【世田谷区で飯舘村より高い線量 毎時2・7マイクロシーベルト】
(共同通信)
とのニュースを昨夜遅くにTVニュースで聞いた。
朝日 【東京・世田谷で高線量 2.7マイクロシーベルト】 http://t.asahi.com/4958
東京都心から西にある世田谷区での強度汚染が問題になっているが、
おそらく東京都のほぼ全域、関東地方・東北地方・甲信越地方などの
広域に亘って、強い汚染地域があるはず。
ストロンチウムも検出されたとのことで、
深刻な食材の汚染と人体への被曝が心配!
朝日 【横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初】 http://t.asahi.com/48o6
毎時2.707マイクロシーベルトの放射線量が測定された区道。
近くには松丘公園がある=12日午後4時25分、
東京都世田谷区弦巻5丁目 (朝日新聞) - 2011年10月12日
この記事を書いている途中で、新たなニュースを見た。
千葉県船橋の公園でも、一層高い 【5.82μSv/時】の放射線量が検出された、
とのこと。
船橋の公園で5.82マイクロシーベルト
(朝日新聞) - 2011年10月13日(木)11:42
東日本・総汚染は顕著である。
*******************************************
(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
*******************************************
東京・世田谷で高線量 2.7マイクロシーベルト
(朝日新聞) - 2011年10月12日(水)23:00
東京都世田谷区弦巻5丁目の区道を区が調べたところ、歩道の1地点で毎時2.707マイクロシーベルトの放射線量が測定された。保坂展人区長が12日、定例の記者会見で明らかにした。
現場付近は東京電力福島第一原発から直線距離で約230キロ離れている。今回の数値は、計画的避難区域の福島県飯舘村役場のモニタリングポストで12日に測定された毎時2.115マイクロシーベルトより高い。ただ、毎日8時間を外で、残りを木造家屋で過ごしたと仮定して計算すると、年間被曝(ひばく)量は14.2ミリシーベルトとなり、国が避難を促す目安としている20ミリシーベルトよりは低い。
現場の区道は地元の区立松丘小学校の通学路に使われている。区は「通行するだけでは身体に大きな支障が出る状況ではない」としているが、当面、一部に立ち入らないよう指導を始めた。今後、砂場がある区内の公園258カ所についても緊急に計測するとしている。
横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初
(朝日新聞) - 2011年10月12日(水)03:22
横浜市港北区のマンション屋上の堆積(たいせき)物から、195ベクレル(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を始めた。
検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)。文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島第一原発から100キロ圏内で検出されているが、約250キロ離れた横浜市内では初めて。
場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4~5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。
同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。私有地であることを理由に公表していないが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出された。
市は当初、「重いので飛んでこない。費用も高い」とストロンチウムの検査には後ろ向きだったが、10月上旬、屋上の分に加えマンション周辺の側溝の堆積物などを同位体研究所に持ち込み、検査を依頼した。市は「高い値だったので再検査を決めた。結果を見て対応を決めたい」としている。
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんは「ストロンチウムが離れた場所に飛ぶのは分かっていた。原発事故に伴い、横浜で検出されても不思議ではない。値は高いが、高濃度のセシウムが出ている場所なら納得できる。濃縮されたのだろう」と話している。
ストロンチウムは化学的な性質がカルシウムに似ていて水に溶けやすく、骨にたまりやすい。
朝日新聞 (佐藤善一)