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福島第一原発・1号機の海水注入『中断』せず しかし客観的証拠は無し!

2011-05-27 17:49:26 | 政治
2011年5月27日(金)

 二転・三転もここに尽くせりの感 大である!

 どの発言が、事態をもっとも正確に表現しているのか解らない。

 福島第一原発1号機への海水注入を「再臨海の怖れがある」として

途中で止めたのは、官邸か?原子力安全保安院か?原子力安全委員会か?

東京電力の独断か? で、言った言わないと見苦しい責任の擦り合いを

している問題で、昨夜東京電力は、

「実は現場所長の識見と経験から給水を止めず継続していた」と発表!

福島第一の海水注入中断せず 東電所長、本社に無断
 (朝日新聞) - 2011年5月27日(金)00:16


 これまでの喧嘩ごしの言い合いは、いったい何だったのか!? の亭。

 しかし、現場が本社の指示に従わなかったという点では危機管理上

問題が残るのではないだろうか?

 この現場の判断が、本当に正しかったのかどうかは、今の時点では

誰にも解らないのだから。

 ところで、この現場判断で継続された注水についても、

数人へのヒアリングで聞いただけの話で、客観的データは見当たらない

というから、この発表も又虚偽の可能性も。

 記者会見には、当事者である現場所長は姿を現さなかったらしい。

海水注入継続、発表したものの…客観データなし
 (読売新聞) - 2011年5月27日(金)10:01



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福島第一の海水注入中断せず 東電所長、本社に無断
 (朝日新聞) - 2011年5月27日(金)00:16
 

 東京電力福島第一原発1号機の海水注入問題で、東電は26日、一時中断したと説明してきた海水注入を、実際には中断せずに継続していたと発表した。東電本社と発電所の協議では、海水注入をめぐる検討が官邸で続いていたことから中断を決めたが、福島第一原発の吉田昌郎所長の判断で継続していた。国会でも追及された問題が根底から百八十度くつがえされた。

 東電によると、3月12日午後2時53分に真水の注入が停止したため、午後7時4分から海水の注入を始めた。しかし、午後7時25分、官邸にいた東電の武黒一郎フェローが「首相の了解が得られていない。議論が行われている」との状況判断を本社に連絡。本社と発電所がテレビ会議で協議し、注入の中断を決めた。 

 海水注入をめぐって政府と東電は21日、東電が自主的に中断していたとの見解を公表。首相が注入を指示した後の午後8時20分に再開したと説明していた。午後7時4分からの注入は、東電から経済産業省原子力安全・保安院の担当者に口頭連絡されたものの官邸に伝わらなかったとされた。

 だが、こうした経緯は本社の社員や社内に残るメモなどから判断し、吉田所長を含め発電所側に確認していなかった。今月23日の衆院復興特別委員会で、自民党の谷垣禎一総裁が、菅首相の責任を追及する事態に発展。東電が24、25日に吉田所長や発電所の社員らから事情を聴いたところ、中断していなかった事実が判明した。

 吉田所長は、東電の調査に対して「事故の進展を防止するためには、原子炉への注水の継続が何よりも重要と判断して継続した」と説明。新聞や国会で問題になっているうえ、国際原子力機関(IAEA)の調査団が来日したこともあり、事実を打ち明ける決意をしたと話しているという。



海水注入継続、発表したものの…客観データなし
 (読売新聞) - 2011年5月27日(金)10:01
 

  「所員や地域の安全を最優先した、大変正しい判断をした」。

 東京電力の武藤栄副社長は26日の記者会見で、海水注入継続の判断を評価した。しかし、その正しい判断は、現場の発電所長が本店の指示を無視するという形で下したものだった。事故対応の中枢だったはずの東電本店が、機能不全に陥っていた様子を示している。

 川上和久・明治学院大教授(政治心理学)は「状況は刻一刻と変化していたのだから、東電本部は現場の判断に重きを置くべきだった。『官邸の懸念』という、不明瞭な理由で海水注入の中止を指示するような行為は混乱を招くだけで、非常時の指示連絡のあり方が理解できていない」と批判する。

 そして、川上教授は「原発事故は国際的な問題なのに、初期の重要な事態の説明がこれだけ二転三転しては、いくら検証をしても諸外国からの信頼を得られないだろう」と指摘する。

 実際、「注水を継続していた」という今回の発表も、東電は所長や発電所の関係者1、2人から聞き取っただけで、海水注入の継続を示す客観的なデータなどの証拠は今のところ何もない。所長本人は記者会見には姿を見せず、この日、本人と直接連絡を取ったという細野豪志首相補佐官も、記者会見で具体的な話の内容は明らかにしなかった。
       (科学部 今津博文) 





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