JUNSKY blog 2015

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パソコン遠隔操作事件 一度“釈放”して再逮捕 別件逮捕ありあり

2013-03-03 22:21:52 | 事件・事故
2013年3月3日(日)

 4人の無実の人々を逮捕した冤罪事件で、『真犯人』としてマスコミに報道させた

警察権力が、実際には、その容疑事実を固められないまま釈放せざるを得なかった。

 捜査本部は『例の猫』に首輪を付けたのが、この容疑者であると云う確実な証拠は

押さえられていない。 それで、検察当局は『容疑者』を処分保留で釈放した。

しかし、その場で、別件逮捕で再逮捕。

実際には「釈放」されていないようだ。

 その別件逮捕の容疑が、『子ども騙し』としか言えないもの。

 抜書すると

【大阪市のホームページに「(大阪・日本橋の)ヲタロードで大量殺人する。ナイフで無差別に刺す」などと書き込んだ疑い。

 また、8月1日には、同じパソコンから日本航空に「飛行機に爆発物を仕掛けた」との内容のメールを送り、米国行きの便を成田空港に引き返させるなど、正常な運行を阻害した疑い。】
 



 本人は、「身に覚えがありません」と容疑を否認している、とのこと。

 4人の誤認逮捕で、捜査の杜撰さとIT能力の欠如を露呈した捜査本部は

「これ以上国民に馬鹿にされてはたまらない」と? 意固地になっているようだ!

 新たな冤罪を生まないようにしていただきたい。

 マスメディアも自ら地道な取材を続けて、捜査情報に情報操作されないように

していただきたいと切に要望する!

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【八木啓代のひとりごと】 で紹介された映像

 本人の全面否認に加えて、あの足利事件の佐藤博史弁護士が弁護人となった

遠隔操作ウィルス事件・片山祐輔容疑者弁護人 佐藤博史弁護士会見


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遠隔操作事件 旅客機運航妨害の疑いで再逮捕
 NHK - 2013年3月3日 18時36分
 

パソコンの遠隔操作事件で逮捕された会社員の男が、去年他人のパソコンを遠隔操作して旅客機の爆破を予告するメールを送り、運航を妨害した疑いが強まったとして、警視庁などはハイジャック防止法違反などの疑いで再逮捕しました。
誤認逮捕のきっかけとなった事件での逮捕は初めてです。
男は「身に覚えがない」と容疑を否認している ということです


 再逮捕されたのは東京のインターネット関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)です。
 警視庁などの合同捜査本部の調べによりますと、片山容疑者は去年8月、大阪の男性のパソコンを遠隔操作して旅客機の爆破を予告するメールを日本航空に送りつけ、運航を妨害したとして、ハイジャック防止法違反の疑いがもたれています。

 また、同じ手口で大阪市のホームページに無差別殺人を予告する書き込みを送り、市役所などの業務を妨害したとして偽計業務妨害の疑いが持たれています。

 これまでの調べで、大阪の男性のパソコンが感染した遠隔操作ウイルスがアメリカのサーバーで見つかり、片山容疑者が働いていた会社のパソコンから送られたことを示す情報が含まれていた ということです

 爆破予告のメールでは、ニューヨークに向かっていた旅客機が成田空港に引き返していて、警視庁などは事態の重大性を考慮して、より刑の重いハイジャック防止法違反の容疑を適用しました。

 遠隔操作によって大阪の男性は誤って逮捕されていて、誤認逮捕のきっかけとなった事件での逮捕は初めてです。

 調べに対し、片山容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認している ということです

 片山容疑者は先月、イベントでの殺人を予告した威力業務妨害の容疑で逮捕されましたが東京地方検察庁は処分保留とし引き続き捜査する方針です。

 弁護を担当している佐藤博史弁護士は、「片山容疑者は、遠隔操作ウイルスを作ることができないのに、警察が再逮捕したのは、恥の上塗りだと思う。今後も勾留の理由を明らかにする手続きなどで法律家の良識に期待し早期の釈放を目指したい」と話していました。

“異例”のハイジャック防止法適用
 265人が乗った成田発ニューヨーク行きの旅客機は爆破予告のメールが航空会社に送りつけられたためアラスカ半島付近の上空から成田空港に引き返しました。
 警視庁は当初、威力業務妨害の疑いで捜査を進めていましたが事態の重大性を考慮してより刑の重いハイジャック防止法違反の容疑を適用しました。
 刑の重さはハイジャック防止法違反罪が「1年以上10年以下の懲役」で威力業務妨害罪の「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」よりも重くなっています。
 ハイジャック防止法は昭和45年のよど号ハイジャック事件をきっかけに作られた法律でハイジャックではなく爆破予告などで旅客機の正常な運航を妨害した行為に適用されるのは極めて異例だ ということです

