【 野田佳彦首相は8日、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で被害を受けた福島県を訪れ、県庁で佐藤雄平知事と会談した。首相は、放射性物質に汚染された廃棄物の中間貯蔵施設を同県双葉郡(8町村)内に設置したいとして、理解を求めた。 】 (時事通信)2012年1月8日(日)14:03
という。
これに対して、福島県知事は、「感覚が相当違う」と不快感を示したとのこと。
「感覚が相当違う」福島知事が首相に不快感表明
(読売新聞) - 2012年1月8日(日)20:37
当然のことであろう。
【細野豪志環境相兼原発事故担当相は、河北新報社のインタビューで、福島県双葉郡に設置要請した中間貯蔵施設を最終処分地にしないとの方針について、
「(確約を担保するには)何らかの措置が必要。大事なのは政権が代わっても方針が継続されること」
と述べ、法令化や閣議決定などでの明文化を検討する考えを示唆した。】
(河北新報)2012年1月8日(日)08:15
と云う。
「福島県外」明文化検討 細野原発相、法令化なども示唆
(河北新報) - 2012年1月8日(日)08:15
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「感覚が相当違う」福島知事が首相に不快感表明
(読売新聞) - 2012年1月8日(日)20:37
野田首相は8日、福島市を訪れ、佐藤雄平福島県知事と会談した。
この後、知事を含む地元首長らでつくる「原子力災害からの福島復興再生協議会」にも出席し、東京電力福島第一原子力発電所事故によって放射性物質に汚染された土壌を保管する中間貯蔵施設について、同県双葉郡内に建設することを直接要請した。
首相は「こうしたお願いは誠に心苦しいが、引き続き検討をお願いしたい」と知事らに理解を求めた。
首相の福島訪問は、政府が昨年12月、事故収束の工程表の「ステップ2」を達成したことを受けたものだ。この達成について首相は、「原発事故の闘いが終わったわけではない。これから本格的に力こぶを入れていかなければならない」と述べ、除染、賠償、健康管理への取り組みを徹底する考えを強調した。
これに対し、知事は、首相が先月、ステップ2達成について「事故そのものは収束した」と述べたことについて、「福島県の皆さんからすると、感覚が相当違う」と不快感を表明した。
「福島県外」明文化検討 細野原発相、法令化なども示唆
(河北新報) - 2012年1月8日(日)08:15
細野豪志環境相兼原発事故担当相は、東日本大震災から10カ月となるのを前に、河北新報社のインタビューに応じた。福島第1原発事故で発生した汚染土などを搬入するため、福島県双葉郡に設置要請した中間貯蔵施設を最終処分地にしないとの方針について、「(確約を担保するには)何らかの措置が必要。大事なのは政権が代わっても方針が継続されること」と述べ、法令化や閣議決定などでの明文化を検討する考えを示唆した。
政府は中間貯蔵施設での保管期間は30年以内で、最終処分は福島県外で行うとしているが、県内にはなし崩し的に最終処分地になるとの懸念がある。細野氏は「福島を最終処分地にしない」とあらためて明言した上で、「どういう形(での担保)が納得してもらえるか、地元と協議し判断したい」と話した。
中間貯蔵施設設置を受け入れた場合の立地交付金などの自治体支援策に関しては「具体的な話になったときに条件が出てくると思う。まずは施設の在り方について理解してもらうことが大前提」との認識を示した。
福島に隣接する宮城県への事故対応支援では「宮城県一律ではなくても、地域ごとに必要であれば県と国がしっかり協議して必要な政策をやる」と強調した。
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