パワハラと云う『イジメ』で、警部二人を自殺に追い込んだ捜査2課長が、
内輪に超あまい処分で、僅かに『戒告』のみだと言う。
NHKも夜のニュースで取り上げるほどの重大問題だ。
しかし、『イジメ』で自殺したのは、警察学校出たての新人や若手ではなく、
分別も付き、もう少し頑張れば定年まで努め上げることができる中堅組で、
福島県警捜査2課の警部(51)と警視(52)だとのこと。
そして、パワハラと云う『イジメ』で、『部下』を痛めつけてきたのは、
福島県警察本部捜査2課の清野隆行課長(45)だと言う。
地位が上であれば、年上の部下に仕事を押し付け、その出来栄えをけなし
辱めるのも当たり前と言うのが警察の常識らしい。
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自殺の警部にパワハラ 上司を処分 福島県警
(NHK)- 2014年6月26日(木)17時20分
課長のパワハラが一因=捜査2課幹部2人の自殺―福島県警
(時事通信) - 2014年6月26日(木)20:39
福島県警課長、パワハラで懲戒処分…部下が自殺
(読売新聞) - 2014年6月26日(木)23:08
福島県警警部自殺、パワハラ一因 捜査2課長を戒告
(朝日新聞) - 2014年6月26日(木)23:15
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自殺の警部にパワハラ 上司を処分 福島県警
(NHK)- 2014年6月26日(木)17時20分
福島県警察本部の捜査2課の幹部2人が、ことし4月、相次いで自殺した問題を受けて、警察が内部調査を行った結果、このうち自殺した51歳の警部に対し、上司の捜査2課長が「小学生みたいな文書を書くな」などと言ってパワーハラスメントを行っていたことが分かりました。
警察はパワハラが自殺の原因の1つになったとして、26日、捜査2課長を戒告の懲戒処分にしました。
戒告処分となったのは、福島県警察本部捜査2課の清野隆行課長(45)です。
福島県警察本部では、ことし4月、捜査2課に所属する51歳の警部が「仕事に疲れた」などと書かれた遺書を残して自殺し、その直後に、直属の上司の52歳の警視が「部下を守れなかった」などという遺書を残して自殺しました。
警察では自殺が相次いだことを重く見て、関係者に詳しく話を聞くなどして、自殺の原因などについて調査を進めていました。
その結果、自殺した2人のうち51歳の警部に対し、上司の清野課長が、去年12月からことし4月にかけて「小学生みたいな文書を書くな」とか、「国語を習ってきたのか」などと繰り返し言って、報告書を決裁しないなどのパワーハラスメントを行ったということです。
また、この課長は、部下の別の警部2人に対して、「書類も書けないなら外に出るな」とか「あんたは係長以下だ」などと人格を否定するような発言をしていたということです。
調査結果を受けて、福島県警察本部では、この課長のパワハラが、51歳の警部の自殺の原因の1つになったとして、26日、戒告の懲戒処分にしました。
当時パワハラの認識なし
警察によりますと、処分を受けた捜査2課の清野隆行課長は当時、パワーハラスメントという認識はなく、業務として指導の範囲の中だと思っていたということで、内部調査に対し、「部下に多大な精神的苦痛を与えたことはおわび申し上げる」と話しているということです。
「自殺防止と士気高揚図る」
今回の処分について福島県警察本部の名和振平本部長は「大切な人材を失ったことは警察にとって大きな損失で誠に残念でなりません。今後はハラスメント防止対策、メンタルヘルス対策などを強化して、職員の自殺防止と職員の士気の高揚を図りたい」というコメントを出しました。
部下へのパワハラによる処分増
警察庁によりますと、全国の警察で部下に対するパワハラ行為を認定されて懲戒処分を受けた職員は、去年1年間で16人に上りました。
これは、おととしの5人と比べて、3倍に増えています。
去年では、近畿管区警察局の男性事務官が職場で部下に暴言を吐くなどのパワハラを繰り返していたとして減給の懲戒処分を受けました。
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