原発法制定全国ネットワーク」にも参加し、「脱原発基本法」の制定に向けて取り組んできた。 


脱原発・護憲…宇都宮氏 
 知事選出馬を正式表明

 (読売新聞) - 2012年11月9日(金)19:13
 

 前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(65)が9日、東京都内で記者会見を開き、12月16日投開票(11月29日告示)の都知事選に出馬することを正式表明した。

 無所属で立候補する予定だが、政策で一致する政党からの支持は受けたいとしている。

 宇都宮氏は「人にやさしい都政を取り戻すため全力で戦っていく」と語り、公約として「脱原発」「教育の再建」「護憲」などを掲げた。石原慎太郎・前知事(80)が推進した2020年の夏季五輪招致や築地市場移転については、都民の声をよく聞いた上で、「場合によっては見直す必要も出てくる」との見解を示した。

 一方、共産党都委員会などでつくる「革新都政をつくる会」は9日、都内で代表世話人会議を開き、「政策が一致している」などとして都知事選で宇都宮氏を支持することを決めた。これまで進めてきた独自候補擁立は見送る方針。



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マスメディアに“ちやほや”される 『維新の会』 今こそ本質を暴くべき!

2012-09-05 23:45:22 | 選挙
2012年9月5日(水)

 河北新報が今日の社説で、『大阪維新の会』の政策にひと言申した! 

  エライ!

 まぁ、批判としては不充分だが、致し方ないところか?!

 その社説とは直接関係はないが、維新の会の本質も見え始め、

ほころびがそろそろ露呈しそうだ。

 ブログや『顔の本』『つぶやき』サイトを活用して多くの人々に

広げてゆく必要がある。

 維新の会は、政党要件を満たして来る総選挙を戦えるようにするために

自民党崩れでも民主党崩れでもその他の小党崩れでも取り敢えず取り込み

選挙で圧倒的議席を獲得したいようだ。

 しかし、候補者のレベルがイタダケナイ!

 まぁ、予想されたことではあるが、お笑い芸人を頼みにしたり、

そこここの首長経験者に依頼したりと、人材不足も甚だしい。

 維新の会の人材不足の底が割れたという処。

 また、けしからんことに坂本龍馬の【舟中八策】にあやかった名称を

勝手に使用して【維新八策】となる方向性が全く異なるものを出した。

 坂本龍馬氏本人も子孫も居ないことを『幸い』に使っている。

 坂本龍馬ファンの私などは頭に来ている!

 さて、河北新報の社説を以下に引用する。

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大阪維新の会/橋下人気だけでは不十分
 河北新報 - 2012年09月05日水曜日
 

 「娘一人に婿八人」と言うべきか。擦り寄ってくる婿候補を値踏みし、しかも公開で本命を選ぼうというのだから、したたかさも相当なものだ。

 橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が次期衆院選での国政進出に向け、存在感を増している。既成政党が二の足を踏むような大胆な公約を打ち上げ、無党派層に浸透している。
 政党化してできるだけ多くの当選者を出し、「第三極」以上の勢力を結集、政界再編のキーマンたらんとしている。

 スピード感は同会を押し上げる原動力となっているが、民主党マニフェスト(政権公約)が破綻に追い込まれたのは、戦略性が欠けていたからだ。現時点で、有権者への判断材料は不足していると言わざるを得ない。

 維新の会は新党結成を目指し、9日に大阪市で公開討論会を開く。民主党の松野頼久元官房副長官ら民主、自民、みんな各党の衆参両院議員5人が離党し、新党に合流する見通しだ。

 その時点で政党要件を満たすことから、衆院選候補者の公募に踏み切り、全国規模で擁立を図る。5人が参加する超党派の「道州制型統治機構研究会」を中心に、合流する現職国会議員はさらに増える見込みだ。

 維新の会が掲げる次期衆院選公約「維新八策」は(1)衆院定数半減(2)首相公選制導入(3)参院廃止-など、現職議員にとって相当に高いハードルとなる内容が含まれている。

 それにもかかわらず合流が相次ぐのは、維新の会に対する高い支持率があるからだ。
 共同通信社の直近の世論調査によると、同会の国政進出に「期待する」と答えた人は60.2%に上った。比例代表の投票先でも17.6%に伸び、民主党を抜いて2位につけた。

 既成政党を抵抗勢力に見立て、激語で改革姿勢をアピールする。関西圏で沸騰した橋下人気は全国に波及しつつある。懸案だった「大阪都」構想を後押しする新法が今国会で成立したことで、橋下氏は「決定できる」政治家としての資質を印象づけることにも成功した。

