毎日新聞の見出しでは、【O157 感染が5年前と比べ4割減】 がメインテーマ
朝日新聞の見出しでは、【O157 食中毒、減らず】 がメインテーマ
産経新聞の見出しでは、【O157 検出が大幅減】 がメインテーマ
同じ、国立感染症研究所の報告が元ネタなのに、こうもイメージが違う!
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生肉規制:O157感染が5年前と比べ4割減
感染研調査
毎日新聞 - 2013年5月28日(火)18:01
厚労省が牛の生レバーの提供禁止などを実施した結果、国内で病原性大腸菌O157に感染して症状が出た人が、5年前と比べて約4割減ったと、国立感染症研究所感染症疫学センターが実施した初めての調査で明らかになった。07年の有症感染者は2857人いたが、生レバーの規制が始まった12年は1770人に減った。
焼き肉のO157食中毒、減らず
生肉原因は大幅減
(朝日新聞) - 2013年5月28日(火)18:15
【森本未紀】
生食用の牛肉の衛生管理が厳しくなった2011年以降、生肉や生レバーが原因の腸管出血性大腸菌O(オー)157の食中毒は減る一方で、焼き肉による食中毒は減っていないことが、国立感染症研究所の集計でわかった。感染研は、焼き肉を十分に加熱するなどして、食中毒を予防するよう呼びかけている。
07~12年のO157食中毒のうち、生肉や生レバー、または焼き肉が原因になった患者数を、集団発生を除いて調べた。
O157検出が大幅減
レバ刺し禁止効果か
産経ニュース - 2013.5.28 16:43
食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌O157の昨年の検出数は平成19年に比べて約6割の水準に減少したことが、国立感染症研究所のまとめで28日、分かった。焼き肉チェーン店での集団食中毒発生を受けた生食用牛肉の提供基準厳格化や牛レバ刺し禁止が影響したとみられる。
19~24年に保健所を通じて報告のあった腸管出血性大腸菌の感染者を調査。O157が検出された感染者は、19年は3432人。提供基準が厳格化された23年は2264人、牛レバ刺しが禁止された24年は1980人だった。
さらに感染者の中で、生肉や生レバーなどを食べた記録がある患者だけでみると、24年は19年の4分の1に減少した。
感染者の最も多い0~4歳でも、24年は19年に比べて半分以下まで減少。感染研の八幡裕一郎主任研究官は「重い合併症を起こしやすい若年層の感染を減らすこともでき、規制の効果があったのではないか」と話している。
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