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2013年 日本共産党のスタンスに変化の兆し 有りや!無しや?

2013-01-02 16:32:11 | 政治
2013年1月2日(水)

 1月1日付の【しんぶん赤旗】Web版に幾つかの面白い記事が掲載された。

一つは、日曜版 新春ズバリトーク
 志位さん&ザ・ニュースペーパー
 ・・・①



もう一つは、参院選へダッシュ
 新春ざっくばらんトーク

参院比例5氏 趣味から国会論戦まで
 ・・・②


① の方では、現在の天皇(明仁天皇)に対するスタンスの

② の方では、党の「自力」に対するスタンスの

  変化が感じられた。


 いずれも新年の特集で書かれているが、昨年末の総選挙前後の分析の中で

表明されつつあったもののようである。

     *****************

 まず、その①であるが、紙面では以下のように書かれている。

《天皇問題》目からうろこ、ひれ、エラも(山本)

山本天心(ザ・ニュースペーパー):この間、志位さんが私たちのラジオ番組(注2)に出たときです。被災地に天皇陛下が行って、ひざを突き合わせて国民目線でしゃべっている姿をどう思いますかと聞いたら、志位さんは「共感するものがあります」と言われましたね。
聞いたときに、僕は目からうろこ、せびれ、尾ひれ、エラ、全部落ちた。(笑い)

(注2) 2012年9月2日のラジオJFN番組「ザ・ニュースペーパーの『PEOPLE〜日曜日の朝刊・世界を笑え!』」

福本ヒデ: 魚じゃないですか。(笑い)

志位和夫(日本共産党委員長): 昭和天皇は、侵略戦争と暗黒政治の責任者として、天皇個人についても厳しい批判をしてきました。しかし、代替わりしたいまは、自然体で対すればよいと考えています。天皇の制度とは「国政に関する権能を有しない」という憲法の規定を守る限り、共存していくという立場なんです。もちろん、いずれは国民合意が熟したら、民主共和制になるという展望をもっています。それまでは共存するし、憲法から外れない限り、自然な気持ちで対すればいいと考えているんです。



     *****************

 ついで、その②であるが、紙面では以下のように書かれている。

 国民と結びつきそのなかで党を語る力を

志位:それぞれ抱負を語ってもらったのですけれど、今度の選挙で、私たちは、党員や後援会員のみなさんの奮闘を、議席の前進に結びつけることができなかった最大の理由が、党の自力の問題にあるということを痛感しました。党の力の根源は何よりも、さまざまな困難に直面し解決を求める広範な国民に溶け合い、溶け込み結びつく力にあります。


 ここには、従来最重要課題とされてきた『赤旗』読者拡大と「党員」拡大より、

党員が「広範な国民に溶け合い、溶け込み結びつく力」を鍛えることが

何よりも重要であることに気付き、スタンスの変化が読み取れる。


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日曜版 新春ズバリトーク
 志位さん&ザ・ニュースペーパー

 しんぶん赤旗・日曜版 - 2013年1月6日



参院選へダッシュ
 新春ざっくばらんトーク

参院比例5氏 趣味から国会論戦まで

 しんぶん赤旗・日刊紙 - 2013年1月1日


 今回は、それぞれの記事が相当長いので引用しません。

 興味を持たれた皆さまが上記にアクセスして御覧ください。






2 コメント

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日本共産党の大きな変化 (宗純)
2013-01-06 14:09:41
公平を期する為に、総選挙直前の共産党の大きな変化を指摘するべきであろう。
1998年の人工衛星打ち上げ失敗を北朝鮮軍事独裁政権当局は『成功した』と真っ赤な嘘を発表する。
この不始末を見逃さず日本政府は『ミサイル(テポドン)の打ち上げである』として人工衛星の失敗としていた米国や中国ロシア韓国などを説き伏せて強引に安保理での避難決議と制裁を可決する。
久々の日本外交の大成功であるが、事実は矢張り人工衛星の失敗。
この時の赤旗ですが日本政府の成功に便乗してロケットからミサイルに表記を変更して、その後は一貫してミサイルと表記していたが、昨年末に日本国内のマスメディアでは唯一ロケットと表現していた。
ただそれ以外は以前とまったく同じ北朝鮮バッシングの態度だったので誰一人も気がつくものが無かったらしい。
サハリン沖でのソ連機の大韓航空機撃墜事件や中国の天安門事件で、なんの関係もない日本共産党が国政選挙で大敗北してきた歴史がある日本では北朝鮮叩きが自動的に反共宣伝になり日本共産党が選挙で負ける現実が、2010年の参議院選挙の歴史的大敗北でやっと理解できたようなのですよ。
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大敗北の自覚がない赤旗 (宗純)
2013-01-04 15:06:47
1997年に消費税我3%から5%に増税された直後の参議院選挙で勝利して以来、日本共産党は国政選挙では負け続けて次第に力を失っている。
ところが自分達が負け続けているとの自覚が何もないから自己改革が全くできなかった。
20年以上も総選挙で勝てないにも拘らず『反共宣伝が云々』で負けた選挙の総括を済ましていたのですが、2010年の参議院選挙での歴史的大敗で、初めて共産党が敗北を認めると共に『反響宣伝が云々』を封印して原因究明を公言した。
護憲左翼勢力全般の衰退にも拘らず、共産党だけは勝てなかった参議院450万票、衆議院490万票のコアの基礎票を死守して踏みとどまっていたのです。
ところが、2年前の参議院選挙では共産党のコアな支持基盤の崩壊現象が起きて仕舞ったのです。
赤旗ですが1議席減にも拘らず、得票数で13万票、得票率で0・03%の前進であると書いてある。無茶苦茶にも程がある馬鹿話。
前回大敗した参議院の比例得票は356万票。今回の総選挙の比例得票は369万票。
共産党の特徴は衆議院は参議院よりも得票で50万票、1割以上大きく出るのですから、今回の総選挙結果は前回参議院選挙以上の歴史的な大敗北を喫している。
ところが前回のような大敗北の自覚が共産党幹部には全く無い。負け続けているのに、20年間以上も同じ態度なのです。何らかの変化が期待できた2年前とは大違いで、元の木阿弥なんの変化もない。、
これでは何らかの変化を期待しても、残念ながら無駄でしょう。
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