きのうの夕方からのニュースは、
【東京株式市場で日経平均急落、終値1143円安】
で、大騒ぎだった!
NHK - 日経平均株価 13年ぶり急落
日本経済新聞 :東証大引け、急落 下落率は歴代10位【23日の東京株式市場で日経平均株価は急落し、前日比1143円28銭(7.32%)安の1万4483円98銭で引けた。前日比の下落幅は2000年4月以来、13年1カ月ぶりの大きさで歴代11位。下落率の大きさは歴代10位となった。】 日本経済新聞 :2013/5/23 15:43
このニュースにもあるように、下落率と下落額で言えば、証券関係者に
とっては、驚異的な暴落だったとの話し。
この暴落が、市場関係者にとって、どれ位驚異的であったかを見ると
① 下落幅では、13年1カ月ぶりの大きさで歴代11位
② 下落率では、歴代10位
③ 阪神淡路大震災、東日本大震災、リーマンショックを上回る下落幅
④ 日経平均225銘柄全てが下落
⑤ 午前中に一時1万6千円に達する高値後の、午後急落と云う驚き
⑥ 高値と安値の差「日中値幅」は、△1,458円もの暴落
⑦ 東証1部の売買高は76億5514万株、売買代金は概算で5兆8376億円
(速報ベース)と、ともに過去最高
この暴落の原因が中国の経済情勢に有ったと云うからまた驚き!
しかし、去年末から比べれば、それでも当時の水準以上の高値である。
明日の平均株価がどうなるかを見極めてから、パニックかどうか考えるべき。
今日の急落だけで右往左往するのは、浅はかだろうと思う。
下記のチャート(Kabtanサイトよりコピペ)を見ても解るように、
上げ潮で続いていたのが、ほんのちょっと下がったに過ぎない。
エコノミストの中でも「加熱しすぎる市場での一時的調整局面」と云う
意見も少なくない。
お小遣いで株をやっている方々は、この局面で売却してしまうのは
近視眼的な対応ではないかと思う。 (もちろん個人の御自由です)
このアオリを受けて?(どちらが先行したかは不明だが)円相場も
円安方向に続落して103円水準まで来ていたところを一気に100円水準まで
円高方向に振れたという。
外為17時 円、7日ぶり反発し101円台後半
日本経済新聞 :2013/5/23 17:22
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日経平均急落、終値1143円安
00年4月以来の下げ幅
日本経済新聞 速報 :2013/5/23 15:11
23日の東京株式市場で日経平均株価は急落し、終値は前日比1143円28銭(7.32%)安の1万4483円98銭だった。
下げ幅は2000年4月17日以来約13年1カ月ぶりの大きさで歴代11位を記録した。
朝方は円安を受け買いが優勢で始まり、一時は5年5カ月ぶりに1万5900円台に乗せる場面があった。
ただ、前引け前に英金融大手HSBCが発表した中国の5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化を受け、利益確定売りが膨らんだ。
日経平均は7営業日ぶりに1万5000円を割り込んだ。
株価指数先物の売買が主導する格好で指数は荒い値動きとなり、日中値幅は1458円と、2000年4月17日以来の大きさだった。
東証1部の売買高は76億5514万株、売買代金は概算で5兆8376億円(速報ベース)と、ともに過去最高となった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
日経平均急落、終値1143円安 13年ぶり下げ幅
朝日新聞 - 2013年05月23日(木)15時18分
23日の東京株式市場は、中国の経済統計の悪化をきっかけに全面安となり、日経平均株価が1100円を超えて急落し、1万4400円台で取引を終えた。午前中には一時1万5900円台をつけるなど乱高下し、1日の値動きは1400円を超えた。
終値は、前日より1143円28銭(7・32%)安い1万4483円98銭。下げ幅は2011年3月の東日本大震災直後や08年10月のリーマン・ショック後を超え、ITバブルが崩壊した00年4月17日の1426円安以来の大きさになった。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同87・69ポイント(6・87%)低い1188・34。東証1部の出来高は76億5千万株と、初めて70億株を超えて過去最高を記録。売買代金も5兆8376億円と過去最高をぬりかえた。
日経平均株価 13年ぶり急落
NHK - 2013年05月23日(木)15時51分
23日の東京株式市場は、このところの株価上昇に対する警戒感が強まるなかで、中国経済の先行きに対する懸念などをきっかけに、午後に入って全面安の展開となり、日経平均株価の終値は1100円以上急落して、終値としては13年ぶりの値下がり幅となりました。
