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【国境なき医師団】が何百万円も掛けて西鉄バス停に広告 寄付金の使われ方!

2012-08-28 08:49:15 | 医療・福祉
2012年8月28日(火)

 1・2週間ほど前に気付いたのだが、

福岡市中心部の西鉄のバス停(バス・シェルターと西鉄では呼称)に

【国境なき医師団】

  の大きな広告が掲示されるようになった。




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 これまでは、飲料メーカーなど大企業の宣伝媒体になっていて、

取分け、檀れい さんのサントリー【金麦】の広告が相当長期に亘って

季節ごとのデザインで掲示されていた。

その頃から、どれくらいの広告費を西鉄に支払っているのか気にはなっていた。

こんなに宣伝費を掛けても儲かるほど【金麦】は売れているらしい。

テレビ宣伝も半端ではなかったからサントリーの『儲け頭』なのだろう。

それ以後、私は【金麦】を飲むのを控えた。

 しかし、企業が宣伝に力を入れるのはある意味当然である。

もちろん、その宣伝広告料は消費者が負担している訳であるが・・・

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 しかし、それが、【国境なき医師団】 のような

善意の寄付金で成り立っている『NPO』であれば、話は違う。

 西鉄の広告サイトを検索してみたら、一覧できるページ を見付けた。

 それによると、西鉄バスのバス・シェルター広告 は、70面あって、

どうやら1面づつ掲示契約できるのではなく、一括契約らしい。

 その費用は、掲示経費など込で、434万円/2週間 



 【国境なき医師団】はダイレクトメールで、何百円かでワクチンを摂取できて

子どもの命が助かるとか言って寄付を求めているのに、何万人もの命が救える

はずの寄付金を広告宣伝に使うという本末転倒な使い方をしている。

 私は、最近のように大規模な広告や『DM作戦』をしていない頃に、

小さな新聞記事などで、【国境なき医師団】の活動を知り、

その地道な活動を高く評価してきたが、

最近は、ちょっと方向性を誤っているのではないかと思う。

 自分たちの活動を「誇示したい」意識が見え見えである。

 【国境なき医師団】などは、マスコミの取材が入れるような地域では

活動するが、マスコミも入れないようなもっとも困難な地域では活動しない

とも聞き及ぶ。

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 これに対して、「ペシャワール会」や名もなきボランティアは、最も困難な

地域を地道に訪ねて、当初は地元民の理解も進まない中、献身的に活動

して最終的には地元住民の強い信頼を得ているようだ。

 「ペシャワール会」は、各地での小規模の講演会などでの寄付金依頼や

主宰者・中村哲医師の著書や報告書の売上などで、善意の浄財を集めている。

 地元の西日本新聞では度々「ペシャワール会」の活動を取り上げているが、

こういう活動こそ、マスコミがもっと注目し、国民に紹介するべきだろう。

「ペシャワール会」公式サイト
 

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