 党利党略ばかりの「決められない政治」に飽き飽きしている有権者が、維新の会に文字通り維新を期待していることは明らかだ。

 橋下氏は「八策」を踏み絵に政界再編を仕掛ける。だが、現職以外の候補者は急造とならざるを得ず、能力は未知数だ。橋下氏は市長職にとどまるとしており、その場合、誰が「チルドレン」を統率するのか。

 八策は古いシステムや制度を捨て去る「グレートリセット」だ。実現には憲法改正を伴うアジェンダ(政策課題)も多い。
 一気呵成(いっきかせい)が橋下氏の政治スタイルだが、難易度の高い改革であればこそ「熟議」が求められるのが民主政治である。数値目標や達成時期などを明示した工程表を早期に示してほしい。

 東日本大震災からの復興への言及がないことにも疑問が残る。国政を目指すなら「関西にとって東北は遠い」では困る。

2012年09月05日水曜日




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「東日本大震災」の被災自治体でも選挙実施「強要」で大混乱!

2011-04-01 18:15:15 | 選挙
2011年4月1日(金)

 いよいよ、日本全国で課題満載の新年度が始まりました。

 直接「東日本大震災」による地震津波の被害にあっていない広範な業種に

じわじわと影響が広がっている。

 素材や資材や部品が品薄になってきているからだ。

 私が勤める会社でも、「電線が手に入らない」という話になってきている。

 さて、この「東北太平洋沖地震」と気象庁が名付け、

「東北・関東大震災」とNHKが呼んでいた、大震災について、

菅内閣は、「東日本大震災」と呼称することを閣議で決めたという。

多くのマスメディアが使用してきた呼称だ。

     ***************

 今日から、統一地方選挙の県議選と政令指定都市の市議選が始まったが、

地震で広範な地域で液状化が起こった浦安市では、選挙どころではなく、

選挙の延期を総務省に求めていたところ、

総務省は「法律違反だ」と無碍に門前払いしたらしい。

 浦安市の厳しい実態については、きのうのTVニュースでも取り上げていた。

今日は、新聞各紙やWebニュースでも積極的に取り上げている。

 千葉県の浦安市でもこういう状況であるのだから、おそらく

選挙を実施することを強制された東北各県では、もっと大変な事態に

陥っているのではないかと思う。

 TVニュースでは、八戸市の状況を紹介していたが、震災の直撃を受けた

八戸市が「選挙延期自治体」に選ばれていなかったことを聞いて驚いた!

 総務省は、どんな判断基準で選挙の延期と実施を『仕分け』したのだろうか?

 日本共産党は、「東日本大震災」発生から間を置かず、

「全国での選挙の延期」を申し入れたが、これが最も確かな提案だったようだ。




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呼称は「東日本大震災」 菅内閣、閣議で決定(朝日新聞) - goo ニュース

浦安市「災害復旧中、統一選できない」 県選管と対立中
 (朝日新聞) - 2011年3月30日(水)11:32


片山総務相、浦安市は「法律違反になる」
 (読売新聞) - 2011年4月1日(金)11:46


立候補しても投票所なし?浦安市・千葉県深い溝
 (読売新聞) - 2011年4月1日(金)03:12

 東日本巨大地震の液状化被害を理由に、千葉県浦安市が統一地方選の延期を求め、県選管と対立している問題で、同市の松崎秀樹市長は31日、県選管に対し、「総務相に延期を求める措置を怠っている」とする内容の抗議書を提出した。

 県選管は1日に県議選を告示するが、市側は投開票事務を行わないとの方針を変えていない。このまま市の態度が変わらない場合、県選管が立候補届け出を受け付けても、同市だけは投開票が行われないという「前代未聞の事態」(総務省幹部)に陥る可能性が高い。

 市の抗議書は、市内4分の3を占める埋め立て地の全域が液状化し、現在も市民生活に支障をきたしていると説明。避難している市民も多く、「安全に投票を行うことができる投票所と、投票所への移動手段の確保が不可能」としている。

 投開票事務は通常、市選管が県選管から受託して行うが、市長が投票所施設の使用や選挙事務を担当する市職員配置を許可していないため、市選管は2日から始まる期日前投票も受け付けない方針。市選管担当者は「有権者が来ても『投票所がないので投票はできない』と説明する」と語る。 