23日の東京株式市場は、午後に入って売り注文が大幅に増えて全面安の展開となり、日経平均株価は急落し、1万5000円を割り込みました。
その後も下落は止まらず、結局、▽日経平均株価の終値は、22日より1143円28銭安い1万4483円98銭で、いわゆる「ITバブル」が崩壊した平成12年4月以来、13年ぶりの値下がり幅となりました。
▽東証株価指数=トピックスも、87.69下がって1188.34でした。
▽1日の出来高は、76億5514万株で、先月5日を上回って過去最高を更新しました。
これは、長期金利の上昇への懸念や、23日に発表された中国の製造業に関する経済指標の悪化で中国経済の先行きに対する懸念が強まったことに加え、外国為替市場で円高になったことなどによるものです。
23日の東京株式市場で日経平均株価は、取り引き開始直後には円安を材料に輸出関連の銘柄などが買われ、一時、300円以上値上がりしていましたが、午後には一転して、大きく急落し、乱高下する展開になりました。
市場関係者は、「このところの株価上昇が過熱気味だという警戒感が強まるなかで、中国で発表された製造業に関する経済指標が悪化したことをきっかけに大幅に売り注文が膨らんだ。下落幅が大きくになるにつれて投資家心理が冷え込み、さらに売り注文を呼ぶ展開となった」と話しています。
専門家「上昇ペース速すぎた」
株価の急落について、大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミストは「最近の株価の上昇は投機筋の資金が株価を上げてきたという面があり、その速さはスピード違反と言えるほど、ちょっとペースが速すぎた。このため、株価が上がるという楽観論がしぼむと、一気に投機筋の資金が引き上げられるという状況にあった。きょうの東京市場では、中国の製造業に関する経済指標の悪化で中国の経済が減速するのではという観測や、日米で長期金利が上がり、景気を冷やすといった観測など悪材料が重なったことで大きな反動が起きた。また、株価が下がると自動的に売り注文を出す取り引きシステムが広く利用されていることで、売りが売りを呼ぶ構造になっていることも株価急落の背景にある」と話しています。
東証大引け、急落 下落率は歴代10位 先物主導で乱高下
日本経済新聞 :2013/5/23 15:43
23日の東京株式市場で日経平均株価は急落し、前日比1143円28銭(7.32%)安の1万4483円98銭で引けた。前日比の下落幅は2000年4月以来、13年1カ月ぶりの大きさで歴代11位。下落率の大きさは歴代10位となった。朝方は米景気回復期待を背景に買いが先行し、一時5年5カ月ぶりに1万5900円台に乗せる場面があった。ただ、前引け前に英マークイットが発表した5月の中国の製造業購買担当者景気指数(HSBC中国PMI)の悪化を受け、利益確定売りが膨らんだ。1万5000円割れは7営業日ぶり。
米量的緩和の早期縮小への観測を背景とした円安進行の流れを受け、朝方は株価指数先物に断続的な買いが入り株高を主導。ところが午後に入ると一転して先物に利益確定売りがかさみ、日経平均の日中値幅は1458円と、00年4月以来の大きさになった。
後場は金融派生商品の株価指数オプションのプット(売る権利)を売っていた投資家のヘッジ目的の先物売りを巻き込み、一段と下げ幅を拡大した。日経平均は1万5000円の節目を上回るまでの上昇が急ピッチだったため、下げの反動も出やすくなったという。東証1部の売買高は76億5514万株、売買代金(概算)は5兆8376億円と、いずれも過去最高を更新した。
市場では「日米の金融緩和を背景とした株高局面には達成感が広がっており、業績の改善度合いを織り込むまではいったん調整含みとなる可能性がある」(マネックス証券の広木隆チーフストラテジスト)との声があった。東証1部の時価総額は1日で30兆円減り、412兆円となった。
東証株価指数(TOPIX)は5日ぶりに反落。前日比87.69ポイント安い1188.34と、10営業日ぶりに1200を下回った。
東証1部の値下がり銘柄数は1691で2007年3月以来の高水準だった。値上がりはわずか17で、横ばいは4だった。日経平均採用銘柄はすべての銘柄が下落した。
東電、トヨタ、野村が下げ、三菱自、三菱UFJ、みずほFG、三井住友FGが下落した。ソニーが6%安となった。
東証2部株価指数は大幅続落。マネパG、M2J、不二サッシ、高木が下落した。朝日インテクが高い。
円相場 一時100円台後半に値上がり
NHK - 2013年05月23日(木)17時45分
