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PC遠隔操作で4名が冤罪逮捕された事件 『真犯人』が逮捕された?が・・・

2013-02-12 23:37:39 | 事件・事故
2013年2月12日(火)

 おととい、『真犯人』として氏名まで公開して逮捕された事件。

最初の誤認逮捕が4名にも及んだだけに、「今回もまた」の懸念は当然ある。

 しかし今回は、『真犯人』とされる人物が特定されたのは、『SD首輪猫』

が発見されて間も無くのことだったとのこと。

 およそひと月に亘る裏付け捜査と、メール送信でうっかりミスを起こすのを

気長に且つ執拗にリサーチしていたそうである。

 捜査本部にも「今度は誤認逮捕は許されない」と云う意識が浸透していた

ようで、真犯人に又しても裏を書かれて馬鹿にされないように慎重な捜査を

繰り返していたと報道されている。

 既に、マスコミにはリークされていたのか、特ダネを掴んでいたのか、

TVニュースでは、逮捕数日前の行動を撮影した映像も流れていた。

 逮捕された容疑者の容貌を見る限り、このような巧妙なカラクリを考え付く

ような切れ者には見えないが、これは人を顔で判断する先入観か?

 以下、概要は既にマスメディアが伝えているので、この記事ではトレース

しない。 しかし、又『冤罪』を起こさないように願いたい!


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都内の30歳男逮捕=PC遠隔操作で
 業務妨害容疑―猫にカード、防犯カメラで浮上

 (時事通信) - 2013年2月10日(日)23:40
 

 遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯行予告が書き込まれた事件で、警視庁などの合同捜査本部は10日、名古屋市の会社のPCを操作して殺人予告を書き込んだとして、威力業務妨害容疑で、東京都江東区白河、IT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)を逮捕した。

 4都府県警が誤認逮捕を謝罪し、サイバー犯罪捜査の在り方が問われる事態となった事件の発覚から約4カ月。片山容疑者が派遣先で使っていたPCからは、一連の事件でメールや書き込みに使われた匿名化ソフト「Tor」のサーバーへのアクセスが多数確認されたといい、合同捜査本部は同容疑者が関わったとみて全容解明を進める。

 捜査本部によると、片山容疑者は「まったく事実ではありません」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は昨年8月9日午前10時40分ごろ、遠隔操作ウイルスに感染した名古屋市内の会社のパソコンを操作し、インターネット掲示板上に「(都内の漫画イベントで)大量殺人する」などと書き込み、イベント主催者の業務を妨害した疑い。

 捜査本部は今年1月5日未明に犯人を名乗る人物から報道機関などに届いたメールの情報に基づき、神奈川県の江の島で猫の首輪からウイルスのソースコードが入ったマイクロSDカードを回収。島内の防犯カメラの映像を解析した結果、片山容疑者が同月3日午後3時ごろ、カードを猫に取り付けたことが確認されたという。

 カードからは、「事件に巻き込まれ、無実にもかかわらず人生の軌道修正をさせられた」とする文書も見つかり、片山容疑者が以前使っていたスマートフォンには、この猫の写真や事件に関するニュース記事などが保存された形跡があった。 



派遣先から予告書き込みか
 =同時間帯に匿名化ソフト使用―遠隔操作事件

 (時事通信) - 2013年2月11日(月)21:06
 

 遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯行予告が書き込まれた事件で、警視庁などの合同捜査本部が、威力業務妨害容疑で逮捕したIT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)の派遣先の会社などからPCなど計15台を押収したことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 この会社のPCには匿名化ソフト「Tor」を多数回使用した形跡があり、合同捜査本部は、片山容疑者が勤務中に他人のPCを遠隔操作し、犯行予告を書き込んだとみて解析を進めている。

 捜査本部は11日午後、片山容疑者を送検した。

 捜査関係者などによると、片山容疑者は2008年から東京都品川区のIT関連会社に勤務し、プログラマーとして港区の会社に派遣されていた。 



暗号化ソフト、何度も使った形跡
 PC遠隔操作事件

 (朝日新聞) - 2013年2月12日(火)16:07
 

 遠隔操作されたパソコン(PC)からの犯罪予告事件で、威力業務妨害容疑で逮捕されたIT関連会社員片山祐輔容疑者(30)が派遣されていた会社のPCに、一連の事件で悪用された暗号化ソフトを何度も使った形跡があったことが、捜査関係者への取材でわかった。

 事件の「真犯人」を名乗る人物は犯行声明メールで計13件の書き込みを告白しており、警視庁などの合同捜査本部は、片山容疑者が逮捕容疑以外の書き込みにも関与した可能性が高いとみている。

 捜査関係者によると、捜査本部が東京都内の派遣先からPC11台を押収し調べたところ、片山容疑者が使っていたPCに、逮捕容疑の書き込みと同じ時間帯に暗号化ソフトを使用した形跡があったのに加え、ほかにも暗号化ソフトを複数回使った形跡が見つかった。 




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