JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

朝日【海水中の放射能、目立った上昇なし】 ちょっと信じ難い! 

2011-04-08 23:41:37 | 政治
2011年4月8日(金)

 朝日新聞Web版の「見出し」である。

最近は、NHKだけではなく、一般紙も『大本営発表』になっているので、

ちょっとそのまま信じて良いのかどうか、極めて疑わしいと思う。

 『低汚染水』の人為的な放出の前に漏れ出ていた汚水の濃度が

超弩級に高かったために、『低レベル』の汚染水の排出によっては

有意差が出なかったのかも知れない。

 しかし、相当の距離が離れた地点での検出であり、

【福島第一原発から南東約40キロの海域で、
 セシウム137が1リットルあたり19.8ベクレル、
 同約60キロで9.92ベクレルが検出された】

 というのに、低レベルの放射能汚染と言ってしまってよいのか?

 最近は、基準の何百万倍、何億倍という数値が連日公表されて、

最初の頃は大問題であった、十倍とか百倍などは、いかにも「低い」

数値と思わされるようになってしまっている。

 高い数値と比べて、少しレベルが下がったからと言って決して

安心できるレベルではないはずが、朝日新聞でさえ

【海水中の放射能、目立った上昇なし 低汚染水の放出後】

【放射線量、8都県で平常の最大値上回る 減少傾向は続く】

 という見出しを掲げてしまうようになったことは恐ろしい話だ!

*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************


海水中の放射能、目立った上昇なし 低汚染水の放出後
 (朝日新聞) - 2011年4月8日(金)23:05
 

 文部科学省は8日、海水や大気の放射能の測定結果を発表した。福島第一原発から南東約40キロの海域で、セシウム137が1リットルあたり19.8ベクレル、同約60キロで9.92ベクレルが検出されたが、いずれも基準は大きく下回った。

 海水は、同原発から汚染度の低い水が放出された後の7日に、約40~60キロ離れた6地点で採取された。セシウム137が検出された地点でヨウ素131の基準が超えたが、他の地点を含め、目立った上昇は見られなかった。

 大気については依然、福島など8都県で平常の最大値を上回っている。 



放射線量、8都県で平常の最大値上回る 減少傾向は続く
 (朝日新聞) - 2011年4月6日(水)23:25
 

 文部科学省は6日、海水や大気などの放射能汚染度の調査結果を発表した。福島第一原発から南東約40キロの地点で、セシウム137が1リットルあたり38.5ベクレルと、これまでの最高値を示した。基準は大きく下回った。

 海水は約35~50キロ離れた6地点で5日に採取されたが、ほかの地点では検出されなかった。

 大気中の放射線量は、福島県などで減少が続いたが、依然として8都県で平常の最大値を上回っている。福島県内では、最も高い浪江町(赤宇木)で毎時25.8マイクロシーベルト(前日は26マイクロシーベルト)、福島市は1.88マイクロシーベルト(同2.04マイクロシーベルト)だった。飯舘村は6.34マイクロシーベルト(同6.09マイクロシーベルト)とやや上がった。
 



水素爆発は想定外の事態だった…保安院認める
 (読売新聞) - 2011年4月8日(金)22:27


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。