参議院 定数是正:西岡議長提案 評価に値すると私は思う

2010-12-27 12:33:09 | 選挙
2010年12月27日(月)

 12月24日に仙台高裁でも、参議院選挙の「1票の格差」は、

「違憲状態に相当する」 との判断を示した。

参院選1票の格差「違憲状態」 仙台高裁、無効請求は棄却
      (共同通信) 2010年12月24日(金)14:53

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 先日(12/22)、参院の西岡武夫議長が都道府県単位の選挙区を廃止し、

比例代表を全国9ブロックに分割する試案をまとめ各会派に提示した。

参院議長が比例9ブロック案=選挙区は廃止、格差1.15倍
      (時事通信) 2010年12月22日(水)14:03

【現行の参院選と同様に政党名か個人名で投票する「非拘束名簿式」を採用。有権者数に応じて各ブロックに割り振られた定数を、得票数ごとに各政党にドント式で振り分け、当選者数を決定。各党内では、個人名投票の多い順に当選者が決まる。】(時事通信) という比例代表制の提案(タタキ台)である。

 これにより、「1票の格差」は、最大5倍 あった今年の参議院選挙と

比べると抜本的に改善され、1.15倍に縮小 する。

 参議院が衆議院に比べても格差が大きいのは、元々衆議院の半数程度の

議席数にも拘わらず、これを3年ごとの半数改選にしているため改選数が

少ない上に、選挙区を都道府県別としているために、人口が少なくても

最低1議席が割り振られるためである。

 今回の西岡参議院議長の提案では、選挙区も比例区も一度 『御破算』

にして、全議席をブロック(現在と同じブロック)別の 「比例代表制」 に

しようと言う事であるから、少数政党にも議席獲得のチャンスが与えられ

現状よりは格段に民意が反映され易い改善案だと思う。

 従来の選挙区候補にとってはエリアが拡大するが、昔の全国1区の

「全国区選挙」と比べれば、よほどましである。

 昔の「全国区選挙」選挙が『人気投票』的に成り、知名度抜群の無能な

タレント議員が多発したことを考えると(その傾向が多少残るにしても)

この弊害を少しは抑えることもできるだろうし・・・

 3年毎半数改選という問題は残っているが、これは参議院の 『継続性』

を担保した制度と言う発足当初の趣旨があるので取敢えずは致し方無い。

(これは、日本国憲法第46条に半数改選の規程があり憲法改正を要する)

日本国憲法第46条
 参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに、議員の半数を改選する。


 たとえば、3増3減などというこれまでの姑息な 『定数是正』 とは

発想を変えた改善案であり、私は評価に値するものであると思う。

 自民党などは賛成し難い改革かも知れないが、ここは党利党略を捨てて

議長提案を受け入れて欲しいものだ。

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参院比例区9ブロック分割案を提示 格差解消へ西岡議長
      (朝日新聞) 2010年12月22日(水)12:54

下図も朝日新聞Web版より引用


    改革・比例選挙区の 「ブロック割」

   
    改革・比例代表制を実施した場合の 「1票の格差」

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 これに関する【河北新報】の昨日 (12/26) 付社説を御紹介する。


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  西岡議長試案/格差是正は待ったなしだ 

       河北新報 【社説】 2010年12月26日(日)

 「同じ日本人の中に、1票未満の投票権しか持たない『一人前以下の日本人』がいることは不正義の最たるもの」
 楽天の三木谷浩史社長らが発起人として名を連ねる「一人一票実現国民会議」の設立趣意書は、「清き1票」が現状では虚構でしかないことを痛烈に批判している。

 参院の西岡武夫議長が都道府県単位の選挙区を廃止し、比例代表を全国9ブロックに分割する試案をまとめ各会派に提示した。
選挙制度の見直しは党の消長と議員の政治生命に関わるため、抜本改革が先送りされてきた。だが違憲判決が相次ぎ、それも限界だ。
 民主主義の根幹である1票の平等を、これ以上国会の怠慢で損ねるようなことがあってはならない。
 まずは「良識の府」とされる参院から動きだそう。各党は大局的見地に立って、早急に合意案を取りまとめてほしい。

 試案によると、定数は現行の242を維持し削減も検討する。現行の参院選と同様に、ブロックの比例代表では政党名か個人名で投票する「非拘束名簿式」を採用。3年ごとに半数ずつ改選する。東北の定数は18。各党内で個人名投票が多い順に当選者が決まる。