これまでの捜査では何が
 警視庁などは防犯カメラの映像や目撃情報から遠隔操作ウイルスが入った記憶媒体が江の島の猫の首輪に取り付けられた日時を絞り込みこの時間帯に片山容疑者がバイクで江の島を訪れたことを確認している ということです
 そしてその時間帯に真犯人を名乗る人物から送られたメールにあった3枚の猫の写真とまったく同じ写真を撮影できる位置にいたのは片山容疑者だけだったとしています。
 この記憶媒体を解析した結果、去年8月、名古屋市の会社のパソコンが遠隔操作された事件で使われた遠隔操作ウイルスが見つかった ということです
 またアメリカのサーバーに一連の事件で使われた複数の遠隔操作ウイルスが残されていて解析の結果、すべてのウイルスに片山容疑者が派遣されていた会社のパソコンから送られたことを示す情報が含まれていた ということです
 さらに会社のパソコンから遠隔操作事件で使われたインターネットの特定の掲示板を閲覧したり発信元の特定を難しくする特殊なソフトを使ったりした記録が残されていた ということです

 警視庁などはこうした事実などから片山容疑者が一連の事件に関わっている疑いが強いとみています。

片山容疑者「まったく身に覚えない」
 片山容疑者は先月10日に逮捕された際「まったく身に覚えがない」などと容疑を否認しています。
 片山容疑者は、先月下旬に東京地方裁判所で行われた勾留の理由を明らかにする手続きでも「私は事件とは一切関係ありません。誤認逮捕された人たちと同じです。どうか無実だと分かって下さい」などと訴えていました。
 また首輪に記憶媒体がついた猫が見つかった神奈川県の江の島での行動については「猫に触ってなでたり写真を撮ったりしましたが首輪をつけたことは全くありません」と否定していました。
 さらに「遠隔操作ウイルスのプログラムの言語を使ってプログラムを作ったことはない」と述べて遠隔操作ウイルスを作ることは不可能だと主張していました。
 片山容疑者は逮捕後に取り調べの録音録画を要求しているためここ10日間ほど取り調べは行われていません。 


 NHK報道も、【警視庁などの合同捜査本部の調べによりますと、 ・・・ ということです
  のオンパレードで、自ら総力戦で取材した処は少しも感じられません。

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片山容疑者を再逮捕=誤認逮捕の殺人予告で
 ―ハイジャック防止法違反容疑も・警視庁

 (時事通信) - 2013年3月3日(日)18:47
 

 遠隔操作ウイルス事件で、警視庁などの合同捜査本部は3日、誤認逮捕された大阪府の男性のパソコン(PC)を遠隔操作し、大量殺人や日本航空機爆破を予告したとして、偽計業務妨害とハイジャック防止法違反の疑いで、IT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)を再逮捕した。捜査本部によると、「身に覚えがありません」と容疑を否認している。

 一連の遠隔操作事件で、誤認逮捕された事件が立件されるのは初めて。捜査本部は全容解明を進める。

 ハイジャック防止法は偽計や威力を用いて航空機の運航を阻害した場合、1年以上10年以下の懲役を科すと規定。捜査本部は日航に送られた爆破予告メールで実際に航空機が引き返し実害が生じていることなどを重視し、威力業務妨害より量刑の重い同法違反容疑で立件した。インターネット上の犯行予告で同法が適用されるのは異例。

 逮捕容疑は昨年7月29日、ウイルスに感染した男性のPCを遠隔操作して大阪市のホームページ(HP)に無差別殺人予告を書き込み、同市などの業務を妨害した疑い。また8月1日、日航に航空機の爆破予告メールを送信し、成田発ニューヨーク行きの便を引き返させた疑い。 



パソコン遠隔操作事件、片山容疑者を再逮捕
 (読売新聞) - 2013年3月3日(日)17:45
 

 パソコンの遠隔操作事件で、警視庁などの合同捜査本部は3日、大阪市のホームページに殺人予告を書き込んだり、日本航空に爆破予告メールを送ったりしたとして、東京都江東区白河、IT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)を偽計業務妨害とハイジャック防止法違反の疑いで再逮捕した。

 誤認逮捕を生んだ事件での立件は初めて。

 捜査幹部によると、片山容疑者は昨年7月29日夜、遠隔操作型ウイルス「iesys(アイシス).exe」に感染した大阪府吹田市のアニメ演出家・北村 真咲 ( まさき ) さん(43)のパソコンを遠隔操作し、大阪市のホームページに「(大阪・日本橋の)ヲタロードで大量殺人する。ナイフで無差別に刺す」などと書き込んだ疑い。

 また、8月1日には、同じパソコンから日本航空に「飛行機に爆発物を仕掛けた」との内容のメールを送り、米国行きの便を成田空港に引き返させるなど、正常な運行を阻害した疑い。

 調べに対し、片山容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。

 一方、遠隔操作された愛知県内の会社のパソコンから殺人予告が書き込まれた事件で、東京地検は3日、威力業務妨害容疑で逮捕、勾留されていた片山容疑者を処分保留で釈放した。地検は理由について、「一連の事件の特殊性にかんがみ、一層の慎重な捜査が必要と考えた」としている。



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