23日の外国為替市場は、株価が急落したことをきっかけに利益の確保を急ごうと、これまで値上がりしていたドルを売って円を買い戻す動きが強まったため、円相場は、一時、1ドル=100円台後半まで値上がりしました。
23日の東京外国為替市場は、午前中、アメリカの金融緩和が今後、縮小するという見方からドルを買って円が売られ、一時、1ドル=103円半ばまで値下がりしました。
ところが午後に入って日経平均株価が急落し、海外市場も開くと円を買い戻す動きが急速に強まり、一時、1ドル=100円台後半まで値上がりしました。
▽午後5時時点の東京市場の円相場は、23日に比べて85銭円高ドル安の1ドル=101円93銭~94銭でした。
▽円はユーロに対しても値上がりし、午後5時時点では23日に比べて1円81銭円高ユーロ安の1ユーロ=131円13銭~17銭でした。
▽ユーロはドルに対しては1ユーロ=1.2864~65ドルでした。
市場関係者は、「このところ急なペースで株高や円安が進んでいたことから投資家の間で警戒感が高まっていた。このため、株価が急落したことをきっかけにこれまで値上がりしていたドルを売ってひとまず利益を確保しようという動きが強まった」と話しています。
外為17時 円、7日ぶり反発し101円台後半
株大幅安で値幅2円超
日本経済新聞 :2013/5/23 17:22
23日の東京外国為替市場で円相場は7営業日ぶりに大幅反発。17時時点では1ドル=101円84~87銭近辺と、前日の同時点と比べ94銭の円高・ドル安で推移している。米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和策をめぐる思惑から朝方は安く始まったが、低調な中国の経済指標をきっかけに株式市場で日経平均株価が大幅に下落したことを受けて円買いが強まった。午後に入って上昇に転じた。
英金融大手HSBCが発表した5月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が前月比で悪化したことをきっかけに、日経平均が下落した。この動きにつれて投資家が運用リスクを回避する姿勢が強まった。低リスク資産とされる円が買われるとの見方が広がって、円買い・ドル売りが促された。
日経平均が下げ足を速め、終値の前日比下落幅が1143円28銭安と13年1カ月ぶりの大きさとなった。投資家心理は徐々に悪化。損失限定(ロスカット)の円買い注文を巻き込んで、円は15時すぎに101円43銭近辺と14日以来の円高・ドル安水準に上昇した。
朝方は円売りが先行した。FRBのバーナンキ議長は22日、議会証言で「今後数回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で証券購入を減らす可能性がある」と述べた。FRBが想定よりも早く緩和策を縮小するとの見方が広がって、前日の海外市場で円売り・ドル買いが出た流れを引き継いだ。円の安値は103円57銭近辺だった。
9~17時の値幅は2円14銭程度となった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに大幅反発。17時時点では1ユーロ=131円02~06銭近辺と同1円92銭の円高・ユーロ安で推移している。対ドルでの円買いが波及して、円は対ユーロで上昇した。一時130円25銭近辺と、9日以来約2週間ぶりの円高・ユーロ安水準に上げ幅を広げた。
ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反落。17時時点では1ユーロ=1.2863~66ドル近辺と、同0.0071ドルのユーロ安・ドル高で推移した。FRBの金融政策をめぐる思惑から、ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。
16時30分に英金融情報会社マークイット・グループが5月のドイツの製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表した。結果は49.0と市場予想を上回ったため、ユーロ買いを誘った。
東京円、一時101円台まで円高進む 日経平均急落受け
朝日新聞 - 2013年05月23日(木)15時30分
23日の東京外国為替市場の円相場は、午後に入ると日経平均株価の大幅下落を受けて、比較的に安全な通貨とされる円を買う動きが強まり、一時、1ドル=101円台半ばまで円高が進んだ。101円台をつけるのは、16日以来7日ぶり。同日午前の取引では、4年7カ月ぶりに1ドル=103円台まで円安に振れていて、株式市場同様に荒い値動きとなっている。
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