 7月の参院選では「1票の格差」は最大5倍あったが、試案が実施されると、1.15倍に縮小する。

 参院で1票の格差が構造化したのは都道府県を前提とした選挙区を設定しているため。どんなに人口が少ない県でも定数2が割り振られ、結果的に人口増加が続く都市部に不利な状況が放置されてきた。

 今年の参院選をめぐる定数訴訟では、東京、仙台高裁などで「違憲」または「違憲状態」だとする判断が相次いでいる。
 このうち、広島高裁岡山支部の判決は 「人口の少ない県では隣接県やその一部を合区したり、定数配分を奇数にし改選を6年に1回にしたりすれば大幅な是正ができる」 と具体策にまで踏み込んだ。

 西岡試案は「合区」の範囲を広く取った上で、死票が少ない比例制を導入したのがみそだ。存在感を発揮したい中小政党は歓迎している。
 もちろん、心配な点もある。選挙区が広くなるため、選挙資金を含めた候補者の負担が重くなりそうだ。
 無所属候補を排除すると、参院から個性が失われてしまいかねない。

 二大政党化が進む衆院とは対照的に多党化に向かうから、いわゆる「ねじれ国会」が出現しやすくなる。もっとも、この点は参院の独自性という観点から是認されるべきだとの主張も当然成り立つ。二院制の在り方まで踏み込んだ議論が必要だ。

 現在、有権者の少ない選挙区から選出されている議員には異論もくすぶる。東北ブロックなら、大票田の宮城県に足場を置く候補者に有利に働くからだ。

 ただ、西岡試案は1票の格差を限りなく1倍に近づけるという一点で、十分たたき台になり得る。次期参院選まで、時間はあまりない。「半人前」の民主主義からそろそろ卒業しよう。

          2010年12月26日日曜日 


竹原信一・阿久根“専決”市長のリコール成立 専決で決った副市長が代行に!?

2010-12-06 17:41:33 | 選挙
2010年12月6日(月)

 “専決市長”の竹原信一・阿久根市長(51)がリコール投票で

解職された。 当然のことである。

 しかし、この専決市長は、リコールを受けて行われる市長選挙に

臆面も無く、三たび 立候補するつもりらしい。

   竹原・阿久根市長が失職 小差、リコール成立 出直し選出馬表明(西日本新聞)

 一方、リコール投票の結果、解職されたとはいえ僅差だった。

 リコールに反対する市民も少なくなかったようだ。

投票率は75.63%。
有効投票14688票
   賛成;7543票(51.35%)、
   反対;7145票(48.65%)。 


 リコール成立を受けて、副市長の仙波敏郎氏(61)氏が

市長代行に就任すると自ら発表したらしいが、この副市長の人事も

リコールされた竹原前市長の専決処分によるものなので、

就任当初から法的な正当性が疑われており、仙波敏郎氏の市長代行

への就任は、リコールの市民の意思に反するものだ。

   阿久根市長の職務代理者に仙波氏 自ら就任発表(共同通信)

  市長不在の中行われた鹿児島県阿久根市の課長会議で、
  あいさつする職務代理者の仙波敏郎氏(右)=6日午前
     共同通信提供  2010年12月6日(月)12:21


 仙波敏郎氏御自身は、警察官僚の不正を暴いた勇気ある人であるが

今回の副市長就任と市長代行への自己宣言は如何なものか?!

 仙波敏郎氏の副市長への就任は、総務省が拒否していたが、

市長代行への就任は、鹿児島県知事は渋々容認する方向だとのこと。

 どうなることやら・・・
 
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阿久根「副市長」の仙波氏、市長職務代理者就任を宣言(朝日新聞)

「違法」上塗り?仙波阿久根副市長が代理者に(読売新聞)

阿久根市長リコール成立 仙波氏が職務代理 鹿児島知事容認

      西日本新聞 2010年12月6日(月)17:30
 鹿児島県阿久根市長のリコール(解職請求)成立から一夜明けた6日、市長を失職した竹原信一氏(51)の職務代理者には、専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏(61)が就任した。「議会を開かずに決めた違法な専決」として仙波氏を副市長と認めてこなかった鹿児島県の伊藤祐一郎知事は同日、記者会見し、「次の選挙までの選挙管理態勢ということだろう。それまで適正に務めてもらえればそれでいい」と“期間限定”で容認する考えを示した。

 一方、市選管の鳥飼公貴(こうき)委員長は同日「一身上の都合」を理由に辞任した。集計ミスが重なり、混乱した住民投票開票作業の責任を取ったとみられる。市選管は同日、出直し市長選の日程を決める予定だったが、決定を先送りした。市選管委員長の辞任について、仙波氏は「今までも不手際があった。当然だ」と話した。

