経済界では、日銀の大幅金融緩和(早い話が円札を増刷するだけ?)で、
日経平均株価が一時前日終値比で500円超の急騰を見せ、円相場も一日で
4円も安くなるなど、為替取引や株投資で儲けている人々を大いに喜ばせている。
【日経平均株価2日連続動向】
2013年4月4日 09:00 - 5日 15:00
【ドル vs 円 為替相場】
2013年4月4日 11:00 - 5日 11:00
しかし、冷静な見方をする人は、これは金融面だけの話であり、働く人の
賃金や、実体経済が上向かない限りバブルに終わり、庶民には生活必需品等の
大幅値上げと云う打撃だけになる可能性があるとのこと。
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そういう浮かれた話をマスコミがこぞって流しているさなかに、その裏で、
又もや、福島第一原発で【緊急事態】に至る可能性が高い事故発生!
福島第一原発3号機 燃料プール冷却停止
NHK - 2013年4月5日(金) 16時39分
NHK による、燃料プールの位置を示す画像
もちろん、東京電力も『事故を起こしたくて起こしている訳ではない』
ことは分かるが、「原発を管理する能力がない」ことは再び証明された。
産経新聞では、
【原子力規制委員会の田中俊一委員長は「こういうことはあってはならない。回復の見通しを速やかに住民に知らせられるよう急いでほしいとメモを送った」と語り、情報提供の迅速化を指示したことを明らかにした。】
と報道。 (産経新聞) - 2013年4月5日(金)15:39
NHK の 画像(上記)は、爆発していない正常なもので、
産経新聞 の この画像が実際の福島第一原発3号機
朝日新聞も短い記事を書き、
福島第一原発3号機、使用済み核燃料プールの冷却停止
(朝日新聞) - 2013年4月5日(金)15:05
最後にひと言
【3月18日に大規模な停電があり、1、3、4号機の
プールの冷却が止まるトラブルが起きたばかり。】
と言っている!
この調子だと、廃炉にしても数々の事故が起こるのだろうな!
と思わせる“高度な”作戦だったりして・・・ (-_-;)
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福島第一原発3号機 燃料プール冷却停止
NHK - 2013年4月5日(金) 16時39分
福島第一原子力発電所で、3号機の燃料プールの冷却システムが停止するトラブルが発生し、東京電力は、5日中に冷却システムを復旧させたいとしています。
5日午後2時半ごろ、福島第一原発の3号機にある燃料プールの冷却システムで、電源系統が故障したことを示す警報が作動し、東京電力が確認したところ、冷却システムが停止していました。
3号機のプールには使用済み燃料が514本、使っていない燃料が52本の、合わせて566本が保管されていて、プールの温度は午後2時現在で15.1度でした。
水温の上昇は、1時間当たりおよそ0.15度と想定されていて、東京電力の安全上の規定で定められている65度に達するまでに、およそ2週間あるということです。
このトラブルで、原発周辺の放射線量を測定しているモニタリングポストの値に変化はないということです。
福島第一原発では、先月18日に発生した停電に伴って、1号機と3号機と4号機の燃料プールの冷却システムなどが最大29時間停止したトラブルが起きていて、屋外にある仮設の配電盤に入り込んだねずみが端子の間に挟まってショートしたことが原因と分かっています。
東京電力が5日のトラブルについて調べたところ、電気系統のうち、屋外のコンテナに設けられた「動力盤」と呼ばれる電気を分岐する設備で、先月のトラブルを受けて、小動物が入らないよう金網を設置する作業をしていたところ、動力盤の故障を示す警報が作動したということです。
東京電力は、金網の設置作業と5日のトラブルとの関係を調べるとともに、5日中に冷却システムを復旧させたいとしています。
福島原発の冷却停止「大至急、対策講じたい」 東電社長
(産経新聞) - 2013年4月5日(金)15:39
東京電力の広瀬直己社長は5日の衆院予算委員会で、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したことについて「このところトラブルによる停止が続いており、ご心配をかけている。大至急、原因を究明して対策を講じたい」と述べた。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は「こういうことはあってはならない。回復の見通しを速やかに住民に知らせられるよう急いでほしいとメモを送った」と語り、情報提供の迅速化を指示したことを明らかにした。
福島第一原発3号機、使用済み核燃料プールの冷却停止
(朝日新聞) - 2013年4月5日(金)15:05
5日午後2時半ごろ、東京電力福島第一原発3号機の使用済み核燃料プールの冷却システムが止まった。発電所内の免震重要棟で電源関係の故障警報が発生した。東電が現場の確認作業を進めている。周辺の放射線の計測値に異常はみられないという。
東電によると、同日午後2時時点のプールの水温は15・1度。温度上昇は1時間あたり0・14度で、自社の保安規定で管理の目安として定める65度に達するまでは約2週間あるという。
3月18日に大規模な停電があり、1、3、4号機のプールの冷却が止まるトラブルが起きたばかり。
3号機プールの冷却が停止 東電が原因を調査中
(産経新聞) - 2013年4月5日(金)15:18
東京電力は5日、福島第1原発3号機の燃料貯蔵プールの冷却装置が停止したと発表した。原因を調べているが、電源トラブルの可能性があるという。
東電によると、同日午後2時27分に、事故対応拠点の重要免震棟で警報が発生し、冷却が停止していることが判明したという。プールの水温は同日午後2時の時点で15・1度。東電は安全確保のため、プールをそれぞれ65度以下に管理するよう目標値を設定しているが、65度に到達するまでには、2週間程度の余裕があるとみられる。
燃料貯蔵プールの冷却をめぐっては、3月18日に発生した停電で最大29時間にわたり冷却が停止するトラブルが発生したばかり。このときは仮設配電盤が停電の原因となったが、現在はこの仮設配電盤は使われていないという。
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