 仙波氏は同日朝、課長会議で「市長の失職は市民の選択」とあいさつ。記者会見では「市長室は空いているから、竹原さんには必要なたびに来ていただき(職務について)お聞きしたい」と語った。愛媛県警巡査部長時代に警察の裏金づくりを内部告発した仙波氏は「これからは市役所の公金の使い方を厳しく監視していく」とも述べた。

 一方、伊藤知事は同日の記者会見で、仙波氏の職務代理者就任を容認しながらも「あくまでも違法な専決処分だった。副市長としての正当性に疑問があるとの考えは変わらない」と発言した。

 これに対し、仙波氏は「地方自治法に基づいて就任した。法的にクリアしている。違法かどうかは司法が決めることで知事の判断は越権行為」と強く反論した。

 市長の職務代理者について、地方自治法は副市長が就任すると規定、副市長不在の場合は市長指定の職員が就任するとしている。仙波氏を職務代理者とする公文書が有効と認められるかは識者に「法的に疑問」とする声もあるが、総務省行政課は「仙波氏の副市長の法的地位は司法判断がないため、県次第」とした。
       =2010/12/06付 西日本新聞夕刊= 




沖縄知事選 敗北 宜野湾市長選挙は勝利

2010-11-28 23:05:00 | 選挙
2010年11月28日(日)

 沖縄に、これ以上の米軍基地負担を続けさせるのか

米軍基地撤去に向かうのかの試金石であった沖縄県知事選挙で、

前・宜野湾市長の伊波洋一氏(58)は、力及ばず敗北し、

現職の仲井真弘多氏(71)が再選された。

 私は個人的には、宜野湾市長の伊波洋一氏が、市長としての職責と

基地闘争の重要な拠点を明け渡して県知事選挙に立候補するのには

反対であったが、どうにか新・宜野湾市長は基地反対派の

安里(あさと)猛氏(58)=無新、共・社・社大推薦 が勝利し、

拠点を護ることができたようである。

 沖縄県知事選挙の投票率は、前回より3.66ポイント低い60.88%

 宜野湾市長選挙の投票率は、67.13%

   であった。

 投票率の差が当落を決する重要なポイントになったようである。
 

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沖縄知事選、仲井真氏が再選 伊波氏ら破る 

      朝日新聞 2010年11月28日23時6分
 沖縄県知事選が28日、投開票され、現職の仲井真弘多氏(71)が前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)らを破り、再選を果たした。仲井真氏は「(移設先は)県内にはない。日本全国で普天間の解決策を見いだして頂きたい」と語った。近く上京して改めて県外移設の考えを伝える。ただ、政府と県の歩み寄りの余地はほとんど残っておらず、移設計画の長期化は避けられそうにない。

 1996年の普天間返還合意以降、知事選は4度目で、過去3回と同様、自民県連などが推す保守系候補が勝った。

 仲井真氏は、自公政権下では名護市辺野古への移設を条件付きで認めてきたが、名護市の市長と市議会がそろって移設を拒否している現状を踏まえ、立候補前に「県外移設」を求める立場に転じた。

 国との全面的な対立を避けて「県内移設反対」に踏み込むことは避けているが、選挙戦では「県内に移設先はない」として、本土への移設を求めていく立場を強調。伊波氏に近いスタンスを取ることで、普天間問題の争点化を回避した。

 経済政策では、企業誘致などで雇用を拡大したと1期目の実績を強調。さらに、2011年度で期限切れとなる沖縄振興特別措置法について、新たな構想をすでに策定して、その実現へ向けた道筋や基地負担軽減策を政府と話し合う沖縄政策協議会が始まっていることをアピール。伊波氏では政府との対話が閉ざされると訴え、差別化を図った。

 伊波氏は県内移設反対を強く主張することで仲井真氏との違いを際だたせようとしたが、米領グアムに普天間の航空部隊が移転することが明らかだとする主張が浸透しなかった。

 日米安保体制に否定的な姿勢をとったことも、仲井真氏側から「イデオロギー主義」との批判を浴びた。また、沖縄振興については従来の政府主導から県主導に改めるべきだと訴えたが、国との強い対決姿勢を不安視する声が経済界を中心に強かった。

 民主党は7月の参院選に続き独自候補の擁立を見送った。県選出の衆院議員2人と地方議員の計10人前後が伊波氏を支援したが、支持拡大にはつながらなかった。

 県選管によると、当日有権者数は106万8195人。投票率は前回より3.66ポイント低い60.88%だった。 



宜野湾市長選、共・社推薦の安里氏が初当選 

      読売新聞 2010年11月28日(日)22:55
 米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市の市長選は28日投開票され、新人の前副市長・ 安里 ( あさと ) 猛氏(58)(無所属=共産・社民推薦)が、新人の前衆院議員・ 安次富 ( あしとみ ) 修氏(54)(無所属=自民・公明推薦)を破り初当選した。

 投票率は67・13%(前回60・39%)だった。

 知事選に立候補した伊波洋一氏の辞職に伴う選挙で、両陣営が知事選と連動させた選挙戦を展開。革新候補として後継指名された安里氏は、伊波氏と同様に名護市辺野古への移設に反対し、グアム移転を主張していた。 



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11月29日追記

宜野湾市長に前副市長の安里氏=「普天間県内移設反対」掲げる―沖縄(時事通信)
      2010年11月29日(月)00:03

県内移設支持されてない=沖縄知事選で共産・市田氏 

 共産党の市田忠義書記局長は28日夜、党本部で記者団に対し、沖縄県知事選で推薦した伊波洋一氏が敗れたことについて「接戦に持ち込み大健闘だった。決して(米軍普天間飛行場の)県内移設が支持されたわけではない」と指摘した。また、「この結果を(当選した)仲井真弘多氏も受け止めるべきだ」と述べた。
 社民党の重野安正幹事長も談話を発表し、「政府が今後とも普天間飛行場の名護市辺野古への移設を沖縄県民に求めてくるのは確実だ。政府は県民の声を真摯(しんし)に聞くべきだ」と強調した。
      (時事通信 2010/11/29-00:11) 


伊波氏落選で「喜びは半分」=宜野湾市長選、初当選の安里氏-沖縄 

 「喜びは半分となったが、市民に約束してきたことをこれから頑張り抜きたい」-。米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市で、市長初当選を決めた前副市長の安里猛氏(58)。
 だが当選確実の報の前に、知事選で「ダブル当選」を目指した伊波洋一前市長の落選を知った。選挙事務所に詰めかけた支持者ら約150人が沸き立つ中、喜びきれない複雑な心境が表情に出ていた。

 それでも花束贈呈の後には支持者らとともに沖縄伝統のカチャーシーを踊り、喜びを表現。普天間飛行場移設問題では「仲井真氏も『県外へ』ということを今回公約として当選した。名護市長とともに基地問題の解決に向けて努力したい」と力強く語った。
      (時事通信 2010/11/29-00:25)


仲井真氏「県内移設もうない」=伊波氏は民主党に疑問符-沖縄知事選 

那覇市内にある仲井真弘多氏の選挙事務所では、接戦の報に一時、緊張が走ったが、午後10時すぎにテレビが「当確」を打つと、詰めかけた約150人の支援者らの間に一気に喜びがはじけ、拍手と歓声が起こった。直前に姿を現した仲井真氏は、緊張を残した表情で支援者らと握手。万歳三唱の後、報道各社のインタビューに「普天間の移設には日本全体で解決を見いだしてもらいたい。県内移設は難しい。事実上もうない」と強調し、さらに「戦後処理からは解放され、文化やスポーツなど活力を生かし魅力ある県を作りたい」と力を込めた。
 一方、伊波洋一氏は午後10時15分すぎ、選挙事務所に現れた。報道陣にマイクを向けられると「孫の代まで基地を残したくないという思いがとても強いことがわかった。沖縄県政はその思いを大事にしてほしい。県外移設をしっかりと進めてもらいたい」と仲井真氏に注文を付けた。敗因の一つとして「政権党でもある民主党が、今回の選挙にかかわらなかったことが大きな変化をもたらさなかったのかなとも思う」と述べ、民主党にも疑問を呈した。
      (時事通信 2010/11/29-01:04) 




壁紙を伊波洋一さんのシンボルカラーのイエローに一時変えます。

2010-11-15 00:00:22 | 選挙
2010年11月15日(月)

【テンプレート(壁紙)黄色に変えてを伊波洋一さんを応援中!】

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 沖縄県知事選挙で、米軍普天間基地の県内移転絶対反対を主張している

伊波洋一さんのシンボルカラーのイエローに壁紙を変えようという呼び掛け

に応えて、沖縄県知事選挙終了まで一時的に壁紙を黄色にします。 



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